ファイルボックスをファイルだけでなく日用品など様々なモノの収納に使っている方は多いと思います。汎用性が高いうえに、コスパが良く、見た目を揃えやすいというメリットもあります。
一方で、書類をそのままだったりクリアホルダーに入れた状態でファイルボックスに収納すると、意外と必要な書類を探しにくかったりするんですよね。一般的なファイルと違って背表紙がなく、埋もれてしまいがちだからです。
そんなときに便利なのが個別フォルダー。埋もれがちな書類を仕切ったり、見出しをつけるものです。
上写真のコクヨのものは厚紙でできたものですが、セリアではポリプロピレン製のものが販売されています。今回はそれを試した感想を述べたいと思います。
※この記事は2021年5月6日時点の情報に基づいています(2024年4月9日一部更新)
和泉化成・A4個別フォルダーPP製3P
品番 | XV-85A |
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JANコード | 4906137698522 |
外寸(mm)※1 | 255×310mm |
税込価格 | 110円 |
材質 | ポリプロピレン |
製造国 | ベトナム |
※1…見出し部分含む
このたびセリアで購入したのは、和泉化成の「A4個別フォルダーPP製3P」です。ダイソーでは同じく100均の厚紙でできた個別フォルダーが売っていますが、セリアで販売しているのはポリプロピレン製です。紙よりポリプロピレンのほうが丈夫だと思ってこちらを購入した次第です。
カラバリはグレーとクリアの2色
和泉化成の個別フォルダーはグレーとクリアの2色があります。これってやっぱり無印良品のポリプロピレンファイルボックスを意識しているんでしょうか。
ちなみに、以前はホワイトとブラックの2色展開だったようです(JANコード:4906137698515)。
各社のファイルボックスで使える
カラバリの根拠は分かりかねますが、こちらの個別フォルダーは無印良品だけでなく、ダイソー、ニトリ、ナカバヤシ「キャパティ」のファイルボックスでも使うことができます。
ちなみに、先日ご紹介したリヒトラブの「ハンギングフォルダー」もすべてセット可能です。つまり、サイズはほぼ同じということです。
マチは最大20mm
リヒトラブのハンギングフォルダーのマチは8mm+8mm=最大16mmです。一方、和泉化成の個別フォルダーのマチは10mm+10mm=最大20mmとなっています。
書類の探しやすさは甲乙つけがたい
リヒトラブのハンギングフォルダーはハンギングパーツがあるので、書類を探しやすく、必要なフォルダーだけを取り出しやすいような気がします。ただ、個別フォルダーと比較して決定的と言えるほどではなく、そんなに大きな違いはないと個人的には思います。
見た目は良いが根性がない
個人的にはハンギングホルダーはこうやって正面から見ると目にうるさくてあまり好きになれません。また、スチール製デスクのワゴン最下段引出しに収まらなくなってしまうというデメリットもあります。
その点、PP製の個別フォルダーなら見た目スッキリ、ワゴン最下段にも収めやすく、おまけに耐久性も高い。…と思っていたのですが、ポリプロピレンのシートが薄いため、ファイルボックスの中で「J」の字に曲がって見出しが下に沈んでいってしまいます。
もうちょっと根性が欲しいところですね。
というわけで、厚紙よりもポリプロピレンのほうが丈夫だと思ってセリアで個別フォルダーを買ってしまった私は浅はかだったと思います。確かに耐摩耗性や耐水性という点ではポリプロピレンのほうが優れていますけど、厚紙のほうがファイルボックスの中で「J」の字に曲がりにくいですよね。
もっと言えば、100均ではなく発泡ポリプロピレン製のコクヨの個別フォルダーのほうが曲がりにくく、耐摩耗性や耐水性も備えていてパーフェクトだったと思います。やっぱりこういうのはケチらないほうが良いですね。
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