毎朝、仕事を始める前に防犯カメラの映像をチェックするのがちょっとした楽しみになっています。
もちろん、不審者が現れるのを待っているわけではありません。近所に野良猫がたくさんいて、深夜に立ち寄ってくれるのです。
あるときは玄関前でゴロンと一回転したり、2匹が追いかけっこをしていたり。以前は茶トラがよく現れましたが、最近はキジトラが来ることが多くなりました。
ただ、厄介な問題もありました。ウチの裏がトイレになっているようで、お土産に茶色いものを置いていってくれるのです(苦笑)
そこで、水をたっぷり入れたペットボトルを置いてみました。しかし、一直線に並べたコンクリートブロックの上に置いても上手に避けて立ち去ってしまう有様で、まったく効果が感じられません。
ならば、これはどうか。amazonで見つけた「超音波動物撃退器」を配備することにしました。
※この記事は2020年9月21日時点の情報に基づいています
ソーラー充電超音波動物撃退器
amazonで猫除けグッズを探すと同じような機械がたくさんありますが、今回はその中でもベストセラー1位となっているaokeouブランドの「平成31年進化版 猫よけ 動物撃退器 害獣撃退 超音波 ソーラー充電」を購入しました。太陽光またはUSBケーブル経由で内蔵のリチウムイオンに充電し、超音波とLEDの点滅で猫や鳥を追い払うというものです。
本体はフクロウのような顔をしており、地面に突き刺すための支柱と充電用USBケーブル、それと日本語も記載された取扱説明書が付属しています。
ベストセラー1位の理由が分かった
似たような動物撃退器がたくさんある中でこちらがベストセラー1位になっている理由。それは同梱されているカードにあると感じました。
商品のレビュー(写真や動画付き必要)を頂けると、3000円のアマゾンギフトカードを受け取れます。
最近はamazonでレビュアーを買収するという行為が問題になっています。先日もアマゾンで低評価をやらせ投稿させた依頼者に刑事罰が下った判例があったところです。
私のようにブログで商品をレコメンドしたところで、なかなか3000円は稼げません。ところが、この商品のレビューを1回書くだけで商品代金を上回るギフトカードが確実にもらえるんですから、レビューを書く人が増え、ベストセラー1位に押し上げられるのは当然の帰結でしょう。
これだから私は最近、amazonでのレビューで写真や動画入りのものが多い場合はまず疑ってかかるようにしています。皆様におかれましてもどうぞお気をつけください。
5つのモードに切り替え可能
ともあれ、今回の場合は高評価を前提としてレビュアーを買収しているわけではありませんから規約違反には当たらないんだと思います。もともと良い商品だからこそベストセラーに輝いていると見ることもできましょう。
というわけで、高評価のレビューに相違ないシロモノかどうかチェックして参りたいと思います。操作は簡単で、2つのダイヤルが設けられているだけです。左がセンサーの感度を調節するダイヤル、右が周波数(モード)切替ダイヤルとなっています。
撃退可能な動物や鳥
モード | 周波数帯(khz) | 撃退対象 |
---|---|---|
1 | 13.5~19.5 | ネズミ、犬、キツネ、テン |
2 | 19.5~24.5 | ネコ、アライグマ、穴熊、スカンク |
3 | 24.5~45.5 | コウモリ、鳥、フィールドマウス |
4 | LED点滅 | アライグマ、イノシシ、テン |
5 | 13.5~45.5+LED点滅 | モード1~3すべてに対応 |
この動物撃退器はたくさんの獣や鳥に対応しています。猫や犬はもちろん、大きなものはイノシシまで。水平方向だけでなく、上方に飛んでいる鳥も検知します。
底面からキャップを外して充電
最初は充電されていないので、底面のキャップを外して端子にUSBケーブルを挿し込んで充電します。iPhoneのACアダプタを使用した場合、2時間で充電完了です。
なお、充電中はLEDが赤色に点灯、充電完了後は緑色になります。
連結式のアルミ支柱
支柱はアルミ製パイプとプラスチックを組み合わせたもので、組み合わせ次第で高さを変えられるようになっています。ただ、センサーは水平方向だけではなく上下方向にも反応するので、普通にすべて連結して使えば問題ないでしょう。
上面にはソーラーパネル
上面にはソーラーパネルが付いており、太陽光で充電できるようになっています。保護フィルムを剥がしてから写真を撮るべきでしたね(苦笑)
また、引っ掛け穴が付いており、上から吊り下げることもできます。
早速、設置してみた
準備が整ったところで、動物撃退器を設置してみました。砂利の上だと蹴っ飛ばしたらすぐに倒れてしまいそうですが、強風くらいなら大丈夫そうです。
両目のセンサーはそれぞれ斜め方向を向いているので、敷地の角に斜め向きに設置します。直進最長約8mまで感知可能ということでしたが、実際は感度を最大にしても3mくらいしか反応しませんでした。
なお、2階のベランダで布団を干しても反応するので、上方向も3mくらいは反応するようです。
超音波とLEDの点滅で動物を撃退!
センサーが反応するエリアに侵入すると、高周波とLEDの点滅で動物を撃退するというこの機械。カチッカチッという動作音とキーンというモスキート音が聞こえますが、妻にはモスキート音は聞こえないそうです。また、人間の耳にはほとんど聞こえない音も、防犯カメラにはちゃんとメロディーとして捉えられています。
では、肝心の猫に対してはどうでしょう。最初の餌食となった茶トラは驚いて一目散に逃げていきました。しかし、後日やってきたキジトラは悠然といつもの散歩コースを歩いていきましたね(苦笑)
ただ、設置してから10日ほど経ちますが、未だフン害はありません。成果はあったとみて良いでしょう。
というわけで、我が家のフン害は無事解決しました。裏のお宅が飼っている室内犬の反応が心配でしたが、今のところ吠えたりする様子はありません。
また、一目散に逃げた茶トラも玄関のほうにはときどき来てくれます。キジトラは動物撃退器にはお構いなく、いつも通り散歩に来てくれます(笑)なので、私としてはとても満足できる結果となりました。
ちなみに、私は動物撃退器の販売元からレビューを依頼されたわけでもamazonのギフトカードをもらったわけでもありませんので、その点はご心配なく(爆)
2020/10/30追記:
設置からわずか3週間後にして、再び茶色い落し物がありました(苦笑)動物撃退器のセンサーが反応しない、約4mほど離れたところです。その後、イタチごっこが続いて結局3台追加で購入しました(笑)
コメント