我が家では「スクラビングバブル 流せるトイレブラシ」を使っています。専用ホルダーにセットしておけばスペースを取らないうえ、サッと手に取ることができるので、特に不便を感じることはありません。しかし一方で、替えブラシを洗面化粧台の下にストックしているのが不思議でした。
不思議というのは、トイレ掃除は妻が頑なに私に譲らず、そのため替えブラシの収納方法は妻任せになっていたからです。トイレにも収納庫が付いているのにそこに収納しないのは、どうも替えブラシのパッケージが収納庫に収納したときに収まりが悪いからのようです。
そこで、余計なお世話かと思いましたが、山崎実業の専用ブラシホルダーを試してみることにしました。
山崎実業・ウォール流せるトイレブラシ&替えブラシホルダーtower
今回ご紹介するのは山崎実業の「ウォール流せるトイレブラシ&替えブラシホルダーtower(タワー)石こうボード壁対応」です。ホワイト(1840)のほか、ブラック(1841)もあります。
どうしてこんなに長ったらしい商品名になっているかというと、山崎実業には他にもトイレブラシだけを壁掛けするホルダーや壁掛けではなく床に直接置くタイプもあるからです。また、石こうボード壁だけでなく、木質系壁に木ネジで取り付けることもできることから、こういうネーミングになっているのだと考えられます。
石こうボード壁に取り付け
ともあれ、今回は石こうボード壁に付属のピンで取り付けます。まず壁にフックとなるピース2つを計12本のピンで固定し、そこに本体を引っ掛ける構造です。ただ引っ掛けるだけでなく、カチッとハマるので、ブラシを手に取るときに本体が外れてしまうということはありません。
ホルダーは斜めにオープン
ブラシ本体と替えブラシのホルダーはこんな風に斜めに開きます。とても軽い力で開き、閉じるときも力を必要としません。なお、材質はスチールではなくABS樹脂です。
ホルダーは取り外し可能
ホルダーの汚れが気になるところですが、軽く持ち上げてから手前に引くと、簡単に外すことができます。替えブラシのほうも同様です。
取り付け開始!
さっそく取り付けてみましょう。コンセントがあるので、その上にピース(フック)1つ分だけ上に取り付けることにしました。上写真の位置にピースを取り付ければ、そこが本体の上端とほぼ同じ高さになる計算です。
計測定規に合わせて位置決め
石こうボード用のピンはすんなり刺さらないこともあるのですが、幸い今回はサクッと刺さりました。1つ目を仮止めしたら、もうひとつを取扱説明書の計測定規で合わせて位置決めします。きっちり8.2cm離さないといけないので、簡単ではありません。
しかも、トイレの奥の狭い場所。初夏でも蒸し暑く、汗だくになりながらの真剣勝負です。ピースを2つに分けるのではなく、1つにまとめることはできなかったのでしょうか。
一発でハマった!
「こりゃあ絶対に何回もやり直す羽目になるパターン…」と思っていたのですが、幸い1発でハメることに成功しました!ピース同士の間隔が正確でなければならないうえに、少しでも斜めになったら横の壁に当たってしまいますからねー。
替えブラシは最大14個収納可能
替えブラシは最大14個収納可能となっています。手前に5個×2段、その奥に2個×2段という計算です。替えブラシのジャンボパックが24個入りなので、半分ほど収納可能というわけですね。詰め込めばもう少し入りそうですけど、さすがに窮屈で取り出しにくくなってしまいます。
取り付け完了!
本体にホルダーとブラシ本体をセットして取り付け完了。もともとの純正ホルダーに比べるとかさ張りますが、ブラシの先端が隠せるので清潔感がアップしました。また、床に直置きではないので、掃除もしやすいと思います。
替えブラシにすぐ手が届く
何より、これまで洗面所まで取りに行っていた替えブラシにすぐ手が届くというのが良いですね。やっぱり、使うモノは使う場所に収納するのが理想です。
ブラシが逆向き
一方で、強いて不満を述べるとすれば、普段ブラシを持つ向きと逆なこと。これでは、いちいち持ち替える必要があります。この向きで持つ人もいるかもしれないし、慣れればこの向きでブラシをセットすることも可能かもしれないですけど、使い勝手よりも見た目の収まりを重視した感は否めません。
という感じで、トイレブラシホルダーを取り付けてみたわけですが、良くも悪くも当初のイメージ通りでした。替えブラシを一緒に収納できて便利で、清潔感があって良し。一方で、今回はすんなりと取り付けできたものの、もうちょっと取り付けしやすくできないものかと思います。山崎実業は石こうボード壁用の収納グッズをもう10年以上も販売しているのですからね。
それはさておき、帰宅した妻に披露したところ、「インスタとかでよく見るやつ!」とご機嫌でした。やっぱり替えブラシが一緒に収納できたほうが良かったそうで、喜んで使ってくれています。
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