室内物干しには床に置く据え置き式のほか、壁面や天井に固定するタイプがあります。
今回は主に賃貸住宅にお住まいの方や、ネジで固定するのはちょっと不安という方のために、つっぱり式の室内物干しを紹介したいと思います。
※この記事は2015年4月14日時点の情報に基づいています(2024年6月30日一部更新)
ナサ流通企画・つっぱり式室内用物干しNJ-0066
ナサ流通企画の「つっぱり式室内用物干しNJ-0066」は、たぶん以前に我が家で使用していたものとまったく同じ商品です(当時はセシールで購入)。ラグビーのゴールポストのようなH型形状で、天井と床を突っ張って設置します。
15年ほど使いましたが、安定していて特に何の不満もありませんでした。ただ、一度だけ倒れてきたことがあります(苦笑)非常に大きいものなので一人で組み立てるのは大変です。二人以上での組み立てを推奨します。
積水樹脂・つっぱり式部屋干しものほし台DTHW-1
積水樹脂の「つっぱり式部屋干しものほし台DTHW-1」も天井と床で突っ張る室内物干しですが、竿の部分は別になっているので、こちらのほうが設置が楽で、物干し竿の高さの調整も可能です。
使わないときは物干し竿を外してしまうことで、見た目を損なうこともないだろうと思います。
天馬・ポーリッシュ突っ張り式物干し窓枠用PS-19
天馬の「ポーリッシュ突っ張り式物干し窓枠用PS-19」は窓枠の内側に収まるので、使わないときはスッキリとカーテンで隠すことができます。窓の横に家具を置いていても干渉しないのも良いですね。
同様のものは他にもありますが、ポーリッシュの素晴らしいのは樹脂パーツがポリカーボネートでできているところ。紫外線に強くて劣化する心配が少ないので、長く使うことができます。
森田アルミ工業・FRAMES(フレームス)
森田アルミ工業の「FRAMES(フレームス)MKA11-BK」は窓枠もしくは床と天井の間に取り付ける室内用物干しです。
森田アルミ工業と言えば、室内物干しワイヤー「pid 4M(ピッドヨンエム)」や室内物干しシェルフ 「Wally(ウォーリー)」など木ネジで壁に固定する商品が有名です。しかし、フレームスは突っ張り式。窓枠の上下、もしくは床と天井の間に突っ張って設置するため、賃貸住宅でもOKな仕様となっています。
森田アルミ工業・cupen(クーペン)
お次も森田アルミ工業で「cupen(クーペン)」。こちらは上写真のように斜めに設置できる物干し竿と竿受けのセットとなっています。竿受けは石膏ボード壁専用となっており、付属のピンで壁に固定します。ピンを抜いた痕が目立たないので、賃貸住宅でも使用可能です。
最長259cmまで竿を伸ばすことが可能で耐荷重は約10kg。壁に沿うかたちで物干し竿を渡せない場面で大活躍間違いなしでしょう。
平安伸銅工業・ワンタッチ室内物干しハンガー4本TMH-5
大きな窓や壁面にあまりスペースがない場合は1本脚の平安伸銅工業「ワンタッチ室内物干しハンガー4本TMH-5」なども良いのではないでしょうか。洗濯物を掛けられる量が少なそうに見えますが、意外と耐荷重は前述のポーリッシュと同じで20kgあります。
もちろん、メーカーによって耐荷重の基準は異なるため単純に比較できないものの、設置場所によってはこちらのほうが使い勝手が良いこともあろうかと思います。
平安伸銅工業・クローゼット用強力支え棒KSP-110
突っ張り式の室内物干しでもっともお手軽なのは、平安伸銅工業の「クローゼット用強力支え棒KSP-110」を使う方法ではないかと思います。壁と壁の間に突っ張り棒を渡すだけでは不安がありますが、強力支え棒を使えばそんな不安は解消されます。
ちなみに、外径34mm以下の強力タイプ突っ張り棒なら、他社製品でも組み合わせて使うことができます。
以上、賃貸住宅でも使用可能なつっぱり式の室内物干しを7つ紹介しました。基本的には天井と床で突っ張るタイプと、壁と壁の間に突っ張るタイプが一般的ですね。
個人的には天馬のポーリッシュのように窓枠内に突っ張るタイプがもっとも使い勝手が良いと思います。天井や壁を突っ張る場合は下地がある場所じゃないと、倒れたり落下したりする可能性が高いです。その点、窓枠はシッカリしているので、そこに突っ張ったものが倒れる心配は少ないからです。
そのほか、天馬には様々なタイプの室内物干しがラインナップされています。様々な選択肢から最適なものを選んでください。
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