いやー、梅雨らしくなってきましたねー。この雨のおかげで農作物が育つとは言え、蒸し暑いわ、サイクリングには行けないわで、困ってしまいます。
それよりも困るのが、洗濯物が乾かないということでしょうか。室内干しの場所が確保できていないと、リビングなどの目立つところに干さざるを得ない場合もあり、さらにテンションが下がりかねません。
室内干しのスペースを確保することは本当に大事です。もちろん見た目がまったく気にならないならどこに干しても良いでしょうけど、スッキリ快適に暮らしたいと願うならば、これはもう絶対に重要です。
そうは言っても、リフォームしてドライルームを作るなんてことは簡単にはできません。限られた部屋数を何とかやりくりしている現状で、室内物干し台を置く場所をキープするというのもなかなか難しいでしょう。
そんなときに是非オススメしたい商品がこのたび新たに発売されましたので紹介したいと思います。
サヌキ「Coconi・DRYit(ココに ドライイット)」
以前に石膏ボード壁に棚柱(棚受けレール)を取り付けできる「Coconi(ココに)棚柱取付け用ピン固定パーツ」というのを紹介したことがありましたが、今回紹介する商品は同じサヌキというメーカーのもので、「Coconi・DRYit(ココに ドライイット)」という商品です。
「ココに ドライイット」は、やはり石膏ボード壁に取り付けられるもので、折りたたんで収納可能な竿受け金具です。取り付け簡単、しかも見た目が非常にスマート。「ああっ!これならウチにも手軽に室内物干しのスペースを確保できそう!」と思えてしまうようなスグレモノです。
石膏ボード壁ならどこでも取り付けOK
動画をご覧いただければ分かる通り、「ココに ドライイット」は石膏ボード壁に手軽に取り付けできます。形状だけで言えば今までも同様の商品はありましたけど、従来は杉田エースの「室内用サンウィング400」のように壁にネジで固定するものしかありませんでした。
これは単純に固定方法の違いという話ではありません。ネジで固定する場合は、基本的に壁の下地のあるところを探す必要があります。竿受け金具を取り付けたい場所に偶然下地があればラッキーですけど、残念ながらそうではないことのほうが多いと思います。
その点、「ココに ドライイット」なら取り付けたい場所に簡単に取り付けできるというのがスゴイわけです。もっとも、いくら石膏ボード壁用とは言え、これの場合は大きなネイルで壁に突き刺すので、針で突いた穴程度では済まなそうです。というわけで、賃貸住宅には適さないと言えるでしょう。
「ココに ドライイット」はコンパクトな耐荷重5kgの「DIT-250」と耐荷重が8kgの「DIT-350」の2タイプ展開。竿の両側に計2つを取り付ければ、それぞれ最大10kgと16kgまで対応可能となります。
ただし、一般的に石膏ボード壁が耐えられる荷重は10kg程度までとされていますので、90~120cm程度の長さの竿を使ってマックス10kg程度までの洗濯物を掛けられると考えておくのが無難でしょうね。
そうすると、普段外干しで使う竿の長さは180cm以上であることが多いですから、室内干し用の竿は別に用意したほうが良いということになり、フックが収納できても竿は部屋の隅に立て掛けるなりしないといけないと思います。竿の収納場所や竿の長さのことを考えると、リビングよりは洗面脱衣所で使うほうがよりマッチしそうな感じです。
でも、このスマートな外観は是非ともリビングや玄関で使ってみたいですね。凝った商品の割りには価格も手頃で良いと思います。
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