無印良品「壁に付けられる家具フック」がリニューアル!固定ピンが変更に

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新居に引越してから無印良品週間を待っていたのですが、どうももう無印良品週間はやらないみたいですね。エブリデイロープライス路線を進めるとともに、セールでお客さんが増えて密になるのを避けるためだということです。

無印良品週間と言えば10%オフというのは周知の事実だったのに、「10%オフって書くな」と圧力を掛けてきたのも今となっては過去の話。時代の変化に合わせて改善と言えば聞こえはいいですけど、無印良品にはこれまでに何度も振り回されてきました。恨みを抱いている人は少なくないと思いますよ(笑)

さて、今回も「無印良品に定番なし」を地で行くような話です。「壁に付けられる家具」がリニューアルされたようですが、はたして改善と言えるのでしょうか。もしくはただの嫌がらせでしょうか。

※すべて2020/10/06現在の税込価格および仕様

 

壁に付けられる家具フック(新型)

「壁に付けられる家具フック」はamazonでも模倣品が多く見られるほどの無印良品の人気商品です。しかし、今回は模倣品対策ではないようで、外観はまったく違いがありません。サイズも幅4×奥行6×高さ8cmのままで変わりないです。

新型はオーク材とウォールナット材の2色で、ライトグレーはありません。価格はオーク材が790円から890円に、ウォールナット材は890円から990円にアップ。どこが「ずっと、見直し。ずっと、良い値。」なんでしょうか?(苦笑)

取付ピンが変更に

無印良品 壁に付けられる家具フック オーク材 82944853

ただし、単に値上げしただけではありません。実は固定具の形状が変わっています。従来品は東洋工芸の「かけまくり」を使っていましたが、新型は独自のピンを採用しています。

従来品はフックを固定具に引っ掛けるだけの構造だったため落ちやすいと不満の声が上がっていました。新型はカチッと固定されるようになっているそうなので、その点では改良と言えるでしょう。

ただ、かけまくりよりは取り付けに手間が掛かりそうですね。もっとも、安全性には代えられませんし、最初のことだけですが。

 2020/10/10追記:実物を店頭で見てきました。従来のかけまくりを使ったほうは棚板などを軽く持ち上げるだけで外れるのに対し、新しい取付具を使ったほうは軽くロックされているのでちょっと体が当たったくらいでは外れることはなくなったと思います。
一方で、ピンの頭は完全に固定具に埋まってしまっていて、果たして外すことができるんだろうかと不安になりました。

 

壁に付けられる家具棚11cm

無印良品 壁に付けられる家具棚 ウォールナット材突板 11cm 82944877

「壁に付けられる家具フック」のリニューアルと同時に、同じ固定具を採用したラインナップが3つ追加されています。

まずひとつめは「壁に付けられる家具棚11cm」。オーク材が1,190円、ウォールナット材が1,390円となっています。

ちなみに、従来品の「壁に付けられる家具・棚・幅44㎝」のオーク材は1,990円、ウォールナット材は2,490円です。幅が1/4になっても価格は1/2にもならないのは何故でしょう?(苦笑)

 

壁に付けられる家具トレー

お次は今までになかったタイプで、「壁に付けられる家具トレー」と言います。と言っても、小物が落ちにくいように縁が付いているだけで、幅は先ほどの棚と同じ11cmです。

価格はオーク材が1,290円、ウォールナット材が1,490円。「良い値」ではなく「言い値」の間違いではないでしょうか(苦笑)

 

壁に付けられる家具ポケット

無印良品 壁に付けられる家具ポケット ウォールナット材突板 82944884

3つ目は「壁に付けられる家具ポケット」。こちらも従来にはないかたちで、幅は11cmに統一されています。

価格もトレーと同じでオーク材が1,290円で、ウォールナット材が1,490円。写真を見るとウォールナット材だけ内側が化粧されていなくてMDFが剥き出しなんですけど、間違って試作品の写真を掲載してしまったのでしょうか。ちゃんと「見直し」して欲しいものですね(苦笑)

 2020/10/10追記:実物を店頭で確認したところ、ウォールナット材のほうは確かに内部はMDFがむき出しでした。オーク材のほうは展示がなくて確認できていません。

 

現時点で新しい固定具を採用しているのは以上の通りフックを含めて4商品です。ただ、従来品の在庫がぼちぼち欠け始めているので、いつも通りに自然消滅させていく方針なのでしょう。

値下げの声は大きく。値上げと廃番はこっそりと(笑)賢い消費者としてはニトリなどで類似品を探すか、amazonや楽天市場でのセール時を狙って買うしかないですねー。

 

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