昨年1月末でKEYUCA(ケユカ)なんばパークス店が閉店してから1年が過ぎました。どんどん店舗を増やして欲しいと願っているケユカが逆に店舗を減らすのは私にとってショックで、しかも私にとっては比較的行きやすいなんばパークス店がなくなるというのは二重のショックでした。
しかしながら、大阪のミナミという土地柄にはケユカは馴染みにくいということもありましたし、なんばパークスは南海電鉄・難波駅直結とは言え、パークスの南の端まで延々と歩いて7階まで上がるという立地の悪さから、閉店もやむなしだろうと思いました。およそケユカを目指して歩かない限り、ほとんど誰も足を運ばないような場所だったのです。
そんな場所ですから、次に入居するテナントはどんな店だろうかとも思っていました。たぶんどんな店が入ってもダメな場所なんですが、まさかIDC大塚家具が入るだなんて思いもしませんでした。
※この記事は2017年2月14日時点の情報に基づいています
IDC OTSUKA なんばパークスがKEYUCA跡にオープン
KEYUCAなんばパークス店跡に2017年2月22日(水)にオープンすることが決まったのは、IDC大塚家具のポップアップショップ「IDC OTSUKA なんばパークス」です。
大阪には既に南港ショールームやモダンスタイルショップ淀屋橋がありますが、なんばパークスは関西の旗艦店である南港ショールームのサテライトショップという位置づけで、売場面積約1,200平米の小型店として、8月末までの期間限定でオープンするそうです。また、なんばパークスの主な顧客層である20~30代を意識した商品展開となるということです。
東京インテリア家具大阪店オープンを見据えた出店
冒頭でも申し上げました通り、ケユカが店を構えていた場所はハッキリ言って悪いです。だからこそテナント料が比較的安く、ケユカも店を構えていたんだと思いますが、ケユカの閉店から1年も空きテナントとなっていたというのは、なんばパークス側にとっても痛手だったことでしょう。
一方、IDC大塚家具も馬鹿ではありませんから、普通ならそんな場所には出店しません。おそらくはもともと安いテナント料をディスカウントしてもらい、さらに期間限定でならということでOKしたのではないかと思います。想定以上の売上があれば、延長するのもやぶさかではないという考えもあるかもしれません。
IDC OTSUKA なんばパークスがオープンする2月22日の翌日23日には、東京インテリア家具大阪店のオープンが控えています。当然、それを見据えての2月22日オープンであることは間違いなく、「こっちにも注目してー!」というアピールの一環なのでしょう。
ぶっちゃけ、なんばパークスの運営会社がテナント料の更なるディスカウントをしない限り、IDC OTSUKA なんばパークスは8月末までの期間限定ショップで終わるのではないかと思いますが、個人的にはまあ、なんとか頑張って欲しいところです。意外と若者が見ても面白い店に仕上がるのかもしれませんし、少しばかり注目したいと思います。
それにしても、2月23日の東京インテリア大阪店のオープンが待ち遠しいですね~。
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