中学2年生になった娘は最近、イマドキの若者言葉を使います。
特にツボにハマったのは「ドンマイすぎる」というフレーズです。思わず「ドンマイ!」と声を掛けたくなる状況で使うべきなんでしょうけど、「ヒデー」とか「スゲー」とかいう言葉の代わりに使っている印象です。
「安定の○○」というフレーズもよく聞きます。野球で「安定の守備」などと使うのが普通かと思いますが、イマドキはむしろ「それって本当に安定?」と首を傾げる状況で使われることのほうが多いです。たとえば「安定のピサの斜塔」といった使い方で、英語で言うと”so”とか”the”程度の意味合いしか感じられません。
しかし、今回ご紹介する洗濯機ラックは本当の意味で「安定の」商品です。
※価格および仕様はすべて2018年4月9日現在
山崎実業・ランドリー収納TOWER
このたび山崎実業から発売されたランドリー収納(上写真)は、実績のある「安定のタワーシリーズ」の洗濯機ラックです。これまでのタワーシリーズ同様、スチール製でシッカリしており、デザインもシンプル&スタイリッシュです。
ただし、ハンガーバーの部分だけは天然木。tosca(トスカ)シリーズと間違えそうですが、デザイン的には良いアクセントになっていると思います。
なお、カラーはホワイト(3605)とブラック(3606)の2色です。
フラットな棚板&フック付き
洗濯機ラックはスペースに合わせて設置できるように伸縮式となっていることも多いですが、タワーのランドリー収納は幅約75cmの固定タイプです。そういうこともあって、棚板はメッシュ状ではなくフラットとなっており、洗剤やタオルを置きやすい仕様です。
また、サイドには付属のフックを取り付けて小物を掛けられるようになっています。ちょっとしたことですが、意外とこういう機能を備えた洗濯機ラックは少ないですね。
なお、高さは約190cmとなっており、洗濯機ラックとしては高い部類です。一般的なクローゼットのハンガーパイプとそれほど変わらないとは言え、背が低い人にはちょっと手が届きづらいかもしれません。
立て掛け式より安定
冒頭で「安定のタワー」と強調したのは、山崎実業が以前に発売した「立て掛けランドリーシェルフTOWER」(上写真)よりも安定していると言いたかったためでもあります。
洗濯機は洗濯中の振動が強いので、立て掛け式ではやはり倒れてくる心配がありました。また、ハンガーバーに掛けた洗濯物を取るときに倒してしまうリスクもありました。その点、今回発売された4本脚タイプは安定していて良いでしょう。
ちなみに、価格は「立て掛けランドリーシェルフTOWER」の税込14,580円に対し、「ランドリー収納TOWER」は同18,360円となっています(いずれも2018/04/09現在のアマゾン価格)。脚が2本増えて補強もされているわけですから、妥当な価格と言えるでしょう。
もっとも、2,000円台で購入できる洗濯機ラックもあることを考えると高価です。それでも、この仕様であれば決して高くはありません。
天然木のハンガーパイプの耐久性や横揺れの程度が気になるところですが、なかなか良い商品ではないかと思います。
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