我が家ではバスルームで「詰め替えそのまま」を使っています。家族にはすこぶる好評で、もう一つ買い足したいと言われるほどです。
一方、私が感心しているのはむしろタオル掛けのほう。これだけたくさんシャンプーなどのパウチを吊り下げてもビクともしないし、フックの位置を左右にズラすにも便利だと感じるからです。
それで、バスルームだけでなくリビングにもタオル掛けのようなものがあったら良いんじゃないかと考えていました。でも、普通のタオル掛けでは不自然なんですよね。かと言って、それに代わるものがちょっと思い当たりませんでした。
ところが、そんな私の思いがテレパシーのように伝わったのでしょうか。和気産業からまるでタオル掛けのように便利に使えるDIYパーツのシリーズが発売されたのです。
※この記事は2022年3月3日時点の情報に基づいています(2023年8月28日一部更新)
和気産業・Kabette(カベッテ)
ハンガー300mm/600mm
和気産業の新商品「Kabette(カベッテ)」は主にネジ2本で留めるだけのシンプルな壁面収納DIYパーツです。基本的にスチールワイヤーでできており、見た目も使い勝手も分かりやすくて様々な使い方が想定できます。
カラーバリエーションは黒、白、真鍮の3色展開。DIYっぽさが色濃く出る黒、敢えて存在感を出さない白、ちょっとゴージャスな感じになる真鍮。いずれも魅力的です。
タオル掛けのような「ハンガー」は300mmと600mmの2サイズが用意されているので、設置スペースに合わせてチョイスすることができます。
S字フック55mm~300mm
前述の写真にも映り込んでいる通り、「S字フック」も用意されています。別にこんなのは市販品でも十分なんじゃないかと思ったりもするのですが、そこは和気産業。55mm、80mm、100mm、150mm、200mm、300mmと、全部で6サイズも用意しています。
アクセサリBAR
ハンガーのちょっと違うタイプとして、アクセサリーを掛けるのに便利な「アクセサリBAR」も用意されています。上写真中央の「ピアス・イヤリング用」のほか、「ネックレス用」もあるというのは芸が細かいですね。
J型フック
基本となるネジ2本で固定できるシンプルなスチールワイヤーという構造に戻りまして、お次は「J型フック」。こういうのはどこにでもありそうで、今まで意外となかったのではないでしょうか。
ハンギングフック
「ハンギングフック」は奥行約130mもある長いフック。植木鉢を吊るしたり、コートを2~3枚掛けたりするのに良さそうです。
リュックフック
これは珍しい。「リュックフック」はその名の通りリュックの肩ひもを掛けられる形状のフックです。これだけでもカベッテのシリーズを手に取ってみたくなる人は少なくないのではないでしょうか。
BOOKフック
「BOOKフック」は本の表紙がよく見える状態で壁にディスプレイできるフックです。本をディスプレイできるパーツはこれまでにもありましたが、これはこれで素敵ですね。
シェルフ4~12インチ
「シェルフ」はいわゆる棚受け金具。一般的には棚板1枚に対して左右の端に1つずつ設置して支えます。「1×4材1枚用」、「1×4材2枚用」、「1×4材3枚用」、つまり奥行4インチ用、8インチ用、12インチ用の3サイズが用意されています。2枚用には棚板を固定するネジ穴が2つ、3枚用には同じく3つ穴が設けられています。
ギザギザ棚支柱+ギザギザ棚受
最後は2つまとめてご紹介。「ギザギザ棚支柱」は波打ったような形状の棚柱で、400mm、600mm、900mmの3サイズがあります。「ギザギザ棚受」はギザギザ棚支柱と壁のすき間に挿し込んで設置する棚受け金具で、こちらも1×4材1枚用から3枚用までラインナップされています。
この取り付け方は新しいですね。これなら棚板の高さ調整が簡単にできて便利だと思います。
以上、カベッテのラインナップを10アイテムご紹介しました。それぞれにバリエーションがあり、カラーも3色用意されているので、総アイテム数は69アイテムに上ります。
気になる価格はDIY FACTORY ONLINE SHOPの場合、税込319円289円から1,490円1,408円。セリアで売っている同様のものと比べると割高ではありますが、サイズが全然違いますし、これだけラインナップがあるのですからトータルコーディネートしやすいと思います。
ただし、ネジで固定するため、石こうボード壁の場合は下地が必要です。商品写真のようにOSB合板を立てて壁の一部をアクセントにしたうえでカベッテを活用すると良いかもしれませんね。
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