引越しを機に電気ケトルを買い替えることにしました。
別にどこのメーカーでも良かったのですが、今度もまたティファール(T-fal)にしました。日本のメーカーのものは定格消費電力が1000ワット未満のものが多く、お湯を沸かすのに少し時間が掛かるからです。
しかし、もっともスタンダードな「ジャスティン」ばかりになってしまうのも面白くないので、新しく発売された「アプレシア・プラス」を購入することにしました。
※この記事は2020年6月1日時点の情報に基づいています(2023年9月19日一部更新)
ティファール・アプレシアプラスKO6301JP
「アプレシア・プラスKO6301JP」は2020年3月に発売されたばかりの新商品です。スタンダードな「ジャスティン・プラスKO340175」と比較すると、主に以下のような違いがあります。
アプレシアとジャスティンの違い
アプレシア | ジャスティン | |
---|---|---|
注ぎ口カバー | あり | なし |
容量 | 800ml | 1200ml |
500ml湯沸し時間 | 2分40秒 | 3分06秒 |
税込価格 |
※いずれも2020/06/01現在2023/09/19現在の楽天市場での税込価格
アプレシアプラスはジャスティンプラスよりも丸みのあるデザインになっているほか、機能的にも少し違いがあります。もっとも分かりやすいのは「注ぎ口カバー」の有無。アプレシアは注ぎ口からホコリが侵入するのを防いでくれます。
また、アプレシアはジャスティンの2/3程度の容量で一回りコンパクトです。カップラーメンを2人分作るのはちょっと厳しい容量ですね。
アプレシアとジャスティンはいずれも1250ワットですが、500mlのお湯を沸かすのに必要な時間はアプレシアのほうが短いです(約14%)。アプレシアのほうがコンパクトで注ぎ口カバーもあって熱効率が良いのかもしれません。
以上のような違いがあるわけですが、楽天市場での実売価を見るとアプレシアのほうが高価です。新商品ということもあるでしょうけど、注ぎ口カバー代が高いというよりは戦略的な実売価設定となっているんじゃないかと思います。
電源プレートの突起が長い
デザインが可愛くて買ったアプレシアプラスですが、使い勝手の面ではイマイチなところもありました。電源プレートの突起が長くて、お湯が沸いたときにポットを持ち上げるたびに電源プレートが一緒に持ち上がるのです。
上写真右は10年以上前に買った「ジャスティンBF502022」で、電源プレートのかたちは現行モデルと変わらないみたいです。それと比べると、アプレシアプラスの突起の長さは倍ほどあるように思います。
注ぎ口カバーが邪魔
アプレシアプラスの特徴のひとつは注ぎ口カバーが付いておりホコリの侵入を防ぐことができるということです。基本的にそれは有効だと思うのですが、お湯を注ぐときに完全にカバーが跳ね上がるわけではないので、カバーが邪魔してお湯が飛び散ることがあります。
カバーに付いたホコリがお湯とともにカップに入るような気もしますし、果たしてメリットの方が上回るのかどうか怪しいと感じるところです。
アプレシアプラスはデザインが可愛らしくて個人的には所有する喜びを大いに感じています。一方で、価格が高い割りに機能的にはかなりイマイチ。ポットを持ち上げるたびに電源プレートが付いてきますし、注ぎ口カバーが邪魔してお湯が飛び散りやすいです。
そんなわけで、やっぱりジャスティンプラスのほうがコスパや使い勝手の面で優れていると思います。久しぶりにちょっと失敗したなーと思うところです(苦笑)
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