新居に引越しをする際に古いコーヒーメーカーを捨てました。チープなものだったので、「引越ししたらもっと良いのを買うよ」と妻を説得。しかし、結局コーヒーメーカーの購入は見送りました。
決してミニマリストを気取って身の回りのモノを減らしたかったわけではありません。私が欲しかったのはコーヒーメーカーではなく、美味しいコーヒーだということに気づいたからです。
※この記事は2020年8月25日時点の情報に基づいています(2023年7月13日一部更新)
最初はペーパーレスを検討
家電量販店の店頭で見れるコーヒーメーカーの種類は限られていますが、ネットなら多種多様なものを見ることができます。豆を挽けるものもあれば、価格帯も容量も実に様々です。
多様なスペックの中から、私は当初、ペーパーレスフィルターのものが良いなと考えていました。これまであまりコーヒーメーカーを使う習慣がなく、肝心なときにフィルターを切らしていることが何度かあったからです。
しかし、レビューを読んで気づきました。ペーパーフィルターなら出がらしの粉をフィルターごと捨てれば良いのですが、ペーパーレスの場合はフィルターの掃除が大変なのです。これは私には向いていないと思いました。
次に大容量まほう瓶タイプを検討
私は一杯ずつコーヒーを淹れるような優雅な人間ではありません。まとめて作っておいて、飲みたいときにすぐに飲みたいタイプです。そのため容量は大きければ大きいほど良いと言えます。
しかしながら、一般的なガラスポットで長時間保温していると、コーヒーが煮詰まったり風味が悪くなってしまいます。そこで、まほう瓶タイプが良いと考えました。
これなら氷を入れてアイスコーヒーを作るのにも良いと思ったのですが、肝心の豆を検討するにあたり、アイスコーヒー用の豆を使ったほうが良いなーと考え始めました。ホットコーヒーとは焙煎の仕方が違いますからね。
だったら水出しで良いじゃない!
アイスコーヒー用の豆を探していて、水出しアイスコーヒーの豆があることに気づきました。これならそもそもコーヒーメーカーなんて要りません。洗い物も楽です。
ティーバッグタイプならもっと楽。しかし、コストを考えると1リットルあたり200円くらいですか。ふだん飲んでいるネスカフェのボトルコーヒーの2倍くらいになる計算です。
行き着いたのは紙パックでした
コスパを考えると、紙パックに行き着きました。UCCの「THE DRIP(ザ・ドリップ) 甘さひかえめ」なら1本あたり約192円(税込)、ホーマーの「アイスコーヒー 加糖」なら同じく約228円という計算です。これならティーバッグタイプの豆よりも安くてボトルを洗う必要もありません。
おまけに味も良いです。人それぞれ好みは違うと思いますが、ホーマーのほうは喫茶店で飲むアイスコーヒーの味と変わらないと感じます。
ただ、いずれもちょっと甘すぎると感じたので、ホーマーの「低糖」に切り替えました。舌がおこちゃまな私には最初はちょっと苦かったですが、慣れるとちょうど良い感じです。
というわけで、アイスコーヒーを飲むのに手間が掛からず、片づけやメンテナンスも要らず、おまけに喫茶店に行くのと変わらない味で私は大満足です。ただ、カルディで色んな豆を試したかった妻としては若干ご不満の様子(苦笑)
結局はコーヒーメーカーを買うことになるのかなーと思いますが、そのときはアイスコーヒーを作ったり大容量にこだわる必要がないので、ミルが付いたタイプでじっくり優雅に味わえるものを選ぶのも良さそうです。
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