わたくし収納マンは自宅(賃貸ハイツ)で石膏ボード壁用のフックなどをたくさん使っています。
フックを外してもそれほど痕は目立たちません。ましてや15年も住んでいるのですから、我が家が退去すれば貼り替えることになるはずです。しかし、退去時にそのまま放置するよりも、補修しておいた方が印象が良いだろうと思っていました。
そんな折り、100円ショップのセリアで「室内補修用かべパテ」を発見。同じような商品をホームセンターで買ったら300円くらいするので、これはラッキーとばかり購入することにしました。
※この記事は2019年5月31日時点の情報に基づいています(2024年4月7日一部更新)
サンノート・室内補修用かべパテ
JANコード | 4954939020898 |
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色調 | 白 |
成分 | 酢酸ビニル重合体水性エマルジョン 炭酸カルシウム等 |
正味量 | 25g |
製造国 | 日本 |
税込価格 | 110円 |
こちらがセリアで購入したサンノートの「室内補修用かべパテ」という商品です。
セリアでは他にももう1種類、同じような補修剤が販売されています。しかし、そちらは内容量が20gで韓国製。こちらは同じく25gですが日本製です。
ましてや、メーカーは私の地元に近い大阪府富田林市のサンノートという会社。迷わずこちらを購入することにしました。
作業性に優れた水性タイプのため、手に付いても水で洗い流せて安心です。
内フタ無し、合成樹脂エマルジョンパテ
では早速、開封してみましょう。こういう補修剤は一度開封すると数ヶ月程度で固まってしまうため、内蓋が付いているというのが一般的です。しかしながら、こちらは内蓋なし。キャップを外せばすぐに使える状態になっています。
ともあれ、中身は市販の壁紙用補修材と特に変わりなく、木工用ボンドみたいな粘り具合です。ちなみに、主成分は酢酸ビニル重合体水性エマルジョンと炭酸カルシウムです。
石膏ボード壁用マガジンラックのピン跡
どこから試そうかと迷った挙句、レックのマガジンラックのピン痕から試すことにしました。一度外れてしまったことがあって、少し位置をズラして取り付けたため、痕が丸見えになっていたんですね。
爪楊枝の先でパテを押し込む
こういう小さな穴は爪楊枝の先に補修剤を乗せて押し込みます。さらに指先で馴染ませれば完璧に証拠隠滅です。
ピン跡がキレイに消えた!
するとこの通り、どこに穴があったか分からなくなるほどキレイに痕を隠せます。
石膏ボード壁用フックのピン跡
こちらはピン3本で固定するタイプの石膏ボード用フックの痕。これも同じように補修してみましょう。
ピン跡がキレイに消えた!
どこにカメラを向けて良いのか悩むほど、キレイにピンの痕を消すことができました。別に私が特別に上手なわけではありません(笑)
壁紙のめくれ
目立たないところで試して問題なかったので、今度はちょっと大きなところにトライしてみます。リビングの壁面に何かをぶつけて壁紙が1円玉くらいの大きさで剥がれてしまったところです。
広い面は指先で塗る
こういう広い面はチューブから直接補修剤を塗り込み、指で整えてやればOKです。そのほうが自然に凸凹ができて、こういう壁紙にマッチします。
ちなみに、補修剤は指に付いても簡単に水で洗い流すことができます。
たくさん使ったつもりでもほとんど減らない
家中あわせて10ヶ所以上補修しましたが、使う量がそれほど多くないからか、チューブ込みで26gも残っていました。内容量は25gのはずなので、これだけあれば一生分使えるんじゃないかという感じです。もっとも、その前に乾いて固まってしまうでしょうが(笑)
ホワイトすぎて補修痕が目立ってしまった!
…と、喜んでいたのも束の間。半日後に確認すると、キズを隠すどころか逆に目立ってしまっているではありませんか!ここで大きなミスを犯したことに気づきました。
これまで私が使った補修剤はだいたいベージュ系なんです。しかし、今回購入したのは完全なるホワイト。我が家の壁紙にはホワイトすぎたんですねー(泣)ちなみに、セリアで売っていた補修剤のもうひとつのほうもホワイトでした。
このたびセリアで購入した壁紙用補修剤そのものは決して悪いものではありません。ホームセンターで販売されているものと同程度のクオリティーはあると言って差し支えないでしょう。
しかしながら、これはあくまでホワイトの壁紙用です。ベージュ系の壁紙に塗ると逆に目立ってしまいます。そこはよくよく注意しないといけませんね。
2024年4月7日追記
5年近く経ってから室内補修用かべパテを取り出してみたところ、粘土状に固まってしまっていました。一方で、たぶん10年くらい前に購入したハウスボックスの「穴うめ職人クロス用」は問題なく使えます。こちらは中蓋が付いているからでしょう。
コメント
室内補修用 かべパテ ベージュ系の壁なのにホワイトを塗ってしまった場合どうすればいい?
mさま
はじめまして^^
私のようにベージュ系の壁紙にホワイト系の補修材を塗ってしまったんですね^^;
その場合は補修材を爪やカッターの刃先のようなもので削って、ベージュ系の補修材を塗るしかないと思います。
面積が広いようでしたら、なおかつ戸建てなら壁紙をストックしていることが多いので、該当箇所より大きめに重ね貼りしてカッターで損傷部位を切り取り、新しい壁紙を貼るというのも方法のひとつです。
詳しくは以下のページなどをご参照ください。
https://interior-w.info/?p=7547