キャンドゥのファイルボックスは100均なのに日本製で丈夫でコスパ良い

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わたくし収納マンは、ファイルボックスでもっとも使いやすいのはナカバヤシの「キャパティ」だと思っています。持ち手の部分が大きくて両手で運びやすいだけでなく、縁の切り欠きも大きいのでファイルを出し入れしやすいからです。しかし、以前よりも取り扱いが減ったためか価格が高くなったうえに、無印良品やニトリがどんどんファイルボックスを値下げした結果、ちょっと割高感を感じるようになりました。

一方で、100円ショップで取り扱っているファイルボックスなんて、強度がなさ過ぎて話にならないと思っていました。ところが、キャンドゥで扱っている「スッキリまとめ隊」というファイルボックスを手に取ってみてビックリ。キャパティとほとんど変わらない強度を確保しているように感じたのです。

※この記事は2022年1月20日時点の情報に基づいています(2024年3月8日一部更新)

 

キャンドゥ・スッキリまとめ隊 ファイルボックス

キャンドゥ・スッキリまとめ隊 ファイルボックス ホワイト 4521006085342

JANコード ホワイト:4521006085342
ダークブラウン:4521006240154
ブラック:4521006240147
(新)ホワイト:4968951218775
(新)半透明:4968951218782
外寸 130×335×235mm
内寸 105×310×233mm
材質 ポリプロピレン
製造国 日本
税込価格 110~220円

※外寸および内寸は収納マンによる実測

キャンドゥの「スッキリまとめ隊 ファイルボックス」は新しい商品というわけではありません。調べてみると、少なくとも4年以上前から販売されていたようです。私はあまりキャンドゥに行くことがないとは言え、今の今まで気づかないなんて、自分の目の節穴っぷりに改めてあきれる次第です(苦笑)

それはさておき、100均のファイルボックスと言えば側面が肉抜きされているだけでなく、全体的にペラペラで使い物にならないイメージです。実際、キャンドゥではそういう仕様のファイルボックスも扱っています。

しかし、こちらのファイルボックスは側面が肉抜きされておらずフラット。おまけに、強度もそれなりにあると感じます。そこで、私の感覚に間違いがないかを確認するため、下記の要領で比較検証してみることにしました。

2024/03/08追記:ホワイトと半透明が税込220円になりました。

重りを乗せてどのくらい変形するか比較検証

500mlのペットボトルを重りとしてファイルボックスの側面に乗せてどのくらい変形するか比較検証

上写真のようにファイルボックスを横倒しにし、その上に500mlのペットボトルを乗せて、内寸がどれくらい縮むかを測定してみました。下表はその結果一覧です。

販売元 商品名 税込価格 内寸before 内寸after 変形率
キャンドゥ スッキリまとめ隊 110円 117mm 104mm 89%
ナカバヤシ キャパティA4 469円 114mm 104mm 91%
無印良品 スタンダード 390円 95mm 88mm 93%
ニトリ Nオール レギュラー 349円 93mm 88mm 95%
ダイソー A4 330円 93mm 92mm 99%

※キャパティA4の価格はフエルショップ楽天市場店の場合

実験方法が適切かどうかという問題はさておき、私が比較検証した限りではキャンドゥのファイルボックスがもっとも耐久性の面で劣りました。しかしながら、形状が似ているナカバヤシのキャパティA4と比較すると2ポイントしか変わりません。価格のことを考えたら十分すぎる耐久性と言えるのではないでしょうか。

ちなみに、キャンドゥ、ナカバヤシ、無印良品、ニトリ、ダイソーの5社で比較した結果、もっとも耐久性に優れているのはダイソーでした。これはちょっとだけ意外でしたね。

収納庫内で使うなら十分!

無印良品、ニトリ、ダイソー、キャンドゥ、ナカバヤシのファイルボックスを比較

スッキリまとめ隊のファイルボックスは無印良品やニトリ、ダイソーのファイルボックスに比べると、スクエアなラインではなくてオシャレではないです。また、幅は上のほうが130mmに対して底は110mmとなっており、都合20mmほど無駄な空間が生じることになります。

しかしながら、ほとんどのシーンではそこまで無駄なく収める必要はないはずです。また、システムキッチンや洗面化粧台のシンク下、食器棚や書棚の扉の中で使う場合などは、見た目が気になることもないでしょう。むしろ、たくさん揃えたい場合はひとつ110円で済むというのは助かると思います。

前述の通り、耐久性の差もそれほど大きくはないので、コスパはかなり良いと言えるんじゃないでしょうか。

 

いやはや、こんなにコスパに優れたファイルボックスがキャンドゥで販売されているなんてまったく気付きませんでした。しかし、海外で作ると輸送費が高くつくからと言って日本で作ったら、さすがに税込110円では利益はほとんどないんじゃないでしょうか。なんだか申し訳ない気分になります。

でもこれなら、たくさん買っても懐が痛みません。なんでもかんでも値上がりの昨今、庶民にとっては大変ありがたい存在だと思います。

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