以前の住まいでは、無印良品の「ポリプロピレンスタンドファイルボックス・ハーフ」(廃番)を「かけまくり」で石膏ボード壁に取り付けてマガジンラックにしていました。
これはとても便利だったんですけど、強い力が掛かるなどして時々外れることがあったんですね。今ならカモ井加工紙のマスキングテープと3M(スリーエム)の「スコッチ 超強力両面テープ 粗面素材用」で壁に貼り付けると思いますが、当時はそんな知恵がありませんでした。
でも、もし今回ご紹介する山崎実業の新商品があれば、迷わずそれを選んだと思います。
※この記事は2021年7月27日時点の情報に基づいています
山崎実業・キッチンカウンター横 収納ラックTOWER
山崎実業の新商品「キッチンカウンター横 収納ラックTOWER」は、ランチョンマットや雑誌を立てるのにちょうど良い柵の付いたウォールラックです。商品名は「キッチンカウンター横」となっていますが、リビングやトイレなどでもまったく問題ないと思います。
上写真のホワイト(5476)のほか、ブラック(5477)もあります。
付属の石こうボードピンで取り付け可能
こちらの商品は木ネジのほか、付属の石こうボードピンで取り付けることもできます。
前回ご紹介した「ウォールペーパーホルダーTOWER」も同様に石こうボードピンが付属していますが、これまでの山崎実業の商品では珍しい存在です。ウォールシェルフとしては、以前に我が家で使っていた同社の「ウォールシェルフRIN(リン)」(廃番)以来かもしれません。
形状は「神札ホルダー」に似てるが…
キッチンカウンター横収納ラックTOWERは「神札ホルダーTOWER」(上写真)に似ています。ですが、サイズがまったく違って、前者は600×85×180mm、後者は250×40×80mmとなっています。つまり、幅、奥行、高さともに倍以上なのです。
おまけに、神札ホルダーには石こうボードピンが付属しません。ネジ穴の位置は同じだし、神札ホルダーのほうが耐荷重が小さくて済むはずです。にもかかわらず両者で対応が異なるのは、最近になって山崎実業の方針に変化があったということでしょうか。
今後、山崎実業の商品で石膏ボード壁対応のものが増えていくかもしれないと考えると、素直にうれしいですねー。
耐荷重3kg、フック2ケ付き
キッチンカウンター横収納ラックTOWERは耐荷重が約3kgとなっています。マガジンラックとして使う場合はA4版の雑誌を2冊並べてまだ十分余裕があるくらいなので、それくらいあると安心です。また、写真のようにリモコンやタブレット端末、水筒などを収めても問題ないでしょう。
なお、樹脂製フックも2つ付いています。こちらは1つあたり耐荷重約250gです。
トスカver.もあり
キッチンカウンター横収納ラックはTOWERだけでなく、「tosca(トスカ)」バージョンもあります(上写真)。何が違うって、柵の部分がスチールから天然木の丸棒に変わってるだけですが、少しでもナチュラルな雰囲気にしたい場合は良いかもしれません。
以上の通り、山崎実業の新商品「キッチンカウンター横 収納ラックTOWER」はマガジンラックとして使うのに最適だと個人的には思います。奥行内寸が75mmもあるので、雑誌以外にもいろいろ収納することができそうです。
また、ここのところ山崎実業は石膏ボード用ピンを採用するケースが増えているので、今後も対応商品を増やしてくれるんじゃないかと期待してしまう商品でもあります。ただ、ピンを3本使うタイプは結構面倒。この商品のように柵と穴が重なる位置にある場合はピンを挿すのが大変だと思います。「かけまくり」を使うのもひとつの方法ですが、マステ+両面テープで貼り付けたほうが確実かもしれないと個人的には思います。
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