わたくし収納マンはひとつのことが気になると割りとムキになってしまうタイプです。良く言えば猪突猛進。悪く言えば単細胞でございます(苦笑)
先日、うれしくないお土産を置いていってくれる猫を追い払うために動物撃退器を設置しました。一定の効果はあったものの、センサーが感知するのはせいぜい半径4m程度で、エリア外にまたお土産を置いていかれました。
そこで、撃退エリアを拡張するために動物撃退器を追加配備。しかし、敵もさるもの。センサーが感知しないエリアを見つけて地雷を仕掛けていったのでそこにも追加配備。そうして、「イタチごっこ」ならぬ「猫ごっこ」を繰り返して、結局4台の動物撃退器を設置しました。
さすがに4台も動物撃退器を買うと詳しくなるものですね(笑)今回はそのノウハウをシェアしたいと思います。
※この記事は2020年10月30日時点の情報に基づいています(2023年8月4日一部更新)
1号機=ニャンコ
購入時価格 | 2,422円(タイムセール) |
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バッテリー容量 | 3600mAh |
ソーラー充電 | ○ |
USB充電 | ○ |
アラーム音 | × |
防水防塵性能 | IPX4? IP44? |
感知角度 | 表記:左右110度、上下55度 |
感知距離 | 表記:最大8m、実測:3~4m |
販売開始日 | 2019/3/14 |
特徴 |
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※防水防塵性能については説明文中の表記が2つあるためどちらが正確かは不明
まず最初に購入したのがAokeouの「平成31年進化版 超音波 ソーラー充電 動物撃退器」です。通称、ニャンコ。以下、すべて私が勝手に名付けたものですが、猫の顔のように見えることからそのように呼んでいます。今回比較する4モデルの中でもっとキュートだと個人的には思っています。
amazonでベストセラー1位ということで購入しましたが、レビューを書くと3000円のアマゾンギフトカードをもらえるという仕組みが大きかったのかもしれません。
とは言え、品物そのものは決して悪くありません。全4モデルを購入した中でもっとも気に入っているというのが率直なところです。角度110度までセンサーが感知するので敷地の角に設置するのに最適で、防犯カメラに録音されるメロディーが何となくかわいいんです。
また、フラッシュライトが左右に拡散して壁に反射することで、防犯カメラが反応して録画してくれます。もっとも、防犯カメラ云々というのは我が家特有の事情ですが。
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2号機=コマンドー
購入時価格 | 3,080円(クーポン使用) |
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バッテリー容量 | 2400mAh |
ソーラー充電 | ○ |
USB充電 | ○ |
アラーム音 | × |
防水防塵性能 | IP54 |
感知角度 | 表記:左右110度、上下50度 |
感知距離 | 表記:最長11m、実測:3~4m |
販売開始日 | 2020/6/9 |
特徴 |
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前述の1号機が半径3~4mくらいしかセンサーに反応しなかったので、より強力そうなPowsureの「4つ超音波スピーカー 動物撃退器」を次に購入しました。4モデル中ではもっとも高価ですが、防水防塵性能がIP54で耐久性が期待できそうなところも大きかったです。
通称、コマンドー。4連ロケットランチャーのような姿をしているからです。ソーラーパネルも大きくて、武骨でカッコイイ感じがします。
しかし、これを選んだのは結果的に失敗でした。モスキート音がひどくて家の中にいても聞こえます。また、日中にずーっと鳴りっぱなしで、夜にはバッテリーが力尽きて役に立ちません。
日中の誤作動さえなければ、畑などで使うには良いでしょう。支柱にモーターが仕込まれており、振動音でモグラなどを撃退することもできます。しかしながら、住宅地で使用する場合は支柱に繋がる電線を外しておかないとバイブ音が響きます。
なお、センサーの感知範囲や角度は前述の1号機と変わらないと思いますが、いかんせん誤作動が多くてよく分かりません。
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3号機=フクロウ
購入時価格 | 2,080円(クーポン使用) |
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バッテリー容量 | 1500mAh |
ソーラー充電 | ○ |
USB充電 | ○ |
アラーム音 | ○ |
防水防塵性能 | IP66 |
感知角度 | 表記:120度 |
感知距離 | 表記:約10m、実測:3~4m |
販売開始日 | 2020/8/26 |
特徴 |
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多機能な2号機に懲りて、3番目にはシンプルかつ低価格のHAUSPROFI「超音波 ソーラー充電 動物撃退器」を購入しました。通称フクロウとしていますが、見たまんまですね。
こちらは目の部分のLEDがかなり強力にキラキラ光ります。また、アラーム音を最大にすればけたたましく鳴り響きます。もちろん、オフにすることも可能です。
センサーの感知範囲はやはり3~4mほどで、感知角度は1号機よりも狭いのかなという感じです。これと言った特徴はありませんが、1号機と同様に無難な印象ではあります。
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4号機=アシュラマン
購入時価格 | 2,883円(クーポン使用) |
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バッテリー容量 | 1800mAh |
ソーラー充電 | ○ |
USB充電 | ○ |
アラーム音 | ○ |
防水防塵性能 | IP44 |
感知角度 | 表記:360度 |
感知距離 | 表記:4〜10m、実測:3m前後 |
販売開始日 | 2020/9/1 |
特徴 |
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猫が三方から侵入してくるエリアがあるため、360度全方位にセンサーが反応するAokeouの「2020年 最新 3面360°動物撃退器」を4台目として購入しました。通称、アシュラマン。なかなかクレイジーな面構えをしています(笑)
こちらは底面のボタンでアラーム(警報音)のON/OFFが可能です。また、青色LEDも底面のボタンで消灯できるそうですが、私のは何度やってもダメでした。
360°全方位でセンサーが感知する一方、距離は半径3mくらいという感じ。我が家では想定していたエリアを完全にカバーするには至らず、ちょっと中途半端でした。
青色LEDを常時点滅させていると、独特の面構えもあって、猫は結構ビビってくれます(笑)また、点滅させていると作動していることが分かりやすくて良いです。ちなみに、額の部分は正面だけが光って、残り2面は光りません。
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4モデル比較まとめ
以上の通り、誤作動が多い2号機(コマンドー)だけは使いものになりませんでしたが、正常に動きさえすればこれは農場などで使用するのに適していると思います。逆に、住宅地ではモスキート音がヒドイので使用を控えたほうが良いでしょう。
あとは、通路状の一帯をカバーするなら3号機(フクロウ)、敷地の角に設置するなら1号機(ニャンコ)、三叉路や広い場所で全方位的にカバーするなら4号機(アシュラマン)を置くのが適切かと思います。
なお、いずれもセンサーの感知範囲は3~4m程度ですが、10m先で自動車が通過しても反応します。大きなモノが移動して光の入力に変化があると反応するようです。そのため、道路側に向けて設置すると誤作動が多くなります。
また、いずれのモデルもスペック上はLEDを消灯することが可能です。隣家からクレームを招かないためにはLEDをオフにしたほうが良い場合もあるでしょう。ただし、前述の通り4号機(アシュラマン)は初期不良のためか青色LEDを消灯できませんでした。
というわけで、価格はいずれも2~3千円、性能もスペックをどこまで信じて良いやら怪しいものばかりで、概ね似たり寄ったりという感じです。ともあれ、いずれもソーラーパネルを搭載しているので、手間がないのが良いです。センサーが感知するエリアでは猫がお土産を置いていくことはなく、今のところ猫除けとしての効果は十分発揮してくれています。
あとは寿命がどれくらいかというところですが、これは個体差もあるでしょう。個人的には1~2年持ってくれれば、あとは買い替えていけば良いかなと思っています。
なお、これらの動物撃退器は頻繁にタイムセールやクーポンの発行がおこなわれており、数百円程度の範囲ながら価格変動が激しい印象です。また、同じ形状でも販売者によって微妙にスペックが異なることがあります。その点はちょっと注意して購入したほうが良いでしょう。
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