ありとあらゆるものが値上がりしている昨今、日頃から節約に努めているお宅は多いと思います。しかしながら、必要なモノは買わなければなりません。安いもので済ますという方法もありますけど、それができないものも多々あります。
たとえば私の場合はシェーバー(髭剃り)の替え刃。もともと3枚刃のひとつ100円程度のものを使っていて、5枚刃に変えたら安くても300円くらいになってしまいました。たいして剃り味が良くなった感じもなく、3枚刃に戻そうと思ったら、既に販売していないのです。
そこで、普通に使っていれば1ヶ月持たせるのが限界の替え刃をもっと長く使うことができないかと考えて、「カミソリ刃クリーナー」なるものを試してみることにしました。
※この記事は2023年11月24日時点の情報に基づいています
SUULLI・カミソリ刃クリーナー
こちらがSUULLIのカミソリ刃クリーナーです。ザ・中華という感じのブランドですが、パッケージはちゃんと日本語になっており、裏面に使い方も書かれています。中国製で株式会社Camellia(神戸市長田区)という会社が企画販売をおこなっているということです。
砥石ではなくゴム
私はてっきり砥石のようなものだと思っていたのですが、プラスチック製の土台にゴムを巻いたものでした。ゴムなのでベロンと剥がすことができます。
普通のシェービングクリームでOK
使い方は簡単です。表面のゴムに普段使っているシェービングクリームを垂らし、髭を剃る方向と真逆に刃を3~4回滑らせるだけです。私は普段、シェービングクリームではなく手作り石けんを使うのですが、それでも問題ありません。
「こんなことで本当に剃り味が改善するの?」と思いますけど、理容師さんがカミソリを革ベルトに滑らせるのと同じ原理だそうです。刃に付着した皮脂をゴムで取り除くことで復活するわけですね。
約1ヶ月→約3ヶ月に長持ち
冒頭でも申し上げた通り、普通に使っていたら1ヶ月くらいで剃り味が悪くなってしまう替刃が、このカミソリ刃クリーナーを1ヶ月おきに使うことで、3ヶ月くらい使えるようになりました。
特に最初に使ったときは驚くほど剃り味が回復しました。新品とまではいかずとも、8割がたは復活したように感じます。その後は6割くらいで、途中で1~2回またクリーナーを使ったら、3ヶ月くらいでもう十分かなという感じで新しいものに交換しました。その調子で合計半年間、替刃を2回使って、ようやく得心した次第です。
なお、商品説明では”替刃5倍長持ち”となっています。私の場合は1ヶ月が3ヶ月で3倍ですが、商品説明では14回が70回(=3ヶ月弱)で5倍という計算です。あながち間違いではないでしょう。
というわけで、カミソリ刃クリーナーを使うことで、年間3,600円(300円×12個)だった替刃のコストを年間1,200円(300円×4個)に圧縮することができました。2,400円のコスト削減です。カミソリ刃クリーナーは約700円ですが、1ヶ月の寿命だった替刃を3ヶ月に延命するだけで、ほぼ元が取れます。
シェーバーの替え刃が高いと感じられておられる方は、是非お試しください。
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