「まだ使える収納グッズ」を捨ててしまったほうが良い3つの理由

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まだ使える収納グッズ・イメージ

私がお邪魔するクライアント宅でも、部屋を片づけると必ずと言って良いほど「まだ使えそうな収納グッズ」が出てきます。独身時代に購入したものもあれば、キレイな空き缶、引越しで使ったダンボール箱のようなもの、などなど。大小様々、形も様々ですが、基本的にはモノを収めるためのものですから、壊れていない限りは使うことができます。

しかし、こういった「まだ使えそうな収納グッズ」は使いそうで実際のところ再び出番がやってくることはありません。なぜそうなってしまうのか?今回はその理由について説明したいと思います。

※この記事は2016年5月7日時点の情報に基づいています

 

使いにくいから

片づけをすると、以前よりも使いやすくなっているはずです。モノの配置を変えるだけでなく、より使いやすい収納グッズに買い替えることもあるでしょう。そうして片づけることによって押し出された収納グッズは、相対的に使いにくい収納グッズと言うことができます

どんなモノでも、一度使い勝手の良さを実感すると、以前に使っていたモノには戻れなくなってしまいます。もちろんそれは収納グッズでも同じことです。収納グッズも単なる入れ物ではなくて道具のひとつですから、使いにくさを感じたら潔く捨ててしまったほうが良いと言えるでしょう。

 

サイズやデザインが合わないから

間に合わせで使っていた収納グッズはサイズが合っていないことが多く、反対にキチンと片づける際にはピッタリサイズの収納グッズが吟味されるものです。収納は空間を無駄なく使いたいわけですから、逆に言うとサイズの合わない収納グッズは無駄を生む可能性が高くなります

デザインについても同様に現在のインテリアに合ったモノを選ぶと思います。一昔前とは流行や自分自身の嗜好が変わっていることが一般的であるため、以前に使っていた収納グッズはどうしても古臭く感じてしまうのです

サイズやデザインが合わなくても、別の場所や目立たないところで使うことはできます。ですから片づけてすぐに処分する必要はなく、少し様子を見ても良いとは思います。しかし一通り家全体を片づけてその機会が得られなければお役御免と考えるべきでしょう。

 

片づけた後は新しいハコがふさわしいから

家を引越しすると、それが新築であっても中古であっても気分が良いものです。それはモノの引越しである片づけでも同じことが言えると思います。それぞれのモノだって、やはり新しい収納グッズに収められるほうが気持ちが良いはずです。

反対に、使い古しの「使えないことはないけれども使いにくくてサイズやデザインが合っていないような収納グッズ」に収められたモノはどんな気持ちでしょうか。きっとガッカリですよね。もっとも、そんなメルヘンチックなことをイメージしなくても、使い古しの収納グッズに収められるモノは自然とどうでも良いようなモノばかりになってしまいがちです。

片づけをする上で大切なのは、やはり一つ一つのモノに目を掛けて、大切に扱ってあげることだと思います。どうでも良いモノを同じくどうでも良いような収納グッズに収めているうちは、なかなか思うように片づきません。「まだ使える収納グッズ」を思い切って捨てることは、本当の意味でモノを大切にする意識を目覚めさせることになるのではないかと思います。

 

このように見ていくと、「まだ使える収納グッズ」と「まだ着ることができる洋服」はすごく似ていると思います。着る機会が減った洋服は着合わせが難しかったり着心地が良くなかったりします。また、サイズやデザインが合わなくなっても、また着る機会があるかもしれない、ホームウェアとして着るかもしれないなどと考えてしまいがちです。

一方で、やっぱり新しい洋服を着るとハッピーな気分になれますよね。そして相対的に、以前から持っていた洋服は着る機会が減ったり、普段着に回っていきます。

決して、収納グッズも洋服も新しいほうが良いとは言いません。どんなモノでも本当に良いモノやお気に入りのモノは古くなってもその価値を発揮し続けると思います。しかし相対的にその価値の低下を感じたら、それはもう潮時なのかもしれません。

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