スマートスピーカー「Google Home mini(グーグル・ホーム・ミニ)」を購入しました。と言っても、もう3ヶ月も前のことなんですけどね。レビューするのを忘れておりました。
もともと我が家では「Amazon Echo Dot(アマゾン・エコー・ドット)」(旧世代)を使っていました。Echoは天気を聞いたり音楽を聴くには便利なんですけど、質問をしても返答が結構イマイチに思えたんですね。たとえば「アレクサ、国会議事堂について教えて」と呼びかけると、なぜかドイツの国会議事堂について教えてくれたりするのです(苦笑)
我が家では家族で食事中にEchoに質問を投げかけることが多いので、検索大手のGoogleのほうがマトモな回答が返ってくるんじゃないかと期待してGoogle Homeを購入したのです。
※この記事は2019年4月1日時点の情報に基づいています
Google Home mini
こちらが「Google Home mini」(カラー:チョーク)のパッケージ。Echo Dotに比べると大きいです。
中身はEcho Dot同様にシンプルです。本体とACアダプター付きのmicroUSBコード、それと簡単な取扱説明書です。
本体上面はスピーカー、底面はゴムで滑りにくくなっています。側面にはACアダプタに繋がるmicroUSB端子、あとマイクのON/OFFスイッチがあるだけです。
早速、使ってみる
使い方は簡単です。電源に繋ぎ、スマホに「Google Home」アプリを入れてセットアップするだけです。
ただ、私のGoogleアカウントを使うと、家族にスケジュールがダダ洩れになってしまうので、家族用のアカウントで設定しました。一人暮らしならともかく、こういうところが逆に不便ですね。
Google Homeアプリ
Google Home miniはスマホの専用アプリから操作が可能です。ただ、スマホを取り出すならスマートスピーカーなんて必要ないわけで、Amazon Echo同様、使うことはありません。あくまで設定用という感じでしょうか。
触ると勝手に音量が調節されてしまう
Google Home miniは上面に音量が青白いランプで表示されます。本体側面がタッチセンサーになっており、指でトントンしてやると音量を上げたり下げたりできます。
ただ、カウンターの上で移動させるときに手で持つと音量が変わってしまうのが厄介です。声でも音量調節できるので、別にタッチセンサーは要らなかったんじゃないかなと思います。
Echo Dotとの比較
外観の比較
次に、Google Home miniとAmazon Echo Dotを比較してみましょう。大きさは同じくらい。強いて言えばGoogle Home miniのほうがちょっと大きいでしょうか。
デザインはまあ、好みでしょうね。個人的にはどちらも悪くないと思います。
使用感の比較
Google Home miniを3ヶ月使用して思うのですが、Google Home miniは完全に期待外れでした。知りたいことがあって「オーケー、グーグル」と呼びかけて質問しても、ウィキペディアを読み上げるような感じではなく、一言二言しか答えが返ってこないのです。おまけに、分からないことも多いです。
音楽再生についても不満があります。Echoはプライム会員ならかなりのボリュームの音楽をタダで聞くことができます。一方のGoogle HomeはYouTubeプレミアムを契約するか、Spotify(スポティファイ)に登録しろと言われます。Spotifyでも十分ではありますが、アーティスト名をいきなり呼び掛けても応答がなく、いちいちSpotifyを呼び出してからアーティストを指定する必要があって面倒です。
ユーモアのセンスもアレクサのほうが上だと思います。Google Homeは優等生なのかもしれませんが、面白味がありません。歌もアレクサのほうが上手です。おかげで、家族は誰も使わなくなってしまいました。
というわけで、Google Home miniは非常に残念な結果となりました。しかしながら、Amazon Echoだってプライム会員でなければ使い勝手が悪いでしょうし、普段から自分がどんなサービスを使っているか次第で評価は変わってくると思います。
とは言え、質問したことにはもうちょっと十分な回答ができると思うのですが…。もう発売されてからしばらく経ちますが、今後、改善されることを期待したいところです。
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