おかげさまで本日を持ちましてシーベックス・インテリアは16周年を迎えることができました。これまで支えてくださった皆様には改めてお礼申し上げます。
16年と言えば、小学校入学から大学卒業までと同じ期間です。収納のプロとしてはベテランと言えますが、40年以上もひとつの会社を経営したりお勤めになる方がいらっしゃることを考えれば、まだまだ若輩者です。
慢心せず、しかし謙虚になりすぎることのないように、これからまた1年、マイペースで突き進んでいこうと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
17年目となるこれからの1年は、ひとつの目標があります。それは家を建てることです。これから1年のうちに建てることは無理だと思いますが、せめて目途くらいは立てたいと考えています。
そんなわけで今は間取りを考えたり、住宅設備の新情報をチェックするのが楽しいです。いかにスムーズに家事をこなせるかを考えつつコスト削減も図ろうとすると、これまでの常識はすべて疑ってかからなければなりません。
私が建てたいのは自宅兼オフィスなのですが、オフィスはミニキッチンがあれば十分です。テーブルトップにシンクが付いただけのシンプルな構造で十分だと考えています。TOTOの病院用流しや業務用のステンレス流し台のほか、エレクター、無印良品のステンレスユニットシェルフもアリだなーと思っています。
一方で自宅のほうは普通のシステムキッチンが良いと考えています。しかし、システムキッチンは車が1台買えるくらいの金額になるので、できるだけ費用を抑えたいところ。そこでトレスの「DIYキッチン」というのも選択肢のひとつに上がっています。
※この記事は2018年10月1日時点の情報に基づいています
トレス・DIYキッチン
業界初となる自分で組み立てできるシステムキッチン、それが「DIYキッチン」です。開発したのは大阪府堺市のトレスというコンロや食洗機の施工販売で実績のある会社で、販売開始は本日10月1日からです。
ワークトップの下のスペースは通常なら引出しや扉ですが、DIYキッチンはオープン構造が基本となります。そのため、価格を抑えるだけでなく、消費者が自分で組み立てることも可能となりました。
もちろん、電気、ガス、水道が絡む部分は有資格者が施工する必要はありますが、そこは協力会社に施工を依頼することもできるそうです。
7色×7サイズで税別14万円から
DIYキッチンは現在のところI型のみで展開しており、7色×7サイズのラインナップです。サイズは1800~2700mmまで揃っており、本体価格は税別14~24.3万円となっています。
ただし、ワークトップ下側の棚板や、水栓、食洗機、コンロ、換気扇などは本体価格に含まれていません(配送費なども別途必要)。トレスが取り扱っている、20メーカー・約2000アイテムから好みのものを選んで取り付けることができるようになっています。
費用を抑え、DIY感覚で組み合わせることができるシステムキッチンと言えば、IKEA(イケア)もそうです。ただ、IKEAの場合はどうしても耐久性の面で不安がありますし、DIYキッチンのようにワークトップ下がオープン構造というわけでもありません。
DIYキッチンなら国内大手メーカーの機器をセットすることができて安心で、ワークトップ下にシンプルに鍋を並べたり、ゴミ箱を置いたりといった使い方が可能です。おまけに価格が安いのですから、言うことなしでしょう。
一方で、アジャスターで床の不陸を簡単に解消できるのはメリットである一方、すき間にホコリが入りやすそうですし、なんだかんだ言って各種機器をセットすれば従来のシステムキッチンと比較して微妙な価格になることも考えられます。
とは言え、選択肢が増えたことは喜ばしいですね。
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