私はマンションギャラリーなどでセミナーをするときに必ず言っていることがあります。それは、「オシャレな家具やファブリックを揃えるより、照明をふんだんに使うことが重要です!」ということです。
これから内装を選べる段階の内覧会や、一戸建てのモデルハウスでは、「照明器具なんて費用はたかが知れています。予算が厳しくなっても他に落とせるところはたくさんありますから絶対に照明は減らさないでください!」とも言ってきました。実際、ダウンライトなんて1つ3000円くらいなんです。無駄な建具を一つ減らせば10万円くらい予算を落とせますから、細々と照明を減らす必要なんてないのです。
それほど照明の重要性を理解しているはずの私ですが、灯りナビゲーターの結城未来(ゆうき みく)先生の本と講演には衝撃を受けました!
※この記事は2019年3月24日時点の情報に基づいています
サインもらっちゃいました(笑)
結城先生のご講演は、インテリアコーディネーター向けに開催された「インテリアフェスティバル2019」のメインイベントとしておこなわれました。最近、学習机評論家として学習用デスクライトの研究もおこなっている私としては、これはチャンスとばかり即座に申し込み、ありがたく拝聴させていただきました。
ご講演が終わってから、なんとか直接ご挨拶したいと考えていたのですが、ジャンケン大会で見事に勝利して結城先生から著書をいただき、サインまでしてもらっちゃいました(笑)このジャンケン大会のときは本当に神がかっていて、相手が次に何を出すかが分かったんですよ!都合4人を勝ち抜いて結城先生にご挨拶できたのは、単なる運ではなく、運命だったと思っています!
ちなみに私、普段はこんなミーハーなことはしません(苦笑)これまでも著名な方のご講演はたくさん拝聴しておりますが、こんなことは生まれて初めてです。
結城先生の照明術は何がすごいのか?
結城未来先生の『頭がよくなる収納術』、ともすれば胡散臭いタイトルです。ですが、中身は本当に素晴らしいものです。
私がセミナーでお話しする収納と照明の関係は、あくまでインテリアを美しく見せるためのテクニックに過ぎません。一方、結城先生のお話はそんな薄っぺらなものではありません。照明だけでなく日照もうまく活用することで、心身ともに健康になれるというのです。
そのように私が説明すると余計に胡散臭く感じられるでしょうから(苦笑)、騙されたつもりで結城先生の著書をお読みください。インテリアに照明を活用したい方はもちろん、仕事から帰ってきてもリラックスできない、なかなか眠れない、目覚めが心地良くないと思われる方にはきっと喜んでいただけると思います。
当日のご講演では、照明を含む灯り全般の話はもちろん、健康やマスコミ裏話にまで話が及んだのですが、ここでも共感するところが多かったです。私が結城先生にお会いできて興奮しているのも、照明の研究者としてリスペクトしているだけでなく、健康やマスコミに対する考えでも通じるところが多すぎるからなのだと思います。
とは言え、私もまだまだ結城先生のお考えのごく一部しか理解できておりません。これから先生の著書を片っ端から拝読して、先生の知識を吸収するとともに、私なりに広めて参りたいと思っております!
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