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「年末にやってはいけない片づけ」を意識して新年に弾みをつけよう

年末にやってはいけない片づけ・イメージ

早いもので、今年も残すところあと10日余りとなりました。我が家のように別に正月と言ってもいつもと変わりないというお宅も少なくないと思いますが、それなりに新しい年を迎える準備をしたいというのもまた本音でしょう。そんな方々のために、”オトコたちの家事を楽しくするwebマガジン”「家men」に年末向けの収納マンの記事を掲載しましたのでお知らせします。

年末の大掃除にやってはいけない片づけ&やっておきたい片づけ - 家men | オトコたちの家事を楽しく。毎日を楽しく。-パパ応援WEBメディア-
家庭の片づけの悩みを解決する“収納マン”が、大掃除の片づけのコツを伝授! 年末にやるべき片付けとやっちゃいけないこととは?年末の限られた時間で効率よく大掃除を済ませたい方、必読ですよ。

ともすれば、あれもこれもやっておいたほうが良いとタスクを詰め込みがちな年末です。掃除も片づけもやらないよりはやったほうが良いと考えていると、すべてが中途半端に終わりかねません。ですからここは敢えて、やらないで良いこととやったほうが良いことは明確に分けて効率良く進めましょうというのが今回の記事の趣旨でございます。

今回の記事は我ながら目のつけどころがシャープだったなーと自画自賛していたら、同じようなことを考える人がほかにもいたんですね。最近ご紹介する機会が多い、ダイヤモンドオンラインに連載中の「家族の片づけコンサルタント」seaさんの記事です。

年末に大掃除は不向き?「頑張っても片づかない」失敗の回避術
12月と言えば大掃除。家事代行サービスも年末は掃除の依頼が急増、いわゆる繁忙期です。しかし、年末は本来、大掃除に向いていません。気温が低いので汚れもゆるみにくく、寒い中、水回りや窓の掃除をして風邪をひくリスクもあります。

まるで私がこの記事をモチーフに家menに寄稿したように思われかねないのですが、もちろん私の入稿はもっと前の話ですのでパクってはいません(笑)ともあれ、今回は2つの記事に共通するポイントをピックアップしてまいりたいと思います。

 

無計画に手を広げ過ぎない

【片づけの失敗パターン】
物を広げるだけ広げたところで、どうすればいいか途方に暮れてしまう
出したものをただ戻して終わりになってしまい、今ひとつ変化がない

【掃除の失敗パターン】
細かい汚れ落としに夢中になって時間を消耗、全体が終わらなくなる
がんばった割に見栄えせず、がっかりする

引用:ダイヤモンドオンライン

これは年末に限らず、掃除や片づけをする際に実に多いパターンです。基本的に掃除や片づけが苦手とおっしゃる方は几帳面なんです。やり出したら完璧に終わらせたいという願望が強く、しかもあれもこれもと手を広げがち。

やるべき場所と時間をあらかじめ計画して、作業を始めたら計画を逸脱しないように気を付けることが大切です。基本的に「ついでにやってしまおう」という考えは捨ててください。



物の量をコントロールする

年末は特に(1)の、物の棚卸しに絞って取り組むのがいいでしょう。「ゴミ収集に間に合うように不要品をまとめよう」「お正月はすっきりした部屋で過ごしたい」など具体的な期限があると、作業が進めやすく、地味な棚卸し作業にも勢いがつきやすいからです。

引用:ダイヤモンドオンライン

私が年末に冷蔵庫の中の片づけや、電球や電池などのストックをチェックすることを推奨しているのは、まさにこの部分ですね。事前にモノの量をコントロールしておけば、年末ギリギリになって慌ててなくて済みます。また、その後の作業の動線がスムーズになります。

 

物は「全出し」しないのがポイント

物の棚卸し作業というと、基本は「全出し」と思いがちですが、実際はとても時間と労力がかかり、ここで疲れて挫折する人はとても多いようです。そのため、プロは「場所を区切って出す」手法を使います。

引用:ダイヤモンドオンライン

これは興味深い指摘です。片づけのプロとしてはおそらく共通の認識ですが、とあるベストセラーで「家中の洋服を全部出して片づけ祭り」などという無茶なやり方が推奨されたことで、「家中全出し」がベストな方法だと思われている方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、現実的に考えればそれは困難ですので、一般的には「場所を区切って出す」のが正解と言えます。

 

1回の作業時間は「3時間」で区切る

私は「タスカジ」として働くとき、1回の作業時間は「3時間」で区切っています。人間が集中して作業できるのは1日に3時間程度だということを心得ないと、ぎりぎりまで物を出す作業に没頭し、突然、集中力や体力が途切れてしまうことになりかねません。

引用:ダイヤモンドオンライン

これも計画のうちに含まれるかなと思うのですが、意外と重要なことです。それこそ、モノ別に家中の洋服を集めてきてしまったり、片づけも掃除も一緒に済ませようとすると、朝から晩までエンドレスになりがちです。片づけが苦手だという方は基本的に頑張り屋さんが多いので、こういう事態に陥りがちです。

3時間で区切るというよりも、その続きの箇所で書かれているように、クローゼット、下駄箱、食品庫など、スペースを区切って進めるのが得策です。できれば1時間程度でできる範囲で区切って、連続作業時間は最高3時間までと考えたほうが良いですね。

 

年末大掃除のコツは「見栄え×達成感」

基本的に「手間はかかるが見栄えのしない掃除」は、気持ちよく新年を迎えられればいいという程度の年末の大掃除では“コスパが悪い”のです。

引用:ダイヤモンドオンライン

私の記事ではもっとも大切なことを最初に書きましたが、seaさんの記事では最後に書かれています。やっても見栄えがしない、達成感も得られないような片づけや掃除は、年末の忙しいときにやるものではありません。だから書類の片づけは年末にやらないほうが良いのです。

ダイニングテーブルの上の書類を片づけるのは必要なことだと思いますが、それをどうするかが問題です。袋や箱に詰めて他の場所に移動すれば元の木阿弥になりかねません。かと言って1枚ずつチェックし始めると、結局それに時間を取られることになります。年の瀬が迫ってから「習慣を根本的に変えよう」と言うのも今さら感があります。

ですから、書類の片づけはやってはいけないとまでは言えません。これも年が明けてからちゃんと片づけるという計画を立てるようにしたいところです。

 

以上で述べたことを意識すれば、年末の片づけで失敗することはないと思います。一言でまとめるとすれば、無計画に一気に片づけてしまおうとせず、掛ける時間と労力に対してどれほど見栄えが向上するかをイメージできるということが大切というわけですね。

この時期は、年末だから、この機会に、ついでに、などという言葉が聞かれがちですが、そもそも片づけというものは普段から習慣的におこなうべきものです。一気にやろうとすればするほどリバウンドしかねないと考えて、無理をせずにゆったりとした気持ちで年末を過ごしていただければと思います。

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