少し前の話になってしまいましたが、11月18日の「いい家の日」に際して不動産&住宅情報サイトの「SUUMO(スーモ)」が、全国の持ち家に住む男女2400人にアンケートを取ったところ、自宅満足度は80~89点がボリュームゾーンという結果になったそうです。やっぱり、住めば都ですねー。
一方で、まったく不満がないというわけではありません。およそ3人に1人が「収納スペース」に不満を感じており、不満点としてはこれが圧倒的1位となっています。
では、どんな間取りだったら収納などの不満が解消されたと考えているのでしょうか?それについても同アンケートで調査結果が出ておりますので見てみましょう。
※この記事は2019年11月25日時点の情報に基づいています
自宅に取り入れておけば良かった間取りランキング
上から順番に見ていくと「なるほどな~」と思わず納得の様相ですが、まずはやっぱり「ウォークインクローゼット」。各部屋のクローゼットでは洋服が収まりきらないと感じる人が多いだけでなく、洋服などを一元的に管理したいと考えている人が増えているのだと思います。
僅差で迫るのが「室内干しスペース」です。共働きが増える昨今、お天気に関係なく洗濯物を干せるスペースはもはや必須です。リビングダイニングなど目に見えるところではなくて、それ専用のスペースはやっぱり欲しいですよねー。
第3位は「納戸スペース」です。先のウォークインクローゼットや第4位の「シューズインクローゼット」との違いが明確ではありませんが、おそらくは室内で、洋服以外のモノも収納できる多目的スペースということでしょう。散らかっても問題ない、ぽいぽいモノを放り込める部屋という感じなのだと思います。
以下、「広々したリビングダイニング」、「対面式キッチン」などが続くのですが、実はほとんどがこれから建てる我が家に備わっています。ちょっとご覧に入れましょう。
1位 ウォークインクローゼット
まずは”自宅に取り入れておけば良かった間取りランキング”1位のウォークインクローゼット。我が家では2人の子供それぞれ部屋に挟まれる位置で、リビングダイニングからもすぐにアプローチできます。外から帰ってきたらすぐにコートを脱いでカバンも置けるというわけですね。
2位 室内干しスペース
ランキング2位の室内干しスペースももちろんあります。ベランダに面しているので、雨が降ってきたらすぐに室内に取り入れて干すことができます。また、取り入れた洗濯物はテレビを見ながらリビングで畳めます。さらに、畳んだ洗濯物は隣のウォークインクローゼットに収納。最強の洗濯動線です!
3位 納戸スペース
妻が「収納が足りない!」と言うのでウォークインクローゼットを2つ作るというプランも検討したのですが、代わりに納戸スペースとしても使える部屋をひとつ設けました。将来的に妻の親を迎え入れることができればと考えています。
4位 シューズインクローゼット
玄関横にはシューズインクローゼットを設けました。今までの下駄箱の4倍以上はあるので、これからは靴を買い放題です(笑)ちなみに、これとは別にゴミ置き場、DIYスペースなどとしても使える、約6畳の土間スペースもあります。
6位 対面式キッチン
20畳強のLDKが広々としていると言えるかどうかは人それぞれでしょうが、キッチンは一応、対面式です。私はどちらかというと壁付けにしたかったんですけど、妻の強い希望で対面式にしました。
7位 書斎
書斎というか、私の仕事場もあります。妻にも書斎を用意してあげたかったんですけど、「そんなものは要らない」と却下されてしまいました(苦笑)
10位 パントリー
飲料や食品のストックなどを収めるパントリーもキッチンのすぐ近くにあります。これも元々はプランになかったのですが、妻の強い希望でこうなりました。キッチンも決して狭くないので、これだけ収納スペースがあれば十分でしょう。
ランキング7位の「ウッドデッキ」と9位の「ロフト」は我が家にはありません。本当はもっと広いベランダが欲しかったのですが、ちょっと事情があってプランを変更せざるを得ませんでした。また、掃除やアプローチのことを考えると、ロフトは我が家にとっては必要ではなかったというところです。
収納のプロとしての経験を十二分に活かして設計したので、たぶん収納や家事動線といった点では不満は生じないと思います。コンセントの位置や照明も抜かりありません。ただ、アキュラホームの設計士から「随分と割り切った間取り」という評をいただいたほど、開放感を重視しない間取りに仕上がったところだけがちょっとした不安材料です。
普通は一戸建てを建てるなら開放感のある間取りを重視しますものねー。しかし、そちらを立てると使い勝手はどうしても二の次になってしまいます。そこが間取りを設計する難しさなのでしょうね。
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