玄関やリビングダイニングにちょっとコートなどを掛けておきたいときに便利なのがポールハンガーです。翌日に着ていく洋服をセットしておいたり、袖を通した洋服をすぐにクローゼットに戻したくない場合などに使うこともあると思います。
しかしポールハンガーは、ついつい掛け過ぎてしまって生い茂った木のようになってしまうことがあります。それはポールハンガーは木の幹から枝が伸びたような形状のものが多いためです。
あまり掛け過ぎないように気を付ければ良いのですが、分かっちゃいるけどやめられない現実…。でも、これなら掛け過ぎてしまう心配は少ないかもしれません。
※この記事は2018年9月21日時点の情報に基づいています
山崎実業・コートハンガーsmart
山崎実業の新商品「コートハンガーsmart(スマート)」(上写真)は、木の幹に枝が生えたような形状ではなく、T字型をしています。そのため、洋服を何枚か掛けても自然に向きが揃い、生い茂った木のようになりません。
また、腰高に小さなフックがあるので、そこにバッグなどを掛けることができます。ついつい床に置いていたバッグの定位置として最適なのではないでしょうか。
ちなみに上写真のホワイト(4080)のほか、ブラック(4081)もあります。
山崎実業・ランドセルスタンドsmart
山崎実業の「コートハンガーsmart」は、実は1年ほど前から販売されている「ランドセルスタンドsmart(スマート)」(上写真)によく似ています。シリーズ名称が同じなだけでなく、全体がT字型のシルエットで、中央にフックが付いているという点でも似ています。ハンガー部分の耐荷重が10kgで、フックが2kgという点も同じです。
一方で最大の違いは全高です。コートハンガーの高さが140cmなのに対し、ランドセルスタンドは100cmです。100cmと言えば新入学児童の平均身長より少し低い程度なので、この高さにランドセルを持ち上げるのは容易ではないのですが、それはさておき子供向けに低く作られていることが分かります。
また、コートハンガーは中央のフックが2つですが、ランドセルスタンドは4つです。小学生は巾着袋などが多いのでフックを多めにしているのでしょう。なお、ランドセルスタンドにはハンガー近くにもフックがひとつあり、計5つとなっています。
ちなみに、コートハンガーのハンガー部分の両端に出っ張りがあり、洋服が落ちないようになっています。ランドセルスタンドのほうにはこれがありません。
個人的には、ランドセルハンガーのほうは新入学児童がランドセルを掛けるには無理がある高さのため、あまりオススメしたいとは思えません。実用性云々というよりはあくまで見た目重視の商品でしょう。
一方で、コートハンガーのほうはたくさん洋服を掛けても木が生い茂ったようになりにくく、見た目が良いばかりか使いやすいと感じます。バッグなどを掛けるのに適したフックが付いているところも評価できます。
売れ筋のポールハンガーの価格が2,000~3,000円台であることを考えると高価ですが、実用性、インテリア性ともに、満足度の高い商品と言えるのではないでしょうか。
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