かなり久しぶりにコメリに行ってきました。
畑仕事をするならコメリは魅力的だと思いますけど、収納グッズに関してはコメリはショボいというのが私の認識だったんですね。そのため、これまで数えるほどしか行ったことがありません。
ところが、今年に入ってからコメリの「ホームストレージ」という商品が目に留まり、こりゃあコメリに行かねばと思っていました。ようやく時間が取れたので、愛機に跨って最寄りのコメリまで行ってまいりました!
※この記事は2019年4月4日時点の情報に基づいています(2023年6月8日一部更新)
コメリ・ホームストレージ
コメリの「ホームストレージ」シリーズはほぼファイルボックスのような商品です。発売はたぶん昨年の秋頃。基本的には一般的なA4対応ファイルボックスのスタンダード、ワイド、ダブルサイズに近いアイテムを中心に展開しているのですが、高さが低いサイズと専用のフタが用意されている点が、無印良品の「PPファイルボックス」に近いコンセプトだと感じます。
ホームストレージのラインナップ
商品名 | サイズ(mm) | 税込価格 | |
---|---|---|---|
浅型 | S | 110×329×92 | |
M | 164×329×92 | ||
深型 | S | 110×329×263 | |
M | 164×329×263 | ||
L | 329×329×263 | ||
フタトレー | S | 110×329×17 | |
M | 164×329×17 | ||
L | 329×329×17 |
※価格および仕様は2019/04/05 2023/06/08現在
コメリの「ホームストレージ」シリーズのラインナップは上表の通りとなっています。深型Sは一般的なファイルボックスより少しスリムなサイズ、深型Mはワイドサイズ、深型Lはダブルサイズよりもワイドと言えるでしょう。
一方、浅型は無印良品のように高さ1/2ではなく、約1/3というサイズ。何を収めるにしても割りと使い勝手が良い深さだと思います。
フタトレーを使えば浅型や深型を積み重ねることもできます。LサイズにはSサイズを3つ、Mサイズを2つ並べて重ねることも可能です。
カラバリはクリア(半透明)とホワイトの2色です。
製造元はサンカ
「いったいどこのメーカーが作っているのだろう?」と思って見てみたら、底面に「squ+」のロゴが。そう、コメリのホームストレージを作っているのは新潟県三条市のサンカ(サンイデア)だったのです!(上写真はサンカの「squ+カタス」)
そう言えば確かに、ホームストレージはサンカらしい、ペラッとした感じです。国産とは言え、薄くてちょっと頼りない強度ですから、価格も少し割高感を感じるところです。
見せる⇔隠すの切り替えが可能
価格がちょっと割高にもかかわらず私が良いと思ったのは、ホームストレージの形状です。上写真の通り、側面のうち一面は大きく切り込みが入っており、中身が見えやすく、モノを取り出しやすい形状となっています。その下には指1本が入る丸い穴があるので、吊戸棚のような高い位置からボックスごと取り出しやすいと言えます。
また、反対の面は横長の穴がひとつだけなので、中身を隠しやすく見た目にスッキリとした印象の収納になります。つまり、ホームストレージは見せる収納と隠す収納の切り替えが可能となっており、好みや使う場所に応じて使い勝手と見た目のバランスを取ることができるのです。
ちなみに、残り2面には同様に横長の穴が開いており、両手で持ち運ぶ際に便利です。
以上の通り、コメリのホームストレージは無印良品のPPファイルボックスに近いコンセプトでありながら、独自のサイズ展開や使い勝手を持っていると言えます。無印良品のほうが丈夫ではありますが、見た目重視で使いにくさを感じるところがある一方、コメリのほうが使い勝手を重視していると感じます。
特にホームストレージはサイズが従来のファイルボックスとちょっと違うところがナイスです。Sサイズはスリム、逆にLサイズは奥行と同じでワイドなので、従来のファイルボックスでは収めにくかったサイズのモノを収納するのに役立ちそうです。また、サンカの「インボックス」よりも奥行が深いので、奥行35~40cm程度のオープンシェルフに合わせやすそうなのも良いと思います。
欲を言えばもう少し丈夫で、しかも価格が安くなればと思うところもあるのですが、コメリにしては最善を尽くしたんだろうと思います。個人的には一度、使ってみたいですね。
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