最近はインダストリアルデザインのインテリアが流行です。直訳すると「工業デザイン」ってことになってしまいますが、インテリア用語としては「工場っぽい」もしくは「男前な」ヴィンテージ風のインテリアのことを指し、ブラック、シルバー、ダークブラウンなどのカラーリングが用いられるのが一般的です。
そういうテイストですので、DIYで作ることもできるというか、むしろDIYで作ったほうがそれっぽい感じになります。そのため、最近は女性でも溶接をマスターする人が増えているほどです。
しかし、「なかなかそこまでは…」という方も多いことでしょう。そんな方にオススメなのが和気産業の「Alist(アリスト)」です。
※この記事は2018年4月22日時点の情報に基づいています
和気産業・アリスト
またまた和気産業のフリーペーパー「いいものマガジン」から写真を拝借してスイマセン。今のところネットでは「DIY FACTORY」くらいしか扱っていなくて、ロクな写真がないんですよー。
それはさておきアリストは、アルミパイプを組み合わせて棚などを作れるというものです。外壁塗装などで使われるスチール製の足場みたいな金具で接合していくんですね。斜め方向にアルミパイプを組むこともできるので、かなり自由度の高い設計が可能です。
まるでオシャレなイレクター
私はアリストを初めて見たとき、矢崎化工の「イレクター」(上写真)を思い出しました。
昔からホームセンターの片隅にイレクターのコーナーがありますよね。もしくは電気設備業者や大工のワゴンの中にイレクターで作った棚があるのを見たことがあるという方もいらっしゃることでしょう。
イレクターのスチールパイプを使えば実に様々なものが作れます。ただ、店頭ではカラフルなスチールパイプが並んでいるので、室内用というよりは屋外用のイメージのほうが強いです。
その点、アリストは今風なインダストリアルデザインで室内に置いても全然違和感がないと思います。
アリストは価格が手頃
イレクターは価格が手頃である点も長年支持されている理由のひとつと言えますが、アリストも決して割高感がありません。
DIY FACTORY内で比較すると、長さ900mmのイレクターパイプが税込417円なのに対し、同1000mmのアリストのパイプ(上写真)は同452円と、価格はほとんど変わりません(2018/04/21現在)。また、そのほかのジョイント金具などを比較しても、決してアリストには割高感がないのです。
これってスゴイことだと思うんですよね。普通、オシャレっぽい収納グッズや建築金物って、従来品より割高なのが当たり前です。なのに、アリストはすごく良心的な価格なのです。
もちろん、耐荷重性能などについては使ってみないと分かりませんが、完成サイズや組み方次第のところが大きいでしょう。少なくともインテリア性の面ではアリストのほうが優れていると思います。
これ、順調にホームセンターの店頭に並んでいけば結構売れると思うんですけどねー。見た目にインスタ映えする感じだし、組み立て自体はそれほど難しくなさそうだし、価格的にも手頃ですから。
今後の展開に大いに期待できる商品だと思います。
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