以前に雑誌『MONOQLO(モノクロ)10月号』でエステーの「脱臭炭 ニオイとり紙」というのが”激売れ脱臭剤”として紹介されていまして、気になってamazonのほしい物リストにキープしていました。
いつものごとく、安くなったら買おうとか思ってたんですけど、期待に反してその機会はやって来ず(苦笑)そうかと思えば、先日、息子が社会見学で魚市場に行き、鯛やイカなどを買ってきたんですが、そのときに持って行ったクーラーバッグの臭いがなかなか取れないということで、「脱臭炭 ニオイとり紙」を買うことにしました。
※この記事は2017年10月8日時点の情報に基づいています
エステー「脱臭炭 ニオイとり紙」
こちらがエステーの「脱臭炭 ニオイとり紙」のパッケージです。107mm四方のサイコロ状となっていますので、手近なところに出しっぱなしにしておくには良さそうなサイズです。
逆に言うと、部屋が散らかりかねない危険物と言えますね(苦笑)
様々なニオイの解消に使える
消臭剤というとスプレータイプや置くタイプが一般的ですが、エステーのニオイとり紙はシート状の紙でできているため、ニオイを解消したいモノに合わせて使い方をアレンジすることができるというのが売りです。
ゴミ箱の上に被せたり、逆に底に敷き詰めたり、臭うモノを直接包んだり、くしゃくしゃっと丸めて靴に詰め込んだりすることもできます。
私は今回、クーラーバッグの臭いが気になったので購入したんですけど、クーラーバッグは食品を入れるのでスプレータイプよりもニオイとり紙のほうが衛生面上、適しているかなと考えた次第です。
紙に練り込んだ炭の力で消臭
エステーの「脱臭炭 ニオイとり紙」は、活性炭と強化備長炭のミクロの穴で悪臭を吸着するという仕組みです。それらの炭の成分を紙に練り込むことで、スプレータイプや置くタイプとはまた違った使い方ができるというわけですね。
見た目は灰色のトイレットペーパー
パッケージを開けて中身を取り出すと、ビニール袋に入れられた灰色のトイレットペーパーのようなものが入っています。
これこそがニオイとり紙の本体なのですが、言われなければ本当にただの灰色のトイレットペーパーのようです。
安いトイレットペーパーのような質感
エステーの「脱臭炭 ニオイとり紙」の手触りは、駅のトイレに置いてあるようなトイレットペーパーに近い質感です。ふわっとした感じではなく、シッカリした感じ。
組立家具を買うと、たまにホルムアルデヒド吸着シートなるものが入っていることがありますけど、色合いと言い、手触りと言い、あれに似た感じがしますね。こっちのほうがもっと薄いですけど。
パッケージに入れたまま使える
「脱臭炭 ニオイとり紙」のパッケージは上面を切り抜くとそのままロール紙を収納するのに使えるようになっています。
ロール紙の幅に比べて口が狭いのでちょっとクシャッとなってしまいますけど、やわらかい紙なので問題はありません。
マリンシューズで試してみた
もともとクーラーバッグの臭いを消すために購入したニオイとり紙ですが、商品が届いた頃には臭いが消えてしまっていて、その効果を試す必要がなくなってしまいました(苦笑)
そこで代わりに、先日から息子のマリンシューズが臭いと聞いていたので、それで試すことに。パッケージに記載されている通り、靴の片方に60cm(=ミシン目でカットしたシート4枚分)ずつ丸めて入れて、3日間放置してみました。
効果は…微妙(苦笑)
3日後、ニオイが取れているか確認してみましたが、「ちょっとマシになったのかなー?」という程度で、極めて微妙でした(苦笑)たぶん、消臭スプレーを使ったほうが効果が分かりやすいんじゃないかという感じです。
ただ、アマゾンのレビューを見ると、ニオイとり紙の効果を実感している人はほとんどが「ゴミ箱のニオイに効果的!」と言っているので、あまり靴の消臭には向いていないのかもしれません。靴の消臭にはグランズレメディのほうが適しているように個人的には思いました。
エステーの「脱臭炭 ニオイとり紙」は珍しいシート状ということで、今までになかった使い方ができるのは魅力的だと思います。ただ、スプレータイプや置くタイプが使えないというシーンは限られているので、必要性は低いかなと感じました。我が家では下駄箱の中に収納しましたが、一般的には置き場所に困ってしまいそうです。
また、ニオイとり紙はちょっと高価なので、コストを考えるとスプレータイプなどを優先的に使うことになりそうです。そうすると、ニオイとり紙は使うことがないままに放置してしまいそうですね。
もうちょっと効果が実感できれば良かったのですが、今回はちょっと余計なモノを買ってしまったと後悔しています(苦笑)
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