レジ袋の原則廃止でエコバッグを使うのが常識になったのも束の間、コロナ禍では感染防止の観点からレジでエコバッグが拒否されるようになり、自分で買い物カゴからエコバッグに詰め替える必要がありました。これ、地味に面倒臭かったわけです。
しかし、コロナ禍が明けると徐々に「マイカゴならOK」というお店が増えました。そこで、我が家もマイカゴを導入することに。私なりにいろいろ研究した結果、ナフコで使われているのと同じモデルと思しきスーパーメイトのショッピングバスケット(上写真)を購入しました。
使ってみると、これがすごく便利なんですよね。レジで精算が済んでから自分でエコバッグに詰め替える必要がない。いちいち広げたり畳む面倒もない。エコバッグと違って中身が見やすい。たまごパックとペットボトルなどを一緒に入れても荷崩れしない。トライアルのレジカートなら最初からこれに商品を詰め込んでいけばOK。あまりに便利なので買い足しました。
一方で、ショッピングモールに行って洋服を見てから帰りがけに食品スーパーに寄るときなどは、マイカゴは邪魔なんですよねー。狭い駐車場に車を停めたときはマイカゴを下ろすのに難儀することもあります。
そんなわけで3つ目を買うのを躊躇していたところ、以前から気になっていた畳んでコンパクトになるレジカゴをゲット!今回はそのレビューをお届けします。
三甲・ニューバスケット
JANコード | 4983049005716 |
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外寸 | 570×361×237mm |
内寸 | 422×281×221mm |
折り畳み時の高さ | 79mm |
内容量 | 30.1リットル |
重量 | 801g |
材質 | ポリプロピレン |
製造国 | 日本 |
こちらが今、インスタなどのSNSで話題の”たためるレジカゴ”、三甲「ニューバスケット」です。メーカーのロゴは「サンコー」ですが、「弁当箱炊飯器」などでお馴染みのサンコー(本社:東京都千代田区)や「おくだけ吸着チェアマット」などを扱っているサンコー(本社:和歌山県海南市)ではなく。プラスチック物流機器業界で約70%のトップシェアを誇る、東京都港区に本社を置く大手メーカーです。
もちろん、ガチのレジカゴも扱っています。「サンショップカーゴ 」というブランドで、おそらくイオンで使われているレジカゴも同社製品ではないかと思います。
レジカゴが輪切りになった状態
ニューバスケットをフラットにした状態をよく見ると、レジカゴを高さ方向で輪切りにしていることが分かります。縁、底、その間の2段の、計4段に分割されているのですね。
それにしても真ん中のベルト状のもの、一体どのように使うのでしょうか?
スライドしてロック解除
このベルトの目的のひとつは、フラットな状態をキープすることです。ベルトの先端の出っ張りをスライドさせると、外してロックを解除できるようになっています。
スライドしてレジカゴ状態をキープ
このベルトはフラットな状態をキープするだけでなく、レジカゴ状態に固定するにも使われます。先ほどと逆の手順でベルトの先端をスライドさせると、立体的な状態をキープさせることができるのですね。
スーパーメイトと比較しても遜色なし
そうして、あっという間にレジカゴの状態になりました。私の使っているスーパーメイトのレジカゴと比較してもまったく遜色ありません。
ちなみに、三甲のニューバスケットの内容量は30.1リットル。右のスーパーメイトのほうは33リットルです。イオンのマイバスケットの内容量は28.8リットルのはずです。
2Lペットボトル×8本入れても大丈夫!
でも、こんな構造のレジカゴだと耐荷重が心配ですよね。私もその点が不安で買うのを躊躇していました。
しかし、2リットルのペットボトルを8本=計16kg入れて持ち上げてみたところ、まったく問題ありませんでした。商品説明には9本=18kgでも大丈夫と書いてあります。さすが大手スーパーも採用するメーカーの製品です。その点は抜かりないのでしょう。
ちなみに、こんなにペットボトルを入れるとかなり重いですが、両側の持ち手を握って両手で運ぶこともできます。
フラットで持ち運び楽々
組み立てたときと逆の手順で、簡単にフラットにすることができます。縁の両側の持ち手を握れば、楽に持ち運ぶことが可能です。
ツルはロック可能
三甲のニューバスケットは良くできていると感心するのですが、もうひとつ、持ち運ぶ際にツルがバタバタ開かないように、付け根のところでロックできる構造になっているんですね。あくまで簡易なものながら、細部までよく作り込まれていると思います。
日常の買い物で大活躍
これまで使っていた普通のレジカゴだと、狭い駐車場で車から下ろすのに難儀したり、ショッピングモールで持ち歩く際に邪魔だったりしました。でも、三甲のニューバスケットはそういうことはありません。これはとても助かります。
一方で、レジの前で組み立てるのに手間取ることもあります。使い終わったら畳む作業が必要になるというのも従来のレジカゴと比較してデメリットと言えるでしょう。行先に応じて使い分けていきたいと思います。
というわけで、三甲のニューバスケットには総じて大満足です。マイカゴを3つ持っていたら、ロピアで大量に買い物をしても、スーパーを3軒ハシゴしても、もう困りません。また、三甲のニューバスケットなら収納スペースが少なくて済むというのもメリットだと思います。
一方で、価格がすごく高いんですよー。一般的なレジカゴが数百円程度で買える中、三甲のニューバスケットは4千円前後もするんですからね。ちょっとしたバッグが買えそうな値段です。
果たしてそこまで投資する価値があるのかどうかと感じるものの、レジ前でちょっと優越感に浸れるのも事実(笑)ご興味がある方は是非一度お試しください。
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