平安伸銅工業の「DRAW A LINE(ドローアライン)」(上写真)は、それまで家庭用の便利グッズとして認知されていた突っ張り棒を、インテリアに昇華した画期的な商品です。機能性だけを求めればもっと安い商品があるにもかかわらず高い人気を保っているのは、唯一無二のインテリア性が評価されているからに他なりません。
とは言え、もっと手頃な価格で買えたらと願う消費者も少なくないはずです。このたび、寝具および家具を中心に販売するEMOOR(エムール)からドローアラインの類似品が発売されたのでご紹介したいと思います。
※この記事は2026年1月5日時点の情報に基づいています
エムール・ノワール
2025年12月にエムールから発売された「NOIR(ノワール)」は黒色を基調とした天井突っ張り収納です。小物を掛けたりディスプレイできるパターンAセットと、靴をディスプレイ収納できるパターンBセットの2つがラインナップされています。
価格はいずれも税込15,000円。ドローアラインの同様のセットが3万円程度になることを考えると半値です。ジェネリック・ドローアラインと呼んでも差し支えない価格でしょう。
エレガントなブラック×ゴールド
ドローアラインと異なりノアールはホワイト色はなくブラック色のみです。一方で、オプションパーツを固定するネジはゴールド色という点が共通と言えます。、また、ノワールはドローアラインと同様に粉体塗装を施しており、ツヤなしマットな風合いとなっています。
ドローアラインを模した縦つっぱり収納は他にもいくつかありますが、ここまでドローアラインに近いディテールを持ったものは皆無です。訴えられてもおかしくないレベルですが、さてどうなることでしょう。
類似品との比較
萩原・KTR-3113
現在販売されているドローアラインの類似品と比較してみたいと思います。萩原(はぎはら)の「突っ張りラック5点セット KTR-3113」は約7千円程度からとなっており、ブラックだけではなくホワイトもあります。
パット見た目はドローアラインやノワールに近いものの、ネジの部分は実用性第一の形状となっており、インテリア性ではやや劣る印象です。
ワイエムワールド・00-100066
ワイエムワールドの「突っ張りフリーラック トレー&フック付き シナプス 00-100066」はブラックとホワイトの2色展開で、木目調のトレーは3色から選ぶことができます。フックとトレーのネジ部分は意匠性が感じられるものの、ポール中間部の固定ネジは前述の萩原のラックと同形状のものが使われています。
こちらは約6千円からとなっており、さらに手頃です。ドローアラインやノワールとはまたちょっと違う感じですが、これはこれでアリかもしれません。
ぼん家具・LET300317
ぼん家具の「突っ張りラック LET300317」は前述のワイエムワールドのラックと同様に、フックとトレーが2つずつセットされています。ホワイトとブラックの2色展開という点も同じですが、木目調のトレーは2色です。
こちらはフックやトレーの固定具がゴールドで、ドローアラインなどとはまたちょっと違う意匠性があります。価格も6千円台で手頃です。
アイリスオーヤマ・SSP-280
アイリスオーヤマの「スタイル伸縮ポールラック SSP-280」は同社の「スタイル伸縮棒 SSB-280」を縦型にアレンジしてパーツをセットした商品です。にもかかわらず、スタイル伸縮棒よりも安い3千円弱からという低価格で販売されています。
こちらは敢えてネジを見せないデザインとなっており、ドローアラインやノワールほどの意匠性は感じられません。ただ、ここまで価格に違いが出ると、これでも良いかなーという感じになってしまいますね。
という感じで、エムールのノワールを紹介するとともに、類似品と比較してみました。やはりドローアラインに似るほど価格が高くなります。ドローアラインがボッタクリ価格というわけではないことも自ずと分かりますね。
ともあれ、ドローアラインの類似品にはもっと安い商品はあるものの、ノワールはドローアラインに近いスタイリッシュさを備えていると感じます。果たしてこのまま無事に販売が続けられるか分かりませんが、消費者としては選択肢の一つとして残ってくれるとありがたいですね。
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