新居の引き渡しを受けてから驚いたことのひとつは、玄関ドアに自動車のようなリモコンキーが付いていたことです。家の内外からリモコンで電子錠を操作できるだけでなく、リモコンキーをポケットに入れた状態で玄関ドアにタッチすると施錠や開錠ができるのです。
これはすごく便利!けれども一度便利を覚えてしまうと今まで当たり前だったことが不便に感じるものですね。子供たちにはリモコンキーではなく物理キーを持たせているので開けるのが面倒。私の在宅時に子供が帰ってくるのに気づいたときはリモコンで開錠するのですが、それすら面倒に感じてしまいます(苦笑)
かと言って、玄関ドアを開けっぱなしにしておくのも物騒です。せめてドアが開いたときにすぐに気づければ…ということで、センサー式のチャイムを設置することにしました。
※この記事は2020年6月22日時点の情報に基づいています
リーベックス「ドア・窓チャイムHSA-M4B」
店舗でも一般的な、入り口を開けるとメロディーが鳴るセンサー式のチャイム。どこにでもあるもんだと思っていたら意外と選択肢がなくて、価格も手頃なリーベックスの「ドア・窓チャイムHSA-M4B」を購入しました。
一応、パナソニックの「ドアセンサーECID30A」も検討しましたが、メロディーではなくアラーム音だけで防犯用という側面が強いうえに、単品では音量の調整もできないということから、今回は採用に至りませんでした。
取付簡単のはず…なのに無理!
リーベックスのチャイムの取り付け方は簡単です。ドア枠に本体を粘着テープで貼り付け、それに接するように付属のマグネットをドアに貼り付けるだけです。私には造作もないことのはずでした。
しかし、実際に取り付けようとして困りました。玄関ドアの枠に段差があるため、本体がドア枠からハミ出してしまうのです。こんな付け方ではすぐに外れてしまいますし、非常に不細工です。
それならということで、ドアのほうに本体、枠のほうにマグネットを貼り付けることも考えました。しかし、ドア枠の側面はゴムでできているため粘着テープでマグネットを貼り付けることができません。また、本体がドアに付いていると、メロディー音がほとんど家の外に漏れてしまって家の中で聞こえにくくなってしまうのです。
クローザーに取り付けることで解決!
いろいろ知恵を絞った結果、ドアクローザーに取り付けることを閃きました。
結果は大成功!ドアの開閉にはまったく支障なく、2階にいてもシッカリ音を聞き取ることができました。
電源のオンオフはもちろん、音量調整や選曲も問題なく操作できます。
見た目スッキリ!目立たない!
ダークブラウン色のドアということもあり、ブラウン色のチャイムはドアに同化してしまって目立ちません。お客様が来たら、「え?どこで鳴ってるの?」と言われます(笑)普通にドア枠に取り付けるよりも良かったです。
一方で不満を挙げるとしたら、選べるメロディやアラームにピンと来るものがないということでしょうか。無難と言えばその通りなんでしょうけど、ちょっと前世代的な感じがするものばかりです。ここはもうちょっと改善して欲しいですねー。
とは言え、今回取り付けたリーベックスのチャイムは設置も設定もシンプルで、十分に私のニーズを満たしてくれています。価格も手頃なうえに、単4電池2本で約6ヶ月使用できるというランニングコストの低さも魅力です。
ついつい鍵を締め忘れがちな勝手口のドアや、窓の防犯にも役立つと思います。簡単操作なので、敬老の日の贈り物としても良いかもしれませんね。
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