新居に引っ越しをする前に、手元にあった本や雑誌はほとんど処分してしまいました。また、最近はほとんど電子版を買うので本棚の本は少ししか増えていません。
とは言え、手元に置いておきたい本というのは少なからずあります。「本棚を見ればその人が分かる」なんて言いますけど、本棚にちょっとだけ本があると内容が把握しやすいので、来客に見られるのはちょっと恥ずかしかったりするわけですね。
そこで、以前からちょっと気になっていた100均グッズを試してみることにしました。
※この記事は2023年7月14日時点の情報に基づいています
サナダ精工・表紙を飾れるブックスタンド
JANコード | 4973430023535 |
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品番 | J-9907 |
サイズ | 156×73×110mm |
材質 | ポリスチレン |
製造国 | 日本 |
税込価格 | 110円 |
今回ダイソーで購入したのはサナダ精工の「表紙を飾れるブックスタンド」という商品です。発売されたのはたぶん1年くらい前なんですけど、地元で見つけたのは初めてでした。
表紙を飾りつつ本を隠すことも
サナダ精工の表紙を飾れるブックスタンドを使うと、上写真のように表紙をディスプレイできます。しかも、後ろに並べた本のタイトルが丸見えにならず、スッキリとした印象になります。
ちゃんとブックスタンドの役割を果たす
サナダ精工の表紙を飾れるブックスタンドはその名の通り、ちゃんとブックスタンド(ブックエンド)としての役割も果たすのです。正面からコの字で掴むような感じで本を支えるのですね。
ディスプレイできる、隠せる、ブックエンドにもなる、まさに一石三鳥のお役立ちグッズと言えましょう。
ムックや雑誌のディスプレイもOK
サナダ精工の表紙を飾れるブックスタンドの商品説明には”文庫本やコミックの収納に”と書かれているので、小さな本しかディスプレイできないと思われるかもしれません。しかし、実際に試してみたところ、ムックやA4サイズの雑誌をディスプレイしても問題ありませんでした。
大判の本をディスプレイしたほうが後ろに並べた本を隠しやすく、より見た目がスッキリした印象になります。ただし、ムックや雑誌をディスプレイする場合は後ろに並べた本との間に距離を取らなければならないため、ブックエンドとしての役割は果たせません。
角度は75度から95度くらい
こちらのブックスタンドで本の表紙をディスプレイした場合、その角度はペラペラに薄い本で75度、厚み27mmまでの厚い本で95度になります。
数字だけ見ると75度でもかなり壁に近い感じのはずですが、A4版の雑誌の場合はブックスタンドの奥行よりも後ろに出っ張るくらいに傾きます。
ダイソー・漫画を飾れる棚
JANコード | 4550480102382 |
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品番 | SGブックエンド2382 |
サイズ | 135×161×30mm |
材質 | ポリスチレン |
製造国 | タイ王国 |
税込価格 | 110円 |
ダイソーには他にも似たような商品があります。「漫画を飾れる棚」は棚板の上に乗せて、前面に本を立て掛けてディスプレイできるというものです。”京都芸術大学の学生と企画・開発を行った商品”と記されています。
棚板に吸着する感じで安定する
漫画を飾れる棚のパッケージ写真を見ると、棚板に敷く板状の部分は奥に並べた本の下敷きにする必要があるように見えます。しかしながら、奥行が浅いコミック専用ラックならともかく、カラーボックスなど奥行30cmくらいの本棚の場合は、飾れる棚が奥に並べた本まで届かず、そういう状態にはなりません。
ところが、実際に使ってみると、奥に並べた本まで届かなくても本の表紙が見えるようにディスプレイすることに問題はありませんでした。漫画を飾れる棚の板状の部分が棚板に静電気で吸着するような感じになるのです。もしくは、てこの原理でバランスが取れているのかもしれません。
ムックや雑誌のディスプレイは不可
ムックくらいなら立て掛けられなくもないのですが、上写真の通り後傾しすぎてディスプレイという感じではなくなってしまいます。また、A4版など大きい雑誌はバランスを崩して完全に後ろに倒れてしまいます。基本的には単行本サイズまでですね。
角度は40度から70度くらい
なお、漫画を飾れる棚のディスプレイ角度は40度から70度くらいです。また、ディスプレイ可能なのは溝の奥行20mmに合うボリュームの本に限ります。
ダイソー・飾れるディスプレイスタンド
JANコード | 4550480305714 |
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品番 | ブックエンド5714 |
サイズ | 135×161×40mm |
材質 | ポリスチレン |
製造国 | タイ王国 |
税込価格 | 110円 |
ダイソーには「飾れるディスプレイスタンド」という商品もあります。前述の漫画を飾れる棚とほぼ同じ形状ながら、手前側にポストカードや色紙などを挿し込むための細い溝が設けられたものです。
もちろん単行本もOK
とは言え、こちらも単行本やコミックをディスプレイすることができます。ムックやA4版の雑誌などがNGなところも同様です。
角度は45度から70度くらい
飾れるディスプレイスタンドのディスプレイ角度は45度から70度くらいです。ポストカードなど薄いものをディスプレイした場合は70度くらいになります。
なお、ディスプレイ可能な本の厚みは溝の奥行18mm以下となります。ポストカードなど薄いものは2.5mm以下です。
CDジャケットを飾ってみた
レコードでもあればサマになると思ったのですがあいにく手元になく、代わりにCDジャケットを飾ってみました。
若かりし頃に足繁く通ったタワーレコードの売場を思い出すディスプレイで、これはすごく良いと思いましたよ(笑)ちなみに、前述の漫画を飾れる棚でも同様にCDジャケットを飾ることができます。
表紙を飾れるブックスタンドもCDオーケー
冒頭の表紙を飾れるブックスタンドに戻りまして、こちらでもCDジャケットを飾ることができます。
表紙を飾れるブックスタンドのほうが本棚より手前側に飛び出さないので安心してディスプレイできますね。漫画を飾れる棚や飾れるディスプレイスタンドも安定はしていますが、体が当たったりすると本などを落としてしまう可能性があります。
よって、今回試した3つの商品の中では、個人的には最初の表紙を飾れるブックスタンドがもっとも使い勝手が良いように思います。本棚から飛び出さないので安心ということはもちろん、ムックやA4版の雑誌もOKだからです。また、本棚の中身を隠すのにも最適です。
一方で、表紙を飾れるブックスタンドに比べると、漫画を飾れる棚や飾れるディスプレイスタンドはちょっと使いどころがイメージしにくいと感じます。本棚の手前に飛び出すだけでなく、棚板の下側にも出っ張りますから下段の本の出し入れの際にも邪魔です。
なお、漫画を飾れる棚と飾れるディスプレイスタンドはダイソーだけですが、表紙を飾れるブックスタンドはダイソーのほか、セリア、キャンドゥ、ワッツでも取り扱っています。よろしければ一度、店頭で手に取ってみてください。
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