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ダイソーの新商品「アクリル製ウォールシェルフ」は石膏ボード壁NGでした

一昔前まで100円ショップの売場に並んでいる棚受け金具と言えば無骨なデザインのものばかりでした。しかし最近は500~1000円くらいでも売れるんじゃないかと思うくらい、とてもオシャレなものが多くなっています。

先日はダイソーで税込220円ながら、アクリル製の棚板と棚受けがセットになった商品を見つけて驚きました。石膏ボード壁でも取り付けられないかと思い、買って試してみることにした次第です。

※価格および仕様はすべて2022/09/09現在

 

ダイソー・アクリル棚

ダイソー・アクリル棚 コーナー4550480190051 長方形4550480190044

コーナー長方形
JANコード45504801900514550480190044
棚板サイズ200×200×3mm350×150×3mm
耐荷重2kg
材質棚板:アクリル、棚受け:ポリプロピレン
付属品ブラケット用ネジ&ナット各4個、取付用ビス4本、樹脂アンカー4本
製造国中国
税込価格220円

ダイソーの新商品「アクリル棚」は半透明のアクリルの棚板と白いポリプロピレンの棚受けのセットで、コーナーと長方形の2タイプが用意されています。ネジなども最初から同梱されており、基本的にはコンクリート壁もしくは木質壁に取り付けできるようになっています。

「石膏ボード壁用のピンなどを使って石膏ボード壁に取り付けできないかな?」と考えて、とりあえず長方形のほうを買ってみることにしました。

長方形のセットの中身

ダイソー・アクリル棚 長方形4550480190044のセットの中身 

パッケージの中に入った状態だとイマイチよく分からなかったのですが、長方形のほうにはこのようなものが入っています。角を取った半透明のアクリル製棚板が1枚、ポリプロピレン製の棚板ブラケットが2つ、それにネジ類です。

棚板は3mmも厚みがありますから、割りとシッカリしています。

棚受けはカバー一体構造

ダイソー・アクリル棚 長方形の棚受けはカバー一体構造

棚受けブラケットは上写真のような構造になっています。上面に棚板を固定するネジ穴2ヶ所、背面に壁に固定するネジ穴が2ヶ所あり、カバーを閉じることでネジを隠せるようになっているんですね。

なお、ブラケットの外寸は22×40×40mm。内寸は17×35×35mmです(いずれも収納マンによる実測)。

尻隠して頭隠さず

ダイソー・アクリル棚 長方形は上面に袋ナットが剥き出し

一方で、棚板の上には袋ナットが剥き出しで、せっかくの見た目を大きく損なっています。袋ナットのほうをブラケットの中に隠そうにも、付属のネジが鍋ネジではなく皿ネジなので、皿が浮いたようになってしまいます。

かけまくりで取り付けてみた

ダイソー・アクリル棚 長方形をかけまくりで取り付けてみた

ともあれ、石膏ボード壁に取り付けできるか試してみたいと思います。今回は東洋工芸の「かけまくり ハイパーピンS」で試してみました。これならワンプッシュで刺せるし、ブラケットのカバーも問題なく閉じることができます。

なお、一般的な3本のピンを使うタイプはブラケットの内側が狭くて刺すことができません。

すぐに抜けてしまってダメでした

ダイソー・アクリル棚 長方形は石膏ボード壁では使用不可

ダイソーのアクリル棚の耐荷重は2kgですが、かけまくりは1本あたり3kg。4本使えば理論上は12kgくらい大丈夫なはずです。そこでまず2リットルのペットボトルを乗せてみたのですが、あっさりと抜け落ちてしまいました。それどころか、ちょっと手で押さえるくらいでもダメ。

これはどうしたことかと思いましたが、ブラケットの厚みが2mmほどあるため、かけまくりが十分に石膏ボードに刺さっていないことがひとつ。もうひとつは上下のネジ穴の距離が近すぎることが問題のようです。近すぎるとテコの原理が働かないわけです。

アンカーを使ってもたぶん無理

ちなみに、パッケージの裏面を見ると、石膏ボード壁にアクリル棚を取り付ける場合はアンカーが必要と書かれていますが、おそらくアンカーを使っても無理です。なぜなら、上下に並んだ壁側のネジ穴が芯芯で17mmしか開いておらず、どのようなアンカーを使ってもお互いに干渉してしまうからです。石膏ボード壁が崩壊してしまう、と言っても過言ではないでしょう。

コンクリート壁もしくは木質壁に取り付けるなら耐荷重2kgくらいはもちろん問題ありませんが、それにしてももうちょっとブラケットの大きさを大きくすべきだったんじゃないかなと思います。税込220円では難しかったでしょうか。

 

というわけで、ダイソーのアクリル棚を石膏ボード壁に取り付ける試みは失敗に終わりました。ブラケットが小さすぎるので、かけまくり以外の方法も難しいです。

コンクリート壁や木質壁なら問題なく使えると思いますが、耐荷重が2kgしかないことや上面に袋ナットが丸見えになることを考えると、ちょっとイマイチかなと思ったりもします。なかなか使いどころが難しい商品ですね。

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