我が家のパナソニックの冷蔵庫(NR-F553HPX-X)はエッグトレイ(たまごケース)が扉内面ではなく、冷蔵室にポンと置くかたちになっています。特に使い勝手が悪いということはなくて、むしろ扉収納に調味料などを収めやすい反面、玉子の上のスペースがちょっとだけもったいなかったりします。
冷蔵庫の中はたいていガラガラなんですけど、妻は玉子の上のスペースがもったいないと感じるのか、常に空きスペースを確保しておきたいと考えているのか、そこに袋物を置いていることが多いです。そこで、ここに棚のようなものがあればもっとスマートに収納できるのではないかと考えて、山崎実業の「伸縮冷蔵庫中収納ラックtower(タワー)」を使ってみることにしました。
山崎実業・伸縮冷蔵庫中収納ラックtower
山崎実業の伸縮冷蔵庫中収納ラックtowerはPS(ポリスチレン)樹脂でできた伸縮式のコの字型ラックです。側板2枚と棚板1枚に分かれている組立式ですが、側板に棚板を挿し込むだけなので組み立ては簡単。ハメ殺しではないので、分解も容易です。
耐荷重は約3~1.5kg
こちらの収納ラックの耐荷重は幅最小時(30cm)で約3kg、最大時(45.5cm)で約1.5kgとなっています。ご覧の通り幅を最大にして1.5リットルのペットボトルを乗せてみても問題ありません。多少はたわみますけどね。
なお、棚板の高さはもう1段下に調整することもできます。上段に棚板をセットした場合の下段の内寸高さは11cm、下段にセットした場合は8cmとなります。
収納ラックを設置してみた
早速、エッグトレイを跨ぐように収納ラックを設置してみました。この状態で幅最大の45.5cmです。
棚板を下段にセットすると玉子が当たってしまうので、棚板は上段にセットしています。ただ、そうすると棚板の上のスペースは思ったよりも高さがありません。
鍋がそのまま入るのは助かる
上段に密閉容器が入れば良かったのですが、我が家でメインで使っているものは残念ながら入らず。豆腐を1丁入れるのがギリギリでした。
一方で、下段には鍋(ティファール・ソースパン20cm)がそのまま入るのは助かります。
片手でサッと幅調整ができる
こちらの収納ラックは片手でサッと幅を調整できるのも助かります。これなら収めるモノに合わせてすぐに対応可能です。
というわけで、我が家のパナソニックの冷蔵庫でエッグトレイを跨ぐようにして山崎実業の伸縮冷蔵庫中収納ラックtowerを使った場合、棚板の上のスペースはちょっと狭かったです。しかしながら、多少なりとも空間を無駄なく使えますし、幅の調整がとても簡単で便利だと感じました。鍋が収まるのも助かります。
撤去や分解も簡単。分解すればフラットに収納できるので、収納スペースに困ることもありません。価格は3千円近くと高価ですけど、100均のコの字ラックよりも格段に使いやすく見た目も良いことは間違いないでしょう。
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