ホワイトボードや冷蔵庫にプリントなどを留めるのにマグネットが必要になったとき、どこに買い物に出掛けますか?私は迷わず100円ショップに直行します。
一昔前は100均のマグネットはカラフルでダサいものばかりでしたけど、最近はホワイト系や透明のシンプルなものも多いですよね。たかがプリントを留めるくらいですから、100均で充分です。同様の感覚の方は少なくないのではないでしょうか。
そんなところに、無印良品が今さら新商品として「マグネットバー」を投入してきました。価格は税込190円。
無印良品と言えばそれなりにブランド価値があるとは思いますが、たかが190円とは言え100均の倍近くです。いったい勝ち目があるのでしょうか?
※この記事は2017年10月20日時点の情報に基づいています
無印良品・マグネットバー
無印良品の新商品「マグネットバー」は、いかにも無印良品といった佇まいのシンプルなデザインです。
確かにシンプルながら良いデザインだとは思いますが、材質は普通のABS樹脂です。100均と比べた場合の差額はデザイン料と割り切れば良いのでしょうか?
スチール面からマグネットバーが取り外しやすい
もちろんそんなことはありません。そこには無印良品の哲学が込められています。
普通、マグネットバーをスチール面から外すときは指で掴むようにする必要がありますが、無印良品のマグネットバーはワンプッシュでプリントなどを外せるようになっているのです。
秘密は裏面にあり→テコの原理
その秘密はマグネット面にあります。マグネットバーの裏面全体にマグネットが付いているわけでなく、一部がマグネットに覆われていないので、そこを押せばテコの原理でマグネットバーを浮かせるようになっているのですね。
単純なことですけど、よく考えられていると思います。
ポケットを引っ掛けることもできる!
それだけではありません。裏面がマグネットで覆われていない部分には「ポリプロピレンファイルボックス用・ポケット」などを引っ掛けることもできるようになっているのです!これはよく考えられていますね~。
最初からマグネット付きのポケットを取り付けたほうが合理的かもしれませんけど、それよりも個性的でオシャレに見えますし、「ポリプロピレンファイルボックス用・ポケット」はファイルボックスに取り付けるなどして使い回すこともできるので、これはこれで合理的だと思います。
オフィスのスチールデスクで使うときなんかは、あるときはポケットをファイルボックスに掛け、あるときはスチールデスクの引出しや側面に取り付けたマグネットバーに掛けて、という使い方もできそうです。
実際のところ、色々できそうでも結局は普通にマグネットバーとしてしか使わなかったりしそうですが(苦笑)、たった税込190円でこだわりの文具って感じで満足感が高そうです。
冷蔵庫に貼り付けているマグネットやマグネット付きポケットを無印良品で揃えるだけでもスッキリさせることができそうです。また、玄関扉がスチール製の場合は、ペンやシャチハタを収納したり、伝言を貼り付けておくのに便利そうです。
スチール面さえあれば使い方は無限大。やっぱりシンプルなモノって使い勝手が良いですねー。
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