前回は100円ショップのセリアで販売されている山田化学の「ラッセバスケット」を紹介しました。
ラッセは全体が100均のプラ箱にありがちな網目状ではなくフラットでマットな質感が素敵です。しかし、使い方や置き場所によっては持ち手部分が邪魔に感じることもあるでしょう。
私もそう感じました。この持ち手がなければ、3段カラーボックスにも収まりが良く、キッチンの吊り戸棚に入りやすいかもしれません。
そこで、ラッセの隣を見ると、持ち手がないタイプもあるじゃありませんか!…と思ったら、それは山田化学のラッセではなく、ヒマラヤ化学工業所の「ライナケース」というものでした。
※この記事は2018年2月26日時点の情報に基づいています
ヒマラヤ化学工業所・ライナケース@セリア
こちらがセリアで販売されているヒマラヤ化学工業所のライナケースです。山田化学のラッセから持ち手部分を削り、代わりに両面に四角い穴を開けた形状です。
全体のスクエアな感じやマットなポリプロピレン製という点も同じ。また、ラッセ同様に日本製です。
ラッセバスケットとの比較
ライナケース(上写真左)とラッセバスケット(同右)を並べて比較してみましょう。先ほど説明した通り、ライナケースは手前に持ち手の出っ張りがなく、手前と奥にラッセ同様の四角い穴があります。
また、写真ではちょっと分かりにくいですが、ライナケースは上の縁に角材をくっつけたように縁取られている一方、ラッセはやや厚みを持たせているだけという違いもあります。
ライナケースのサイズ一覧
型 | サイズ(mm) |
---|---|
L | 260×190×115 |
M | 220×160×130 |
スリム | 260×126×115 |
サイズラインナップが5種類あったラッセに対し、ライナケースは3種類です。また、ラッセは最大でA4サイズまでありましたが、それに比べるとライナーケースは小さいです。L型やスリム型の長辺が260mmであることを考えると、3段カラーボックスに合わせた寸法にしていると考えられます。
私が行ったセリアに並んでいたライナケースのカラーはホワイトのみでした。しかしながら商品に貼り付けられたバーコードのところにはホワイトを示す「W」の表示があることから、他のカラーバリエーションもあるのかもしれません。
以上の通り、パッと見た感じヒマラヤ化学工業所のライナケースと山田化学のラッセバスケットは似ているように見えるのですが、ライナケースはカラーボックスに適したサイズである一方、ラッセバスケットはA4用紙やB5用紙など、収めるモノの大きさに合わせやすいサイズ展開と言えます。
品質的にはいずれも同程度に良くできているので、カラーボックスで使うならライナーケース、収納物に合わせて選ぶ場合はラッセを使うのが最適と言えるでしょう。
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