山崎実業の「テーブル下 収納ラック tower(タワー)」がよく売れています。ダイニングテーブルの下面にネジで取り付けて、新聞やリモコン、ボックスティッシュなどを手近に収納できるというものです。硬いテーブルトップに木ネジで留めるなんてなかなか大変だと思うのですが、それでも取り付けたいと思う方が多いということでしょう。
ともあれ、ヒット商品が出れば二匹目のドジョウを狙うのは商売の基本です。今度は単品で使っても便利なあの定番商品をテーブル下に収めるラックが登場しました。
※この記事は2023年6月16日時点の情報に基づいています
山崎実業・テーブル下 収納ボックス ラック tower
2023年7月2日に発売が予定されている山崎実業の「テーブル下 収納ボックス ラック tower」(ホワイト:4453、ブラック:4454)は、”市販の収納ボックス”を利用してテーブル下によく使う小物を一括収納できるラックです。誰がどう見ても無印良品の「PPファイルボックス ワイド 1/2」を利用しているわけですが、これが手元にあれば確かに便利だと思います。
しかも、ファイルボックス1/2よりもラックの内寸のほうが高いので(ボックス12cmに対しラック17.5cm)、上写真のようにハサミやペン、文庫本はもちろん新書も立てて収納できるというのは魅力的です。
幕板があってもOK
こちらのテーブル下収納ボックスラックはPPファイルボックスワイド1/2を収めても上部に5.5cmの余裕があるので、幕板があっても使うことができるというのもメリットです。
もっとも、幕板は一般的にテーブルの縁よりも奥に設けられていることが多いですから、ちょっと奥まった位置になってしまうことは覚悟しなければなりません。
調味料の小瓶も立てて収納できる
従来のテーブル下収納ラックは内寸高さが6cmしかなかったので、薄いモノしか収納できませんでした。一方で、今回の新商品は17.5cmもありますから、調味料の小瓶などを立てて収納することだってできます。
さすがにこの大きさだと膝上に設置するわけにはいきませんが、支障がない場所なら是非とも取付けたくなる便利さだと思います。
山崎実業・テーブル下 カーペットクリーナーホルダー tower
今回は「テーブル下 カーペットクリーナーホルダー tower」(ブラック:3711、ホワイト:3710)という商品も同時に発売されます。こちらも同様にテーブル下に木ネジで留める構造で、いわゆるコロコロを引っ掛けることができるというものです。
確かに、コロコロはどこに置いたら良いのかと悩みがちです。しかしながら、テーブル回りで使いたいと思う頻度はそう多くはないと思います。
山崎実業・マグネット カーペットクリーナーホルダー tower
「テーブル下じゃなくて他の場所なら…」と思った方のこともちゃんと山崎実業は考えてくれています。「マグネット カーペットクリーナーホルダー tower」(ホワイト:3712、ブラック:3713)は冷蔵庫や洗濯機などのスチール面に磁石でくっつけることができるコロコロ用ホルダーです。
こちらは天板がトレー状になっていて、小物を置くチョイ置き棚として使えます。それも考慮すると、税込1,870円という価格はコスパが良いと言えるのではないでしょうか。
ちなみに、towerシリーズからは既に「マグネットカーペットクリーナーホルダー」というスペアテープ3本をセットで収納可能な商品も発売されています。こちらはコロコロのハンドルが上に飛び出す構造です。
というわけで、テーブル下カーペットクリーナーホルダーはさておき、テーブル下収納ボックスラックは非常に興味深い商品だと思います。普通に考えたらこんなにデカいものをテーブル下に取り付けようなんて思いもしないわけですが、スペースに問題さえなければ便利に違いありません。
もっとも、テーブル下にこんな大きなものを取り付けても問題ないなら、ニトリの「トロリ3コンパクト」などを置いたほうが良いのではないかというのも正直なところです。無印良品の「ポリプロピレンケース」とキャスターを組み合わせて置くのも良いかもしれないと思いますが、選択肢が多いというのも逆に悩ましいものですねー。
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