昨冬以降、我が家でヒットになっている豆腐があります。三木豆腐の「極とろ」という豆腐です。
三木豆腐(三木食品工業)は奈良県の食品会社なので近畿圏以外では販売されていないかもしれません。私の地元ではサンディと松源で扱われており、最初に見掛けた頃は見つけたらすぐに買わないと次にいつ入荷するか分からないという状態だったのですが、最近は松源でコンスタントに販売されています。
こちらの極とろ豆腐、おぼろ豆腐のようにトロットロの豆腐です。一般的におぼろ豆腐は高級なものが多いですけど、極とろはサンディで税別48円、松源で同98円ととても安価。にもかかわらず、口の中でとろけるような感じですごく美味しいのです。
鍋に放り込むとすぐに崩れてしまいますが、それがまた逆に豆乳鍋のようになってグッド。さいの目に切って味噌汁に入れても良いですし、スプーンですくって冷奴にしても美味です。つまり年中食すことができます。
ただ、さすがに麻婆豆腐はやりにくい。というわけで、時短を兼ねて工夫をしてみました。
※この記事は2019年8月30日時点の情報に基づいています
極とろ豆腐の麻婆あんかけ
「極とろ豆腐の麻婆あんかけ」の作り方は至って簡単です。
- 極とろ豆腐をスプーンで器に盛る
- 麻婆豆腐の素をフライパンで調理する
- 極とろ豆腐に麻婆豆腐の素を掛ける
豆腐をさいの目に切って、フライパンに放り込むという手順がないだけ。わずかなことですが、包丁とまな板を後片付けする必要もなく、普通に麻婆豆腐を作るより時短です。
なお、麻婆豆腐の素はクックドウではなく、豚ひき肉入りの丸美屋を使えばさらに時短になります(笑)
それはさておき、この作り方だと時短になるだけでなく、普通の麻婆豆腐とはまた違ったお味を楽しむことができます。冷たい豆腐に熱い麻婆あんかけ。夏にピッタリな感じですし、辛さを調整しながら食べることもできます。
極とろ豆腐は豆本来の味がシッカリしているので、麻婆でも「豆腐食べたー」という満足感も得られます。どちらかと言うと、麻婆豆腐というよりは冷奴にピリ辛ソースが掛かった感じと言ったほうが近いかもしれません。
極とろ豆腐は地域限定でしか手に入らないかもしれませんが、ほかの豆腐でも同じ作り方は試せると思います。蒸し暑いキッチンに立つ時間を少しでも減らして、サッパリと美味しいものを召し上がっていただければと思います!
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