『子育てママの私が片づけに夢中になった理由(仮)』発売のお知らせ
スポンサーリンク

【ニトリvsカインズvsビバホーム】棚板の高さを変えられる3段カラーボックス比較

3段カラーボックスと言えば、手軽な収納グッズの定番中の定番です。価格は1,000円ちょっとですし、十分な強度があり、カスタムベースとして幅広く使うことができます。

でも、普通に縦向きに置いた場合、A4版の雑誌を立てることができず(※A4対応のものは除く)、逆に文庫本を並べると上に無駄な空間が空いてしまいます。

しかし、ニトリが棚板の高さを変えられる3段カラーボックスを発売したことで状況が変わりました。以前のものは左右にグラグラ揺れて最悪でしたけど、2015年の初め頃に仕様が変わり、強度的な問題はある程度解消されました。それ以降、ホームセンター各社でも棚板の高さを変えられる3段カラーボックスが発売されています。

今回は、棚板の高さを変えられる3段カラーボックスの元祖とも言えるニトリ、そしてカインズホームビバホームの3社の棚板の高さを変えられる3段カラーボックスを比較してみたいと思います。「どれも同じじゃないの~?」と思うことなかれ、これが意外と違いがあるのです。

※価格および仕様は2018年12月12日確認時点のものです



ニトリ・カラーボックス「カラボ」3段

  • 価格:税込1,190円
  • サイズ:W419×D298×H878mm
  • カラー:ホワイト、ナチュラル、ダークブラウンほか

ニトリの「カラボ」は棚板の高さを変えられるカラーボックスの代表格であると言えますが、結論から言うとあまりオススメとは言えません。その理由は主に3つあります。見た目が悪い、組み立てが面倒、強度面でも疑問があるということです。

まず見た目ですが、側面が穴だらけで目にウルサイです。多様なカスタマイズを可能にするための穴とは言え、普通に使うには必要がないことが多いでしょう。

次に、部品点数が多くて組み立てが面倒です。可動棚を支えるパーツはエースラックのフリーストップ棚受けに似た構造で、可能棚1枚につき4個の樹脂製棚受けパーツと4本のネジで固定する必要があります。エースラックに比べて部品が小さいため、非常に煩わしさを感じます。さらに背板もネジで固定する必要があります。

さらに、クライアント宅で使用した際に、棚板が落ちてしまったという事例がありました。それほど重いモノを収めたわけではないですが、固定棚を使用しないと側板が左右に広がりやすい構造であると言えそうです。2014年以前の仕様に比べれば横揺れの心配が減ったとは言え、強度的には少し心許なく感じます。

一方で、サイズラインナップやオプションパーツが豊富、天板の位置も変えられるなど、カスタマイズ要素が強い点は魅力的です。また、今回比較した3商品の中では価格はもっとも安いと言えます。

 

カインズホーム・可動棚収納ボックス3段

  • 価格:税込1,780円
  • サイズ:W440×D290×H880mm
  • カラー:ホワイト、ナチュラルエルム、ブラウン

カインズホームのカラーボックス「可動棚収納ボックス3段」はニトリに比べると高価です。ただ、側面から見た場合に穴だらけではなくて見た目が良いというのは大きなメリットだと思います。穴だらけではないということはカスタマイズ性にも乏しいということになりますが、普通に棚板の高ささえ変えられれば良いというのであれば、カインズのほうがオススメと言えるでしょう。

カインズのほうが価格が高いのは、ひょっとしたら材質の違いによるところがあるかもしれません。商品紹介文のところに”F☆☆相当の材料を使用し、シックハウス症候群の原因の一つであるホルムアルデヒドを抑えました。(当社比半減)”と書いてあります。「当社比半減」というのは、カインズホームにはパッと見た目に同じように見える税込1,480円のカラーボックスがあって、それとの比較ということだと思います。

私としてはF☆☆グレード(=ホルムアルデヒド放散量が多い)の家具が国内で流通していること自体が驚きですが、ニトリをはじめ、価格が安いカラーボックスはひょっとしたらホルムアルデヒド放散しまくりなのかもしれません。まあ、組立家具大手の白井産業ですらF☆☆が基本ですから、ぶっちゃけ何でもアリの様相なんでしょうね。

話を元に戻しまして、カインズホームの可動棚収納ボックス3段は、背板の4隅をL字型の樹脂製パーツで固定することで歪みを抑えています。L字型の樹脂製パーツは1ヶ所につきネジ2本で固定するのですが、斜めにネジを留める必要があってやや難しいだけでなく、中段あたりは何も固定しないので重いモノを乗せた場合に側板が左右に膨らむ(=棚板が落ちる)心配もあります。

 

ビバホーム・棚板の高さが変えられるカラーボックス3段

  • 価格:税込1,382円
  • サイズ:W439×D290×H890mm
  • カラー:ホワイト、ピンク、ブルー、グリーン

個人的には、ビバホームの「棚板の高さが変えられるカラーボックス3段」の構造が一番マトモなのかなーと思います。基本的な構造はカインズホームに似ていると言えるのですが、背板を固定するパーツは組立式書棚で一般的に採用されているくさび形の樹脂パーツが採用されています。背板留めは計4ヶ所ですので、側板側に2本ずつネジ留めすれば、横揺れや側板が横に広がるのを防ぎやすいのではないでしょうか。

もっとも、これも背板留めだけで側板が左右に広がるのを抑えるのは困難だと思います。普通に本を収めようと思ったら、固定棚も併用したほうが良いのかもしれません。

一方で気になるのはホルムアルデヒド放散量です。価格設定は各社まちまちであるとは言え、高ホルムアルデヒドである可能性がプンプンします。F☆☆とそれ以下の争いなんて、見たくもないですけどね(苦笑)

 

ちなみに、アイリスオーヤマのCBボックスシリーズにもCX-3KDという棚板の高さが変えられるカラーボックスがありますが、これは背板留めがなくて横揺れが生じます。それよりは今回紹介した3社のカラーボックスのほうがマシであると言えるものの、一概にどれが良いと断言するのは難しいですね。

価格重視、カスタマイズ重視であればニトリ、ホルムアルデヒド放散量が表示されているだけ安心ということならカインズホーム、構造的にはビバホームというところでしょうか。

カラーボックスは数が捌ける定番アイテムとは言え、どうしても価格が重視されます。メーカーもいかにコストを抑えるかを重視しているため、高ホルムアルデヒドとなったり、多少のグラつきは致し方ないと考えているのでしょう。以前に新しい構造のカラーボックスの企画書をメーカーに持ち込んだときもそういう反応でした。

ホルムアルデヒドが気になる、横揺れするのはイヤ、でも棚板は動かせたほうが良いということであれば、高価ではありますが、F☆☆☆☆グレードで国産のエースラックを買えっちゅーことですね。

関連記事

2015新仕様☆ニトリのカラーボックス「カラボ」を組み立ててみた
先日、ニトリの公式通販「ニトリネット」がリニューアル後の不具合で一時閉鎖されて話題になりました(現在は復旧済み)。それ以前には日経新聞誌上の「私の履歴書」での似鳥社長の仰天の半生が話題になるなど、国民的に関心の高い「ニトリ」。 そんな...
一番お得なカラーボックスはこれだ!ニトリvsイケアvs無印良品vsアイリスオーヤマ
ニトリvsイケアvs無印良品vsアイリスオーヤマ各社のカラーボックスを本棚として使う視点で比較。ニトリのカラボはサイズラインナップやオプションパーツが豊富になり、またアイリスオーヤマからはモジュールボックスが登場したことで、より悩ましい展開になってきました。
待望の新作!?アイリスオーヤマ「モジュールボックス」に可動棚や扉付きが追加
以前にわたくし収納マンが大絶賛しましたアイリスオーヤマの「モジュールボックス」に、待望の新商品が追加されました! 今回、追加されたのは可動棚タイプと扉付きタイプの2タイプです。しかも、それぞれ3色、3サイズ。 一気にラインナップ...
25万台以上売上のIKEAの本棚「ビリー」を上回る!累計200万台以上の国産本棚
最初の日本上陸から12年で撤退したIKEA(イケア)が、再上陸でIKEA船橋(現在のIKEA Tokyo-Bay)を2006年にオープンしてから今年で10周年を迎えました。店内にも「十」の文字と馬の図柄をあしらったPOPが掲げられ、随所でこ...

コメント