わたくし収納マンは家族とともに住宅展示場に行くことから家作りを始めました。ところが、妻や母の関心は家全体よりもシステムキッチンなどの住宅設備そのものに向かいがち。それなら、システムキッチンなどを一堂に集めた住宅設備機器メーカーのショールームに行ったほうがイメージを掴みやすいのではないかと思い、大阪府箕面市にあるパナソニックとリクシルのショールームに行くことにしました。
大阪ならグランフロント(梅田)にパナソニックとリクシルのもっと大きなショールームがあります。しかし、足腰が弱った母を連れ回すのは大変なので、車で行ってコンビニ感覚で入れる箕面のショールームに行くことにした次第です。
※この記事は2019年4月21日時点の情報に基づいています
パナソニック リビング ショウルーム箕面
みのおキューズモールのすぐ近くにある「パナソニック リビング ショウルーム箕面」の展示面積は約400平米で、標準的なコンビニ2つ分ほどの広さです。
私がここに来るのは6~7年ぶり。立川ショウルームの収納のコーディネートをお手伝いしていた頃にお邪魔して以来です。思ったよりも月日が経っていたことに時の流れの早さを痛感しました(苦笑)
ともあれ、ちょうど1年ほど前にリニューアルされたということで、雰囲気も随分と変わっており、私も十分に楽しむことができました。
LEDが普及してデザインが多様に
まずはシステムキッチンのコーナーから。ショウルームには様々なバリエーションが揃っているので、天板の高さや全体の幅、シンク前のカウンターの高さなども色々検討することができました。
6~7年のブランクを経て大きく変わったと感じたのは、LEDがかなり普及したということです。たとえばシステムキッチンの手元灯。シンクの前の立ち上がりに「LEDライン照明」が埋め込まれていたりするのですね。
最近はキッチンに吊戸棚を採用しないことが増えており、かと言って天井に照明を設けても手元灯としては遠すぎます。手元を照らすために天井からLEDで強い光を照らすと、突き刺さるような眩しい明かりになってしまいます。
この位置なら手元灯として自然ですし、目立たないからデザイン性を損なうこともありません。
家電が使いやすい!クッキングコンセント
吊戸棚を設置しないことが増えた影響は手元灯にとどまりません。コンセントもそうです。システムキッチンの周りにコンセントがないことで、家電収納から電源を引っ張ってこなければならないというお宅も増えました。
それを解決したのがパナソニックならではの「クッキングコンセント」。この位置なら従来のように手元灯周りにコンセントが付いているよりも便利です。
これなら吊戸棚だけでなく、シンクの前に立ちあがりのないフラットなシステムキッチンでもOK。屋外コンセントの形状をヒントに作られているので調理台からこぼれた水が被る心配もありません。
高齢の母もニッコリ!スマイル浴槽
ユニットバスのコーナーでは様々なサイズのものが並んでおり、理想的な広さを確認できました。
高齢の母にとって良いと思ったのは「スマイル浴槽」。縁の部分が細くなっていて、手すりのように握りやすいのです。また、縁が5cmほど低くなっているので跨ぎやすいのもGOOD。鏡のところには違和感のないデザインの手すりも付いています。
そのほか、洗面化粧台、トイレ、建具などもチェックしました。建具や床の色も含めて、妻と母の好みも分かって本当に良かったです。まだハウスメーカーも決まっていない段階ですが、片っ端からモデルハウスを回らなくて正解だったと改めて思いました。
パナソニックの箕面ショールームはワンフロアで十分なボリュームの商品がコンパクトにまとまっており、足腰の弱った母を案内するには最適でした。また、以前はハイエンド商品が主体というイメージだったのですが、今は現実的なリフォーム需要を想定しているためか標準的な仕様の商品が多いのも私には良かったです。
やっぱり、パナソニックには親しみが感じられますねー。
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