我が家では冷蔵庫の野菜室や冷凍室は収納グッズを使っていません。野菜はその時々で種類や大きさが異なりますし、冷凍食品は立てて並べるなどすれば仕切る必要がないからです。収納グッズを使わないほうが収納しやすいと考えています。
箱状の収納ボックスだと、庫内の大きさに合わなかったり、その時々で大きさが異なる野菜や冷凍食品に合わせるのが難しいと思います。また、仕切り板のタイプだと、収納物に埋もれてどこにいったか分からなくなりがちです。
しかし、このたびリッチェルから発売された新商品なら、そういう問題はないかもしれません。
※この記事は2024年5月23日時点の情報に基づいています
リッチェル「トトノ」野菜・冷凍室用 伸縮ストッカー
リッチェルにはキッチン小物を整頓するプラ箱を中心とした「TOTONO(トトノ)」というシリーズがあります。これまでは主にシステムキッチンや食器棚の中を整えるアイテムばかりでしたが、今回の新商品は冷蔵庫内に進出。「野菜・冷凍室用 伸縮ストッカー」4種を発売しました。
これまでも100円ショップやカインズなどで冷蔵庫の野菜室や冷凍室を収納するグッズは販売されていましたけど、ボックスタイプで伸縮式というのは初めてじゃないですかね。これなら少なくとも、冷蔵庫の大きさに合わなくてデッドスペースが生じてしまうということはなさそうです。
ラインナップ
高さ | 短辺 | サイズ(mm) | 税込価格 |
---|---|---|---|
浅型 | スリム | 220~335×110×57 | 880円 |
レギュラー | 220~335×220×57 | 1,320円 | |
深型 | スリム | 220~335×110×137 | 1,320円 |
レギュラー | 220~335×220×137 | 1,650円 |
※価格は2024年5月23日現在@amazon
トトノの野菜・冷凍室用伸縮ストッカーは、浅型と深型があり、それぞれスリムとレギュラーがあって計4サイズというラインナップです。伸縮する辺の長さは220~335mmで統一されており、一般的な野菜室や冷凍室に合わせやすい大きさだと思います。
レギュラーの短辺はスリムのそれの2倍となっています。伸縮方向の最小値が220mmで、レギュラーの短辺はそれと同じ、スリムはその半分にしたかたちと考えられます。実際のところ、揃える必要はなく、むしろいきなり2倍ではなく1.5倍くらいのサイズがあっても良かったんじゃないかと思いますが、まずはこの4サイズで様子見というところでしょうか。
価格はぶっちゃけ安くないと思います。ただ、従来のトトノの価格を考えると妥当な価格設定とも言えます。
底面以外スリットで通気性○
こちらの伸縮ストッカーは底面以外にスリットが設けられており、冷蔵庫内の冷気の循環を妨げません。一方で、底面はフラットなので、野菜くずなどで庫内を汚すことがないようになっています。
もっとも、これは100均のストッカーでも同様です。
仕切り板2枚付き
冷気を通すためのスリットとは別に仕切り板を固定するための穴も設けられています。仕切り板はそこに挿し込むかたちなので、意図せず外れてしまう心配は少なそうです。
写真から判断する限り、およそ30mmピッチで仕切り板の位置を変えることができると思われます。
以上の通り、トトノの野菜・冷凍室用伸縮ストッカーは伸縮式で庫内サイズや野菜や冷凍食品の大きさに合わせることができるというところが画期的です。100均グッズなどに比べると高価ですけど、サイズに無駄がなく使いやすければそこはプライスレスでしょう。
一方で、伸縮式だと引出しの開閉によって意図せず縮んでしまう可能性も考えられます。重いモノを収納したら仕切り板が外れてしまうなんてこともあるかもしれません。そこはリッチェルのブランドを信頼したいところですね。
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