上写真は以前にちょこっと紹介しました防水スマホケースです。付属のシールフックで浴室の壁面に固定できるというものですが、中に水が入ってくるうえ、スマホの操作がしにくいので、使い物になりませんでした。ただ、このシールフックだけは外して使えないかなと思うほど可能性を秘めていました。
そんなことがあったことも忘れた頃、キャンドゥでまさしくシールフックのみというパーツを発見!天にも舞い上がる気持ちで買って参りました。
※この記事は2022年3月17時点の情報に基づいています(2023年10月19日一部更新)
元林・差し込み式壁面シールフック
品番 | FOK-29 |
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JANコード | 4968583218310 |
サイズ | 60×60×10mm |
耐荷重 | 1セットあたり1.5kg |
材質 | PVC、ポリスチレン |
製造国 | 中国 |
税込価格 | 110円 |
このたびキャンドゥで購入したのは元林の「差し込み式壁面シールフック2P」です。先日ご紹介した「ナットつき壁面シールフック」の姉妹商品と思われます。
ちなみに、調べたところによるとダイソーでも取り扱いが始まっているようです。
雌雄ともにシールフィルム
差し込み式壁面シールフックは壁側だけでなく、引っ掛けたいモノに付ける側もシールフィルムを採用しています。そのため、一般的な粘着テープのように剥がせば使い捨てではなく、再利用が可能です。また、一般的な吸着式のフィルムフックと異なり、一般的なフラッシュドアやキッチンパネルなど、多少のザラザラ面ならくっつけることが可能です。
なお、本製品の厚みは10mmとなっていますが、これは上写真のように雌雄のフックを引っ掛けた状態の厚みです。
耐荷重1.5kgは余裕でクリア
耐荷重は約1.5kgとなっています。不精をして2リットルのペットボトルに直接シールフックを貼り付けたところ、半日ほどでシュリンクフィルムが千切れてしまいました(苦笑)しかしながら、シュリンクさえ取れなければ落ちることはなかったと思います。
シールフックtowerに
では早速、使ってみましょう。山崎実業は最近、吸着式のフィルムフックを採用した収納グッズを増やしていますが、これを使えば多くのtowerシリーズの商品をシールフック式に改造できます。フィルムフックと違って多少のザラザラ面でもOKというのは助かりますね。
浴室でも使えるかも?
一応、差し込み式壁面シールフックは”浴室や屋外などの水に濡れやすい場所、湿気の多い所でのご使用・保管はおやめください。”と注意書きされているのですが、ニトリのシールフックと比較しても違いが感じられないので使えるんじゃないかなと思います。
もし大丈夫だったら、従来の浴室用マグネット収納では存在しなかったサイズのボックスを壁に付けたりもできますね。
調味料ポットを直接壁掛け
差し込み式壁面シールフックが良いのは、以前に紹介したナットつき壁面シールフックと違ってネジ穴を開ける必要がないところです。そのため、調味料ポットに直接貼り付けて壁に掛けることもできます。
電卓を壁掛け
電卓をデスクの近くに壁掛けすれば、場所は取らないし、パッと手に届くところにキープできます。ただし、粘着式マグネットを使うのと違ってフックの出っ張りがあるため、使うときにガタガタします(苦笑)
リモコンを壁掛け
エアコンのリモコンを壁に掛けることだってできます。ただし、シールフックのフィルムは約60mm角ですから、フィルムの端をちょっと切ってやる必要があることが多いと思います。また、裏面に電池のフタがある場合は、電池交換の際に剥がす必要が生じます。剥がすことはできるのですが、かなり強力なので結構大変かもしれません。
以上の通り、差し込み式壁面シールフックは以前に試したナットつき壁面シールフックと違って、ネジ穴を開ける必要がないのが非常に大きなメリットと言えます。穴を開ける手間がない以前に、調味料ポットやリモコンなど穴を開けられないモノでも簡単に壁掛けにできます。
おまけに、壁に掛けたり外したりが容易です。マグネットが使える場合はそのほうが良いでしょうけど、差し込み式壁面シールフックは一般的な粘着式マグネットよりも耐荷重が大きいというのも利点だと思います。
いや、これは神アイテムでしょう!約60mm角の貼り付け面さえ確保できれば、ほとんどどんなモノでも壁にハングオンできますから、活用の幅はものすごく広いです。是非お試しください!
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