昨年、浜本工芸の大阪ショールームで学習プリントの収納方法などについてお話しした際に、意外とジッパーファイルの存在をご存じない方が多くて驚きました。
ジッパーファイルは100円ショップで購入することができ、一般家庭で家電の取扱説明書などの書類を収納するのに最適なものです。クライアント宅でもよく使いましたし、ブログなどでも度々ご紹介してきました。もちろん、我が家でも書類収納のメインの方法として活用しています。
にもかかわらず、その素晴らしさが伝わっていなかったというのは私の不徳の致すところ。改めて、ジッパーファイルを使うメリットを紹介したいと思います。
ジッパーファイルを使うメリット
本のように立てて収納できる
我が家ではLDKに面したパントリー(クローゼット)の最上段に家電の取扱説明書などを収納しています。そして、それらはジッパーファイルに収めています。
ジッパーファイルなら本のように立てて収納することが可能です。クリアファイルや2穴ファイルなどでも立てることはできますが、ジッパーファイルは短辺を手前に向けて立てることもできます。
その場合、ファイルボックスの口を上に向けてファイルを収めるのと違って、1冊ずつがコンパクトです。ファイルボックスを出す→ファイルを手に取るという2アクションではなく、1アクションで取り出せるというのもメリットです。
大小お構いなく収納できる
家電の取扱説明書はサイズや厚みがマチマチです。また、小さな部品が付属していることもあります。ジッパーファイルならそれらを全部まとめて収納することができます。
穴あけ不要
ジッパーファイルは書類を挟んでジッパーを閉じるだけ。2穴ファイルのようにパンチで穴を開ける必要がないので、取扱説明書が増えてもすぐに片づけることができます。
必要な書類を探しやすい
ジッパーファイルは綴じなくても取扱説明書をパラパラと見ることができます。また、綴じていないからこそ、必要なものを取り出したり、元に戻すのも簡単です。
落としても壊れにくい
100円ショップにはジッパーファイルの他にもバックル付きのプラスチック製ケースがあります。こちらはジッパーファイルよりも自立しやすい反面、落とすとバックルが外れたり、ヒンジが千切れてしまうことがあります。その点、ジッパーファイルのほうが壊れにくいと言えるでしょう。
百均なので気軽に買い揃えられる
100円ショップで販売されているファイルは文房具店で扱っているものに比べてチープという印象がありますが、ジッパーファイルは文房具店で扱われていることはほとんどありません。ジッパーファイルは100円ショップ専売商品と言っても過言ではないでしょう。
100円だからと言って品質が低いかもしれないという心配も無用。たくさん必要になっても気軽に買い揃えることができます。定番商品なので、いつでも買い足せるのもメリットだと思います。
ちなみに、私があまりに大量にA4サイズのジッパーファイルを買うものだから、A4サイズだけが地元の100円ショップの棚から消えるということが頻発したこともありました(苦笑)
というわけで、家電の取扱説明書などの収納にジッパーファイルを使うメリットはご理解いただけたでしょうか。本棚などに立てて収納しやすく、サイズの違う書類や小さい部品も収納OK、穴を開けたりする手間もなく、必要な書類を探したり取り出すのも容易で、壊れにくいのに100円で買えるというコスパの良さ。本当に使い勝手が良いと思います。
一方で、デメリットがないわけではありません。中身の量が増えるとジッパーを閉じることができませんから、分冊するか、都度中身を整理してやる必要があります。また、取扱説明書をビニール袋に入れたまま収納するとジッパーに挟みやすいので注意が必要です。あと、ラベリングしようと思っても外側からは貼れないことが多く、鏡面印刷したものを内側から貼ってやらなければなりません。そこはちょっと面倒かもしれないですね。
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