先日来、「○○のモデルハウスに行ってきました」という連載をお送りしております。まるで日記のような内容で恐縮していたのですが、これが意外とアクセス好調でホッとしているところです。
よくよく考えたら、家を選ぶにあたって一人の人間が定点観測しているコンテンツって意外とないんですよね。住宅専門サイトの掲示板を見ても、ステマと競合会社の応酬みたいな感じもしますし、信頼性に欠けるところがあります。
その点、私は住宅業界の人間ではないですし、ステマもやりません。堂々と本名を名乗っているので、それなりに信用してもらえるんじゃないかと思います。
それはさておき、今回もABCハウジング和泉第二阪和住宅公園にて、紀の国住宅のモデルハウスに入ってみました。
※この記事は2019年5月7日時点の情報に基づいています
紀の国住宅@和泉第二阪和住宅公園
紀の国住宅って会社の名前だけ聞くと老舗の和風建築会社かと思ってしまいますが、ご覧の通り今風のハウスメーカーでございます。しかもローコストハウスメーカーということで、ABCハウジングのホームページを見ると坪単価は43万円からと大変お求めやすくなっております。
予算のない私はまさにそこに惹かれました。紀の国住宅という社名が示す通り本社は和歌山市で、地域密着で安心できる感じなのも良いかなと思った次第です。ホームページにも常務以下、社員がズラーっと紹介されていて、どこぞのハウスメーカーのように離職率が高くなさそうなのも安心してお付き合いできる感じがしましたよ。
家が建つまでに何人も担当営業マンが入れ替わることになったら、何度も説明するのが大変ですし、言った言わないの押し問答になりかねませんからね。
インナーガレージの上にロフトのある家
紀の国住宅のモデルハウスには玄関から入ることもできるのですが、インナーガレージからも入ることができます。インナーガレージにはキッチンも設えられているので、自転車やバイクを趣味にしている人が友達を呼んでマシン談議に花を咲かせるにはもってこい。
おまけに、この上はロフトになっていて、右奥の黄色と緑色のバーを握って上がることができます。さらに、左奥の黄色いバーを伝って消防士みたいにスルスルッと降りてくることもできるんですねー。これは楽しい!
地味に技術がシッカリしている
紀の国住宅はリビングダイニングを含めてインテリアのセンスも良いです。とてもローコストハウスメーカーとは思えません。置いてある家具もなかなかハイセンスです。
それだけでなく、技術力も確かだと思います。壁紙の貼り合わせなども上手で思わず見とれてしまいました。
苦しゅうない、もっと近う寄れ
紀の国住宅では記名する必要がなく、パンフレットはご自由にお取りくださいというかたちでした。ローコストハウスメーカーはそういう接客方法のところが多いですね。気兼ねなく見てもらう一方で、できるだけ余分なコストを掛けないという方針なのだと思います。
それは良いんですけど、紀の国住宅にはもっと先進的なポリシーがあるようです。接客は一切せず、隣の部屋からジッとこちらの様子をうかがっているんですよ。そこまで距離を取られると、逆に気持ちが悪いです(苦笑)
紀の国住宅は良いハウスメーカーだと思いますよ。技術もセンスも高いと感じます。それでいてローコストで夢を実現してくれるのですから、消費者としては願ったり叶ったりです。
でも、隣の部屋からジッと見てるだけなら、別に無人営業でも良いんじゃないですかね。各部屋にスマートスピーカーを置いておいても良いと思いますし、何か壊されるのが心配なら防犯カメラでも良いと思います。そのほうがもっとローコストに違いありません。
人間なんだから普通に会話しましょうよ(苦笑)
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