先日、ちょっと物騒なことがありまして、防犯カメラ(Tapo C100/A)の映像をチェックしようと思ったら、ちゃんと録画できていないことが分かりました。
妻が「交代で見張る?」と言い出しましたが、さすがにそこまでする気はしません。とりあえず代わりを手配することに決めたものの、同じものを買っても面白くない。そこで、上位モデルの「Tapo C210/A」を購入することにしました。
TP-Link「Tapo C210/A」
TP-LinkのネットワークWi-Fiカメラ「Tapo C210/A」はこれまで使っていた「Tapo C100/A」の上位モデルです。C100の画角は指定した角度で固定ですが、C210は横360°&縦114°まで回転可能。さらに、約200万画素のC100に対し、C210は300万画素のフルHD画質です。
ともあれ、接続方法などは基本的に同じなので、さっそく天井(窓枠の上)に取り付けるところから始めましょう。
まさかの土台ハメ殺し
C100の底面は壁に引っ掛けるためのネジ穴があるだけだったので、比較的フラットで超強力両面テープで貼り付けることができました。しかし、C210は土台が別にあるため、底面にフラットな面がほとんどありません。そこで、とりあえず土台を取り付けてから天井への設置方法を検討することにしました。
しかし、土台を外そうと思っても外れません。旧モデルの「C200」を天井に取り付けたら外せなくなったというamazonのレビューはこういうことだったのかと愕然としました。
仕方なく、土台を破壊して、底面の凹んだ部分はパテで埋めようかと考えましたが、土台の中央部分がネジ穴のように見えたのでマイナスドライバーを挿し込んで回してみたところ、割りと簡単に土台を外すことができました。この感じだと、天井に取り付けても躯体下部を掴んで時計回りに強く回せば外せるんじゃないかと思います。
土台をPPシートに貼り付ける
C100を取り付ける際は天井にマステと超強力両面テープで固定しました。しかし、今回は100均のPPシートに土台を接着剤で貼り付けたうえで、ホッチキスで固定することに決定。賃貸ではないのでネジ穴を開けることは問題ないものの、こういうのはまたすぐに買い替えることがあると思うからです。
ともあれ、まずはPPシートを適当な大きさにカットしてから、土台を「GPクリヤー」で接着。このとき、電源ケーブルをどちら側に出すかを考えてから土台を貼り付ける必要があります(ネジ穴の方向に電源コネクタがあります)。
タッカーで天井に固定する
PPシートに土台を接着したら、今度はホッチキスで天井(窓枠の上)に固定します。今回は面倒だったのと、より強力に固定するために、タッカーを使いました。針穴はタッカーのほうがちょっと大きいと思います。
C210の天井取付完了
あとは土台にカメラ本体を取り付けて設置完了。マステだと剥がれてくることがありましたが、今回のほうが安定感があります。
ちなみに、C100は75gでしたが、C210は本体が194gで土台が7gの計201gです。重量は3倍近いので、そもそもマステで固定するのは無理だったかもしれません。
カメラをリモコン操作できる
さっそく使ってみましょう。C100は手動で設定した範囲の映像しか確認できませんでしたが、C210ならスマホからカメラの向きをリモート操作できます。まるで潜望鏡のようですね。操作時にはカメラから「ウィーン」というモーター音が聞こえます。
300万画素で画質がキレイ
また、C100は約200万画素でしたが、C210は300万画素なのでパッと見てすぐ分かるほど画質がキレイです。拡大しても人の顔が認識できそうなくらい解像度が高いと思います。
一方で、C210はC100と比較すると画角が狭く感じられます。また、歪み補正機能もありません。ただ、これはカメラが回転するのでそれらの機能は必要ないという判断だったのかもしれないですね。
以上の通り、今回購入したC210には概ね満足です。天井への取付けはやはり容易ではなかったものの、画質は期待に反することなく、カメラの回転もスムーズです。ネットワークも今のところ安定しています。
一方で、画角が狭いのはちょっと想定外でした。我が家ではカメラの向きは基本的に固定なので、そこをあらかじめ知っていればC210は選ばなかったかもしれません。あと、マイクロSDカードの認識が最初は問題なかったものの、すぐに認識しなくなってしまったので、ちょっとこれから対応を考えなければならないところです。
というか、その問題が解決しなければ買い替えた意味がないんですけどね(苦笑)
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