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また値下げ!?無印良品のファイルボックスがニトリよりおねだん異常に

無印良品「くらしを支える」約200品目の大規模価格改定のお知らせ

出典:PR TIMES

9月に入ってすぐ、無印良品がベストセラー商品を中心とした約200品目の価格改定を発表しました。対象は食品、生活雑貨、寝装ファブリック、衣料品など多岐に渡るのですが、中でも私が注目したのはポリプロピレンファイルボックスの値下げです。

無印良品はちょうど2年前にもポリプロピレンファイルボックスの値下げに踏み切りました。しかも、そのときは約30%も値下げしましたから、今回はどこに値下げ余地があったのかと驚いた次第です。

 

PPファイルボックスの価格の変遷

2013春夏2013秋冬2015春夏201820192020春夏2021/09
ファイルボックス473円700円
ファイルボックス
スタンダード
578円700円690円490円390円
ファイルボックス
スタンダード
ダブル
840円1000円990円690円590円
ファイルボックス
スタンダード
幅25cm
1490円990円
スタンド
ファイルボックス
ハーフ
473円600円590円
スタンド
ファイルボックス
578円700円690円490円390円
スタンド
ファイルボックス
ダブル
840円1000円990円690円590円
収納
キャリーボックス
ワイド
990円
ファイルボックス
スタンダード
1/2
390円350円290円
ファイルボックス
スタンダード
ワイド1/2
590円490円390円
ファイルボックス
スタンダード
25cm1/2
790円690円
フタ
幅10cm用
290円
フタ
幅15cm用
390円
フタ
幅25cm用
490円

上表は無印良品のポリプロピレンファイルボックスの税込価格の推移を可能な限り遡って調べたものです。

「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ」の価格は2013年春夏カタログ発行時、税込578円でした(当時は消費税5%)。そこから2014年4月の消費税率8%改定を税込価格据え置きで実質的に値下げするも、2015年には700円に値上げしました。

しかし、そこからは徐々に値下げ。2018年に690円となり、2019年10月の消費税率10%改定では税込価格据え置きで事実上の値下げ。さらに昨年には490円まで一気に下げて、追い打ちをかけるように今回390円まで価格を抑えました。

2015年の700円と比較すると、税別で実に約45%もディスカウントした計算です。ちなみに、ワイドはピーク時1000円から590円に約42%値下げしたことになります。スタンドファイルボックスの標準とワイドも同様です。

高さ1/2の標準とワイドも通常高さと同様に従来価格から約20%値下げされ、それぞれ290円と390円になりました。一方で、幅25cmタイプとフタ各サイズは今回は値下げされませんでした。おそらく、値下げによって販売数量の増加が見込めるものだけを値下げしたものと考えられます。

逆に言うと、単品で見ると値下げ余地は少なくとも、ラインナップ全体で利益を確保するという戦略なのでしょう。冷静に考えて、ファイルボックス・スタンダードが390円に対してフタ幅10cm用が290円、高さ1/2とフタが同じ290円というのは割高ですからね。

競合商品との比較

A4ファイルボックス
税込価格外寸(mm)カラー製造国
無印良品390円100×320×241.5ホワイトグレー、クリア日本
ニトリ399円97×320×240ホワイト、クリア
ダイソー330円95×322×243ホワイト
イオン404.80円100×320×241ホワイト、クリア中国

無印良品のファイルボックスの再値下げにより、競合商品とのパワーバランスはどのように変化したでしょうか。

幅約10cmのファイルボックスの価格を見ると、無印良品の390円に対してニトリは399円。かねてから無印良品は割高感があると言われてきましたが、なんとニトリよりも安くなってしまいました。

ニトリは昨年のリニューアルで幅が97mmになってしまいましたから、これで一気に無印良品のほうが有利になりそうです。ちなみに、ニトリはいつの間にやらグレー色を中止してホワイトとクリアの2色に戻してしまったんですね。ニトリ、完全に落ち目です。

無印良品の390円はダイソーの330円に比べると高いものの、これくらいの差なら無印良品を選ぶという人のほうが多いのではないでしょうか。無印良品のほうが幅が5mm大きいですし、ラインナップも豊富。しかも、欠品リスクも少ないからです。

A4ファイルボックス・ダブル
税込価格外寸(mm)カラー製造国
無印良品590円150×320×241.5ホワイトグレー、クリア日本
ニトリ599円145×320×240ホワイト、クリア
ダイソー
イオン657.80円150×320×241ホワイト、クリア中国

幅約15cmのダブルについても、無印良品のほうがニトリよりも安くなりました。イオンなら連結パーツが2個付いてますけど、約1割も高くて中国製ですから厳しいですよねー。

A4ファイルスタンド
税込価格外寸(mm)カラー製造国
無印良品390円100×276×318ホワイトグレー、クリア日本
ニトリ399円97×275×320ホワイト、クリア
ダイソー330円95×270×322ホワイト
イオン404.80円100×275×318ホワイト、クリア中国

A4ファイルスタンドもファイルボックスと同様です。ニトリよりも無印良品のほうが安い。ダイソーに比べると無印良品は高いですが、ラインナップでは無印良品が勝っています。イオンはお呼びでない感じです。

A4ファイルスタンド・ダブル
税込価格外寸(mm)カラー製造国
無印良品590円100×276×318ホワイトグレー、クリア日本
ニトリ599円97×275×320ホワイト、クリア
ダイソー
イオン404.80円100×275×318ホワイト、クリア中国

A4ファイルスタンド・ダブルについても、ファイルボックス・ダブルと同様です。

A4ファイルボックス(高さ1/2)
税込価格外寸(mm)カラー製造国
無印良品290円100×320×120ホワイトグレー、クリア日本
ニトリ
ダイソー220円95×322×122ホワイト
イオン547.80円100×320×120ホワイト中国

※ イオンのは「積み重ねできる整理ボックスL-LL」でPET樹脂製
高さ1/2のファイルボックスはニトリにはありません。ダイソーにはありますが、ダイソーには高さ1/2のワイドはありません。イオンは高すぎて話になりません。つまるところ、高さ1/2については無印良品が圧倒的に有利と言えるでしょう。

A4ファイルボックス用フタ
税込価格外寸(mm)カラー製造国
無印良品290円110×330×35ホワイトグレー日本
ニトリ
ダイソー110円102×330×23ホワイト
イオン217.80円105×326×13ホワイト、クリア中国

フタに関してはニトリにはないものの、無印良品よりもダイソーとイオンのほうが安いです。しかしながら、本体あってのフタですから、フタはあまり重要ではないでしょう。

 

これまで無印良品は何かにつけ価格が高いと言われてきましたが、今回のファイルボックスの値下げでイメージが大きく変わったと思います。コーナンで出っ張りの多いキャパティ・ファイルボックスを買うのとそれほど変わらない価格ですからね。

果たしてニトリはこれに続くことができるでしょうか。さすがに価格で勝負するのは難しいと思うので、ラインナップを増やしてくるかもしれません。

いやはや、消費者としてはこういう競争はありがたい限りですが、日本はなかなかデフレから抜け出せませんねー(苦笑)

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