家庭内で配線に気を配ることはとても大切です。特に小さな幼児がいるご家庭では、プラグを引き抜いてしまったり、コンセントに異物を突っ込んでしまう危険性があります。また、最近はトラッキング防止プラグが一般的になっているとは言え、ホコリが積もって火災に繋がる恐れもあります。タコ足配線だったり、電源タップを床に転がしていることで転倒事故に繋がる可能性もあるでしょう。
さらに、見た目の問題。タコ足配線も床に転がった電源タップも見た目を損ないます。基本的に配線が美しくない状態は様々な危険が潜んでいる状態と言っても過言ではないでしょう。
というわけで今回は、幼児のいたずらを防止するとともに、ホコリによる火災を防ぐコンセントカバーを紹介したいと思います。
山崎実業・コンセントガードWoody
今回ご紹介するのはTower(タワー)シリーズなどでお馴染みの山崎実業の「コンセントガードWoody(ウッディー)」。ホワイト色(3411)を2つご提供いただきました。ブラック色(3412)もあります。
こちらのコンセントガードは正面が木目調になっていることが特徴です。よく見ると、左と右で微妙に木目が異なることがお分かりいただけるでしょうか。
タモの木目を印刷
実物を手に取るまで、木目はシールだと思っていました。しかし、どうやら印刷のようですね。全体がマットな質感ということもあり、天然木突板のような肌触りです。
木目はおそらくタモもしくはオークの柾目だと思います。我が家のフローリングはメープルですが、違和感なく馴染みます。
粘着テープまたはネジで取り付け
コンセントガードWoodyのカバーは跳ね上げ式になっています。コンセントプレートに取り付ける際は付属の粘着テープまたはネジを使用します。ネジで取り付けられない場合は粘着テープで、と考えていただければ良いでしょう。
コンセントプレートカバーを外す
早速、取り付けにかかりましょう。我が家のコンセントプレートカバー(パナソニック・コスモシリーズワイド21 WTF7003)は下から爪でめくり上げるだけで簡単に取り外すことができました。
カバーを外したら見える上下2ヶ所のネジのところにコンセントガードWoodyを取り付けます。
付属のネジの長さは9.7mm
コンセントガードWoodyに付属のネジの長さは9.7mmあります。もともとパナソニックのコンセントプレートに付いていたネジよりもかなり長いです。様々なメーカーのコンセントプレートに対応しやすい長さだと思います。
カバーを跳ね上げながらネジで取り付け
カバーを跳ね上げながらプラスドライバーを使ってネジで取り付けます。なお、コンセントプレートのベースの部分はどうしたものかと思いましたが、今回は壁に残したまま取り付けました。たぶん、どちらでも良いのだと思います。
取り付け完了!
という感じで取り付け完了。簡単です。
コンセントがスッキリ!
プラグを2つ挿して、カバーを閉じると、こんなにも見た目がスッキリします。カバーの左右両側を挟むように押しながら持ち上げれば、カバーを開けることができます。
おまけに、幼児がいたずらをする心配はありません。ホコリの侵入も防ぐことができます。見た目の向上も合わせて、一石三鳥ですね。
ACアダプタも1つならOK
ACアダプタを挿すと2口とも塞いでしまいますが、カバーすることはできます。ただし、カバーの内寸はおよそ幅60×高さ105×奥行53mmなので、そのサイズに収まる必要があります。
iPhoneもOK
コンセントガードWoodyはiPhoneのACアダプタもOKです。一方で、iPadなどの少し大きめのACアダプタはカバーが閉まらなくなってしまいます。
違和感なし!
正直、コンセントガードWoodyの正面パネルが木目調になっているのは、存在感が出てしまってよろしくないのではないかと思っていました。しかしながら、同系色のフローリングであれば、意外と違和感がありません。コンセントまで見た目にこだわっていてスマートに感じられると思います。
というわけで、山崎実業のコンセントガードWoodyは幼児のいたずら防止に役立つだけでなく、ホコリによる火災も防いでくれ、さらに見た目もスッキリさせてくれます。おまけに、取り付けは簡単。価格も手頃です。
一方で、いくら簡単にカバーを開け閉めできるとは言え、頻繁にプラグを抜き挿しするのは面倒だと思います。また、大きなACアダプタやスマートプラグを使うところには向きません。そういった特徴を踏まえ、電源タップなどのプラグを常時2つ以上挿しているコンセントに使っていただくと、もっとも効率的かと思います。
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