わたくし収納マンは積水ハウスの賃貸アパートに住んでいます。だから自宅を建てるにあたって積水ハウスの家を検討している…というわけではありません。積水ハウスの作る家が素晴らしいと思っているから、積水ハウスのアパートを選んだのです。
ハウスメーカーは数あれど、積水ハウスは別格です。プレハブメーカーとして老舗だとか、販売実績No.1だとか、そういう意味ではありません。私が積水ハウスに惚れ込んでいるのは、ここだけが唯一と言って良いほど住む人のことを第一に考えた暮らしやすい家を作っていると感じるからです。
「注文住宅ならともかく、賃貸アパートでそんなことが分かるのか?」と思われるかもしれませんが、それが分かるのです。ほかのハウスメーカーは平気で「え?食器棚はどこに置けば良いの?」というような間取りを作ります。しかし、積水ハウスはほとんどそういうことがありません。
また、これまで私は収納のコーディネートでたくさんのクライアント宅にお邪魔してきましたが、良いなと思った間取りの家は積水ハウスが断トツでした。クレームも一度たりとも聞いたことがありません。あらゆる面で積水ハウスは突出しているのです。
※この記事は2019年4月3日時点の情報に基づいています
積水ハウス@美原住宅公園
そんなわけで、ABCハウジング美原住宅公園で積水ハウスのモデルハウスに入ったのは、私にとって既定路線でした。ほかにもモデルハウスはたくさんありますけど、これほど魅力的なメーカーがあれば他はもう目に入らなくなってしまいます。
それほど惚れ込んでいるならもう積水ハウスで良いじゃないかと言われそうですが、いかんせん積水ハウスは価格が高い。坪あたり80~90万円が目安ということですから、私には高嶺の花なのであります。
賃貸住宅も手掛けているのが魅力
しかし、そんな私でも一縷の希望を見出していることがあります。それは積水ハウスは賃貸住宅も手掛けていることです。
賃貸住宅はメンテナンスコストを抑えるとともに、賃貸経営に疎い大家を丸め込むために大手の会社名が有利にはたらくという側面が大きいと思います。しかし、賃貸住宅を扱っていれば、設備のランクを落とすことでコストを抑えるノウハウを持っているはずなのです。
残念ながら、担当した営業マンでは注文住宅に賃貸住宅のスペックを持ち込むことが可能かどうかは分からないということでしたが、施主支給という方法もあるくらいですから100%無理ということもないと思います。
積水ハウスなら鉄骨造も木造もOK
私にとってもうひとつ積水ハウスが魅力的なのは、鉄骨造も木造もOKだということです。ちなみに、今回お邪魔したモデルハウスの商品名は「イズ・ロイエ」で鉄骨造です。
ぶっちゃけ、私は鉄骨造でも木造でも構わないと思っています。積水ハウスがNo.1だという耐震性もどうでも良いんです。暮らしやすい間取りの家を作って、それが倒壊して死ぬことになっても本望です(笑)
冗談はさておき、ハウスメーカーはそれぞれ得意とする工法が決まっています。鉄骨造、木造と一言で言っても微妙に工法が異なり、基本的にそれぞれの口からは「わが社こそNo.1」という声しか聞くことができません。
その点、鉄骨造も木造も扱う積水ハウスなら良い話も悪い話も聞くことができます。また、間取りに応じて最適な造りを検討することもできるはずです。実態はどうだか分かりませんが、期待することは可能だと思っています。
というわけで、今回はパナソニックホームズと積水ハウスの2社だけを見て帰りました。帰路、母と妻に感想を求めたところ、内装やキッチンの話ばかりで、ちょっと私とは視点が違ったことに気づきました。
パナソニックホームズのモデルハウスにあったシステムキッチンを積水ハウスで建てた家に設置することはできますし、その逆ももちろん可能です。内装やキッチンそのものは、どのハウスメーカーを選ぶかという決め手にはなりません。
そんなわけで、このまま手当たり次第にモデルハウスを見て回っても効率が悪いと判断し、次はパナソニックとリクシルの住宅設備のショールームに行くことを決めたのでした。
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