カバンは掛けて収納するのがベストです。手に持った状態に近いので型崩れの心配が少なく、おまけに出し入れもしやすいからです。しかしながら、なかなか最適な場所が確保できないことが多いのではないかと思います。
そんなときはクローゼットのハンガーパイプにS字フックなどを使って掛けるというのが、これまでは一般的な方法でした。しかし、私の知らない間に100均でも様々なバッグ収納ハンガーが登場していたのですね。
というわけで、今回はダイソーで販売中のバッグ収納ハンガー4種を買って試してみることにしました!
※この記事は2021年12月24日時点の情報に基づいています(2023年6月5日更新)
ダイソーのバッグ収納ハンガー4種
今回ダイソーで購入したバッグ収納ハンガーは上写真の4種類です。左端のものだけ税込220円で、残りはすべて同110円となっています。
また、左の3つはダイソーの商品ですが、右端のものだけはイノマタ化学の製品。セリアやDCM系列のホームセンターでも販売されているようです。
バッグ収納ハンガー
JANコード | 4549131963892 |
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税込価格 | 220円 |
サイズ | 390×70×50mm※ |
耐荷重 | 不明 |
材質 | ポリプロピレン、スチール |
製造国 | 中国 |
※収納マンによる実測
まずひとつめは、税込220円の「バッグ収納ハンガー」。さすが高額品だけあって、こちらだけフックとシャフト部分がスチールでできています。
独立可動式のフックが4つ
こちらのバッグ収納ハンガーは4つのフックがそれぞれ独立しており、360°自由に向きを変えることができます。
バッグを掛けた状態
中身が入った約2000gのバッグ2つと中身が空の約400gのバッグ2つを掛けてみました。耐荷重は不明ながら、まったく問題なさそうです。
約30mmまでの持ち手に対応
こちらのフックは最大約30mmの持ち手を掛けられるようになっています。ほとんどのバッグはこれで十分ではないでしょうか。
くるっ!とロングフック
JANコード | 4994163290926 |
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税込価格 | 110円 |
サイズ | 380×160×20mm※ |
耐荷重 | 約7kg |
材質 | ポリプロピレン |
製造国 | 日本 |
※収納マンによる実測
ふたつめは「くるっ!とロングフック」。先ほどのバッグ収納ハンガーと比較するとチープな印象です。
2連フックが2つ
こちらはW字型の2連フック2つが上下に分かれて回転する構造です。ハンガーパイプに引っ掛けるフックももちろん回転できます。
バッグを掛けた状態
先ほどと同じバッグを掛けるとこんな感じ。耐荷重は一応7kgとなっていますが、合計5kgくらいならまったく問題ないと感じるほどシッカリしています。
約50mmまでの持ち手に対応
バッグを掛けるフックは最大50mmくらいの持ち手にも対応します。一方で、ハンガーパイプに掛けるフックの最狭部は28mmなので、30mm以上のハンガーパイプにはちょっと掛けにくいと感じるかもしれません。
バッグハンガー(ダブル)
JANコード | 4549131960396 |
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税込価格 | 110円 |
サイズ | 130×95×70mm※ |
耐荷重 | 不明 |
材質 | ポリプロピレン |
製造国 | 中国 |
※収納マンによる実測
3つ目は「バッグハンガー(ダブル)」。こういう形状のものは以前からamazonなどでも販売されていましたよね。まさか百均にもあるとは思いませんでした。
回転式のWフック
こちらは回転式のフックが付いたWフックという構造です。
バッグを掛けた状態
重さの異なるバッグを掛けると傾くものの、そんなに不安定ではありません。耐荷重は不明ですが、特に問題はなさそうです。
約30mmまでの持ち手に対応
こちらのフックは1番目に紹介した税込220円のバッグ収納ハンガーとほぼ同じ形状とサイズです。約30mmの持ち手に対応します。
バッグハンガー
JANコード | 4905596670063 |
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税込価格 | 110円 |
サイズ | 265×97×70mm |
耐荷重 | 連結時総耐荷重5kg フック1つあたり1.5kg |
材質 | ポリプロピレン、スチロール樹脂 |
製造国 | 日本 |
最後はイノマタ化学の「バッグハンガー」。カバンを掛けるフックが2つ付いており、任意の位置に取り付けられるようになっています。
可動式フック×2+連結可能
フックを取り付ける穴が4つ開いていて、両面の好きな高さにフックを取り付け可能。さらに、最下部に同じバッグハンガーを連結できるようになっているのですが、普通にハンガーを掛けてもOKだと思います。こちらのバッグハンガーの下にダウンジャケットなどを掛ければ、クローゼットの高さ空間を活かすことができるのではないでしょうか。
バッグを掛けた状態
フック1つあたりの耐荷重は1.5kgということですが、2kg以上のバッグを掛けても問題なさそうです。
約35mmまでの持ち手に対応
こちらのフックは組立式ながら意外と奥行があって、約35mmまでの持ち手に対応しています。
それぞれ比較した結果
以上の通りダイソーで購入したバッグ収納ハンガー4種を検証した結果、個人的には1番目(上写真・左端)、2番目(同・左から2番目)、4番目(同・右端)が良いと感じました。
1番目のバッグ収納ハンガーは税込220円と高価ですが、すべて自由にフックの向きを変えることができるし、逆にすべて向きを揃えれば壁面に4つのバッグを掛けることもできて便利です。また、スチール製のフックで丈夫さが期待できるように思います。
2番目は見た目はチープですが、Wフックが2つの構造でも特に不便は感じません。また、ひとつずつのフックは大きいU型なので、意外とバッグが掛けやすいです。ストールやマフラーなどを掛けるのにも良いのではないでしょうか。
4番目はフックの高さを変える必要性はあまり感じませんが、こちらも1番目と同様に壁面にカバンを掛けて使うこともできるのが便利です。また、前述の通り下にハンガーを掛けることもできるのが魅力だと思います。
残る3番目は特に問題はないのですが、ほかの3つに比べると一歩及ばずというのが個人的な印象です。
今回ご紹介したバッグ収納ハンガーはいずれも基本的にはクローゼットなどのハンガーパイプに掛けるタイプです。しかしながら、1番目と4番目は壁面のフックに掛けることもできます。ただし、バッグは結構な重量になることも多いので、耐荷重には注意してください。
これらのバッグ収納ハンガーを掛けるのに最適な場所を見つけたら、バッグを掛けて収納してみましょう。バッグが変形する心配が少なく、しかも出し入れが容易になります。我が家も早速、これらを使ってエコバッグの収納スペースを見直してみたいと思います。
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