薄くてスタイリッシュな収納ボックス!トーマ「V-TISS LIGHT」

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リビング&デザイン2018

”住まいと暮らしのリノベーション”をテーマにした国際見本市「LIVING&DESIGN2018」(場所:大阪南港ATCホール/会期:10月10日~12日)に行ってまいりました。昨年はバタバタして行けなかったので2年ぶりのことです。

インテリアを中心とした住環境に携わる人たちのための商談会、といったほうが分かりやすいでしょうか。家具、金物、壁材、床材、布など、先進的な商材をいろいろ見ることができます。

今回は直前まで行くつもりがなかったのですが、ただひとつ気になる商品があったので行くことにしました。その商品とはトーマの「V-TISS LIGHT」です。

 

トーマ・V-TISS LIGHT

トーマ・V-TISS LIGHT

出典:トーマ

出不精の私が大阪の僻地から1時間以上も車を走らせて見に行った、というだけでも十分インパクトがあるのではないでしょうか。もちろん、その甲斐あったと満足しております。

トーマの「V-TISS LIGHT」(上写真)はどこにでもあるような収納ボックスにも見えますが、板が薄くてスタイリッシュな雰囲気を持っています。

「なんだ、薄いだけか」と思うことなかれ。当たり前のことですが、板を薄くすれば強度が足りません。薄くできたのには理由があるはずで、その理由を自らの目で確かめたくてわざわざ山を下りて見に行ったわけです。



秘密はVカットされたアルミ補強材

秘密はVカットされたアルミ補強材

私はてっきり芯材にL字金具を仕込んでいるものと思っていました。しかし実際はそうではなく、トーマが建具の製造で培ったノウハウのひとつである「Vカット工法」に合わせて、あらかじめ斜めにカットしたアルミ補強材を仕込んでいたのです。

このV字の部分で折り曲げると、接合面はシッカリとすき間なくくっつき、外側は継ぎ目なくキレイに仕上がるというわけですね。

 

エッジを利かせたカットで薄さを強調

エッジを利かせたカットで薄さを強調

アルミ補強材を仕込んでいるので薄くできました、という単純な話でもありません。実は「V-TISS LIGHT」の外箱の板厚は8mmもあり、そんなに薄いわけでもありません。アイリスオーヤマのCBボックスの板厚が12mmですから、それより3割ちょっと薄いだけと言うこともできます。

しかし、「V-TISS LIGHT」の外箱は実際の数字よりも薄く見えます。これは全体のサイズが大きいから相対的にそう感じるだけではなく、縁の部分にエッジを利かせているためです。分かりやすく言うと、包丁の刃先のような形状というわけですね。

 

ユニットは付属の金具で連結可能

ユニットは付属の金具で連結可能

「V-TISS LIGHT」はただオシャレな収納ボックスというわけではありません。意外なほど細部まで配慮されています。

ボックスユニットには上写真の連結金具が2つ付属しており、アーレンキーで固定することができます。こういう部分がプラスネジだと舐めてしまいがちですけど、六角レンチならその心配がありません。

なお、上写真では背面はMDFむき出しとなっていますが、オーダーすれば正面と同様にオレフィン系樹脂化粧シートに変更してもらえるそうです。追加料金なしで(笑)

 

引出しは四方囲い構造

引出しは四方囲い構造

「V-TISS LIGHT」のボックスユニットにはインサート式のオプションユニットがいくつか用意されています。引出しも用意されているのですが、これが意外とシッカリできていて四方囲い構造(箱組構造)になっているのです。

四方囲い構造は前板が外れにくく丈夫です。いくら国産品の完成品とは言え、ここまでこだわって作られているとは驚きました。

 

石膏ボード壁への取り付けが簡単

石膏ボード壁への取り付けが簡単

出典:トーマ

「V-TISS LIGHT」シリーズにはハーフ浅型というタイプがあり、石膏ボード壁に取り付け可能となっています。この取り付け方がユニークで、女性でも簡単にできるのです。

ハーフ浅型の背面の金具に壁側の樹脂パーツをセットして壁に押し当て(上図1)、壁に付いた目印の場所に樹脂パーツを小釘で固定し(上図2)、そこにユニット背面の金具を引っ掛けるだけという仕組みです。こういう石膏ボード壁用ウォールシェルフの多くは2ヶ所以上の固定具の取り付けに台紙を使うことが一般的ですが、その必要がないわけですね。

 

正方形の内寸は縦横376mm

トーマ・V-TISS LIGHT

基本となる正方形のユニットの内寸はW376×H376×D281mmとなっており、A4ファイルが十分入る大きさです。家の設計図書など大判のファイルや角2封筒でも問題なく入ることでしょう。

 

「V-TISS LIGHT」シリーズはボックス1つあたり税別1~3万円というところで、決して安くはありません。しかし、そこは建具メーカーですから品質管理は大変すばらしいと思います。建具はクレームになると、ちょっと簡単には交換というわけにはいかないですからね。そのノウハウが活かされていると思います。

しかも表面材はいわゆる強化化粧紙ですが、パッと見た目は天然木と見間違えるほどです。デザイン、品質、質感の面で、割高さを感じる人は意外と少ないのではないでしょうか。

なお、「V-TISS LIGHT」シリーズは常時取り扱っている店舗が今のところなく、百貨店の催事などでご購入いただくか、ネット販売となるようです。ですが、機会があれば是非一度ご覧いただければと思います。

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