一昔前はカラーボックス用のインナーボックスと言えば、ダンボールやファブリックでできたものが一般的でした。見た目にチープで、耐久性もなく、今に比べると選択肢も多くはありませんでした。
しかし、最近はプラスチック製のものが増えました。見た目にもオシャレなものが増え、耐久性の面でも心配ありません。
特にニトリでも販売されているサンイデア(サンカ)の「squ+インボックス」(下写真)はコスパが良いだけでなく、シンプルかつ積み重ねができ、サイズバリエーションも豊富なのでオススメです。
とは言え、コスパなど合理性を追求しすぎると、インテリアとしては面白味がなくなってしまいかねません。また、このくらいのサイズは何を入れても収まりが良いのですが、ちょっと深すぎると感じることも多々あります。
そんな風に思ったときは、山崎実業の「ファボリ」がオススメかもしれません。
山崎実業・ファボリ
TOWERシリーズなどでお馴染みの山崎実業が作る「ファボリ」は、一般的なカラーボックス用インナーボックスと同等の大きさのポリプロピレン製ボックスです。ただ、合理的な寸法の箱ではなく、上部は三角屋根のような形状となっており、持ち手部分は天然木を使っています。
持ち手が付いているので雑貨を入れて持ち運ぶのに便利なだけでなく、インテリアとしてのアクセントにもなります。決してサンイデアのインボックスが悪いわけではありませんが、それよりもオシャレっぽい雰囲気を得ることができます。
また、カラーボックス用インナーボックスと比べて浅いので、雑貨を入れたときに深すぎて取りづらいと感じることがありません。上写真のようにボトル類を入れたときも、中身が見えやすくて便利でしょう。
なお、ファボリにはホワイトのほか、ベージュ、ブラウン、ブルーの3色が揃っています。
トスカっぽいデザイン
ファボリのデザインを見て、同じく山崎実業のトスカ(上写真)を思い浮かべた方もいらっしゃることでしょう。トスカは基本的にスチール製ですが、ファボリと同じく天然木をあしらっているのが特徴です。
しかし、ファボリはあくまで別のシリーズのようです。とは言え、現在のところ、ファボリには今回紹介したアイテム1つしかありません。今後、トスカのようにラインナップが増えていくのでしょうか。
ちなみに、ファボリはamazonでも楽天市場でも価格が税込2,484円で固定されています(2018/04/29現在)。山崎実業のほかの商品は自由に価格設定されているのに、ファボリだけが特別扱いになっているのはちょっと奇妙です。
不思議に思って山崎実業の他の商品も確認してみたところ、山崎実業の最近の商品はほぼ値引き販売されていないことが分かりました。値引きしなくても飛ぶように売れるからそうなっているのか、どこかから圧力が掛かってそうなっているのか。謎は深まるばかりです。
【関連記事】
コメント