最近は100円ショップの商品のクオリティが格段に良くなりました。プラ箱ひとつとっても、一昔前なら無駄にカラフルで、あくまで原材料や物流のコスト優先の形状だったのが、最近はモノクロや落ち着いた色合いで、プレーンかつスクエアな形状のものが増えたと感じます。
おまけに近頃は「これってひょっとしてアレのパクリでは…?」という商品もチラホラ…。今回はダイソーで無印良品にソックリな商品をようやく手に入れたのでレビューしたいと思います。
ダイソー・整理トレー仕切板付
小物プラNo.1(13.4×20×4cm)
JANコード | 4549131746495 |
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外寸 | 134×200×40mm |
内寸※1 | 129×195×36mm |
税込価格※2 | 110円 |
材質※2 | ポリプロピレン |
製造国※2 | 中国 |
※1…内寸は収納マンによる実測(仕切り板除く) ※2…税込価格・材質・製造国は以下すべて同じなので省略
使用例
小物プラNo.3(6.7×20×4cm)
JANコード | 4549131746518 |
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外寸 | 67×200×40mm |
内寸※1 | 62×195×36mm |
使用例
小物プラNo.2(20×20×4cm)
JANコード | 4549131746501 |
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外寸 | 200×200×40mm |
内寸 | 未確認 |
今回購入したのは無印良品の「ポリプロピレンデスク内整理トレー」にソックリな、ダイソーの「整理トレー仕切板2枚付」2アイテムです。後日、No.1とNo.3を足した20×20×4cmのものも店頭で確認しました(No.2の仕切板は1枚のみ)。しかしながら、あまりにも歪みがひどくてちょっと買えませんでした(苦笑)
ともあれ、ダイソーの商品ラベルが貼ってなければ、無印良品のものかと見紛うデザインですね。
一応、積み重ね可能だが…
ダイソーの整理トレーは積み重ね可能となっています。しかしながら、側面の板が反っているため頑張って押し込まないと積み重ねできません。
やっぱり、積み重ね可能と謳うなら、ストレスなく積み重ねられるクオリティにして欲しいものですね。
仕切板がすぐにズレてしまう
無印良品のデスク内整理トレーは箱の内側に溝があり、そこに仕切板をハメ込むので、簡単にズレるようなことはありません。しかし、ダイソーの整理トレーは弁当箱の仕切板のような形状のため、簡単にズレてしまいます。これでは引出しを開閉するたびに「寄り弁」みたいになりますよね。
しっかりと固定するにはマスキングテープなどで固定する必要があります。なので、仕切板は「ないよりはあったほうが良い」という程度のものと考えたほうが良いでしょう。
無印良品との比較
ダイソー・整理トレー仕切板付 | 無印良品・PPデスク内整理トレー | ||||
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品番 | 外寸(mm) | 税込価格 | 品番 | 外寸(mm) | 税込価格 |
1 | 100×100×40 | 120円 | |||
2 | 100×200×40 | 190円 | |||
3 | 67×200×40 | 110円 | 3 | 67×200×40 | 150円 |
1 | 134×200×40 | 4 | 134×200×40 | 190円 | |
2 | 200×200×40 | ||||
1・2用仕切板 | (3枚入) | 100円 | |||
3用仕切板 | |||||
4用仕切板 |
ダイソーの整理トレーはいずれも税込110円ですから無印良品よりも安いです。しかしながら、最大で倍近い差とは言え、クオリティを考えると個人的には無印良品のほうが良いかなと思います。サイズバリエーションや別売の仕切板が用意されているという点でも、無印良品のほうが使い勝手が良いのではないでしょうか。
以上の通り、「最近は百均でもクオリティは高い」と安心しきっていると、ダイソーの整理トレーは残念に思えてしまうことでしょう。また、ダイソーなら200×200mmのものもあるとは言え、67×200mmが3つあれば事足りることが多いと思うので、その必要性については疑問があります。むしろ無印良品の4サイズのほうが使い勝手が良いのではないでしょうか。
価格の差を考えれば仕方のないことなのかもしれませんが、個人的にはダイソーの整理トレーよりも無印良品のデスク内整理トレーで揃えたほうが良いのではないかと思います。
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